「生理の貧困」と向き合い、2021年に期間限定で実施した「生理用品各種2%引き」も話題を呼んだファミリーマートが、さらなるサステナブルな取り組みを実施。思いやりの循環が生まれることを願い立ち上げたというプロジェクトの中身とは?
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ファミリーマート東京家政大学店に、2022年3月4日(金)から約3か月間登場するのが、生理用品を無料で利用できるクラウドシェルフ「つながるナプキンBOX」。
クラウドシェルフとは、アイテムを自由に寄付、利用できる助け合いの仕組みのこと。使う際は、店内トイレに設置してある「つながるナプキンBOX」から無料で利用することが可能。
寄付ボックス「つながるナプキンPOST」クラウドシェルフ「つながるナプキンBOX」。ファミリーマート東京家政大学店に期間限定で設置される。
寄付する場合は、未使用の生理用品を店内トイレに設置された「つながるナプキンPOST」に入れるだけでOK。寄付された生理用品はスタッフが検品し、クラウドシェルフに補充されるという。大手コンビニエンスストアとしては初となるこの試みは、限定店舗での試験設置終了後、最適な運営方法の検証を重ね、今後の展開を検討していくそう。
また、今年も「生理用品各種2%引き」を実施。5月30日(月)までの期間限定で、沖縄県をのぞく全国のファミリーマートで「センターイン」や「ロリエ」ブランド商品などの生理用品各種が、通常価格(税込価格)より2%引きで販売される。
ファミリーマートの取り組みを通じて、私たちも改めて「生理の貧困」について考えてみたい。
文/鈴木智美