【私と仕事と生理】apart by lowrys・e/rm プレス島村優子さんの「生理の日のマイルール」

各界で活躍する女性に、生理とのつきあい方を聞く連載企画。第2回は、人気ブランドプレスの島村優子さんを取材。生理中のこだわりアイテム＆行動を教えてくもらった。

「ローリーズファーム」や「ニコアンド」などのブランドを展開する企業、アダストリアでプレスを担当する島村さん。SNSを使った商品PRを主に、スタイリストへの商品貸し出し作業、カタログやビジュアル、ウェブコンテンツの企画＆撮影立ち会いなどを行う。

「毎日SNSをくまなくチェックしているのですが、生理や生理用品に関する情報が日に日に増えていますね。その影響か、職場でもより身近な話題になりました。フェムテックの企画案も上がっていて、男性がいる会議でも生理のリアルな悩みや体験談が飛び交っています」

自身は30代までノーストレスだったものの、40代に突入してホルモンバランスが変化。生理後も不調が長引くようになったそう。

「昔と比べてて出血量が減った代わりに、生理後にPMSに似た症状が現れるようになったんですよ。体がむくんで、気分はどんより……長いときは5日間ほど続くから、けっこうなストレス。花粉が多い季節と重なると肌荒れもひどくて、SNS用の写真は加工アプリの恩恵にあずかっています（笑）。ただ、プレスは就労時間がフレキシブルかつ、自宅でできる作業もあるので、助かっていますね。販売員時代に同じ症状を感じていたら、しんどかっただろうなぁ」

ブランドのSNSなどに自ら出演する島村さんは、おしゃれな着こなしやライフスタイルにも定評が。生理中のこだわりは？

「やっぱり暗い色のパンツが安心。そのぶんトップスは明るい色や華やかなデザインを選び、バランスを整えています。風水的に黒い下着は体を冷やすと聞いて生理中は避けているけど、正直、効果のほどは不明（笑）。去年からハマっているのがタンチュメール（ハーブ抽出液）。『エルボリステリア』の『for woman』は女性に特化した調合で、私は眠る前に飲むと熟睡できるんです！　また、12年ほど続けている趣味のポールダンスも、気分が上がるルーティンのひとつ。激しい動きをイメージされる方が多いのですが、自分のペースで無理なく楽しめます。生理中も問題なく、体のコリがほぐれてリフレッシュ効果絶大。私のように運動嫌いな方にこそおすすめです」

1. 夜に予定を入れない
2. 攻めのスキンケアはお休み
3. 日中でも腹巻きをする

撮影／nae.　取材・原文／中西彩乃　 ※BAILA2022年2月号掲載