読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第564回は「衂・衄」の読み方です!
今日のお題【衂・衄】
「衂」も「衄」も同じ意味・読みです。
熱を出した時、転んだ時・・・これになる人のシチュエーションはさまざま!
■ヒント
「衂・衄」の意味は・・・・・・
「鼻の穴から出る血。(集英社『国語辞典』[第3版]より)」
もう、お分かりですね?
■使い方はこう!
「電信柱にぶつかって、衂が出てしまった」
「あまりにアイドルがカッコよくて、気づいたら衄が垂れていた」
正解は……
↓↓↓
■正解は……
正解は……「はなぢ」でした!
「衂血(じくけつ)」ともいいます。
平安時代の辞書『倭名類聚鈔』では「衂」ではなぢと読ませています。
もちろん今は、一般的には「鼻血」の漢字でOK!
ネットでは“不確定レベルの日本語”と表現しているものもありました。
でもなんとなく、血+刃、血+丑と分解してみると、鼻血の雰囲気がありますよね。
取材・文/高橋夏果