読めそうで読めないあの漢字、読めているはずだけど自信がないこの漢字。目についた今が、復習のチャンス!大人のための今更漢字力検定、第565回は「内奥」の読み方です!
![内奥の読み方](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/0b/0b240ac5-7977-469a-aede-9f499331466d-2771x2771.jpg)
今日のお題【内奥】
そのまま読めばいいのでは?と思っているアナタ、
もしかしたら間違っているかも!
■ヒント
「内奥」の意味は・・・・・・
「内部の奥深いところ。(集英社『国語辞典』[第3版]より)」
意味は漢字そのままです。
■使い方はこう!
「母の涙に、心の内奥をのぞいてしまった気がした」
「内奥的動機を感じる質問に戸惑いを隠せなかった」
正解は……
↓↓↓
■正解は……
![内奥の読み方](https://img-baila.hpplus.jp/common/large/image/ea/eaa28f4d-5c4e-49a0-ad3d-3293d2377e98-2771x2771.jpg)
正解は……「ないおう」でした!
「ないおく」と読み間違える人が多いので注意!
「奥」の訓読みは「おく」、音読みは「おう」なので、
音読みの「内(ない)」に続けるなら音読みの「奥(おう)」になります。
■気になる「心の奥底」との違い
「心の内奥」と使われることが多いのですが、気になるのが「心の奥底」との違い。両者ともに“心の深いところ”が意味ではありますが、奥底の度合いが違うと言われています。
「内奥」は、深いところだけでなくその先も狭く、外に漏らさず秘めた想いのように奥底よりさらにガードの硬い印象があるようです。
取材・文/高橋夏果