趣味に向き合ったり、好きなものが新たに見つかったり。休み方の変化で人生が豊かになった女性たちの体験談をリポート。スーパーバイラーズの臼居実優さんはヨガのおかげで一人時間の大切さに気づき、心に余裕が生まれたそう。
ヨガを学んでオンオフの切り替え上手に。心に余裕ができました――スーパーバイラーズ臼居実優さん(役員秘書))
気をつかうのに一人は嫌。オンモードが続いた結果、心体ともに疲れきっていました
昔から八方美人というか、他人に合わせちゃう性格で。休日は相手任せで過ごしていた私に、自分のために休むことの大切さを教えてくれたのがヨガでした。デスクワークでなまった体を改善するためにホットヨガへ通ううち、より本格的に学びたくなって訪れた現在のスタジオが、運命を感じるほどハマったんです。週末のメインイベントとしてレッスンの時間をベースに予定を組むようになったら、前日は早く帰り、はまらない誘いは断るようになり、その結果でできた一人の時間が衝撃的に快適で……!
週末は寂しさから必ず人と過ごしていたのですが、気心が知れた相手にも気をつかってしまう私は、まったく休めていなかったと気づきました。きちんと休むと仕事もはかどり、オンオフのメリハリをつける効果を実感。“時間を決めると時間ができる”というヨガ哲学を実践することで、現在はフルタイムの仕事とNPO法人のボランティア、週4回のヨガレッスンをこなしながら食事会や一人の時間も維持しています。
休むことによるいい変化は伝えきれぬほどありますが、いちばんは心に余裕が生まれたこと。完璧じゃない自分を受け入れたら人にも優しくなり、生きやすくなりました。朝晩10分の瞑想をするだけで頭と心がすっきり整い、寝起きがよくなるのでおすすめです!
筋肉がついて代謝が上昇。体のラインがきれいになった!と褒められます♪
撮影/nae. 取材・原文/中西彩乃 ※BAILA2022年3月号掲載