読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第551回は「脛」の読み方です!
今日のお題【脛】
ここをぶつけると、とっても痛いです。
■ヒント
「脛」の意味は・・・・・・
「足の、ひざから足首までの部分。はぎ。(集英社『国語辞典』[第3版]より)」
■使い方はこう!
「親の脛をかじって悠々自適に暮らす」
「脛を擦りむいたけれど、年のせいか治りが悪い」
正解は……
↓↓↓
■正解は……
正解は……「すね」でした!
「はぎ」と呼んでもOK。すねもはぎも同じ意味です。
また「すね」は「臑」とも書きます。
■「脛」を使った慣用句、意味は知っている?
「脛に傷(すねにきず)」は、隠している悪事や後ろ暗い過去があるという意味。
「臑に疵持つ(すねにきずもつ)」とも使います。
「親の脛をかじる(おやのすねをかじる)」は、自活しないで、親などの世話になること。
下のように、他にも「脛」を使った慣用句があります。
あなたはいくつ知っていましたか?
臑が流れる……踏みこたえる力が無いこと
脛から火を取る……火をつける道具もないほど貧しいこと
臑脛(すねはぎ)の延びた奴……背ばかり高く役に立たない者のこと
取材・文/高橋夏果