読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第557回は「箪笥」の読み方です!
今日のお題【箪笥】
昔は、嫁入り道具の必需品でした。
■ヒント
「箪笥」の意味は、
「衣類・道具などを納める引き出しや戸などがある木製で箱型の家具。集英社『国語辞典』[第3版]より)」
■使い方はこう!
「実家を掃除していると、父の箪笥貯金がたんまり出てきた」
「箪笥の角に足の指をぶつけて痛みに悶絶する」
正解は……
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■正解は……
正解は……「たんす」でした!
江戸時代では、高級品としてごく一部の富裕層しか持てない家具だったんだそう。
一般庶民は、行李(こうり)や長持(ながもち)に衣服など持ち物をしまっていました。
■ちなみに、これは読める?
正解は……「たんす」でした!
中国では、天びん棒につるして運ぶ荷物を「担子」と呼んでおり、日本では茶道具や武器を運ぶ箱として同じ漢字で使われました。
そこから派生して「箪笥」になったと言われています。
取材・文/高橋夏果