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好きな人ができたので宣言通り、ジーコ、ここから動きます!【30代ジーコの、本気で婚活!ブログVol.31】

婚活を始めて1年以上。ようっっやく進捗がありました。といっても「好きな人ができる」という結婚にはまだまだ遠いね〜という場所に来ただけですが。でも、婚活を1年続けて、様々な人に会いまくり(ここでは書いていなかった出会いもたくさんあったよ)、それでも「いいな」が「好き!」に変わる人がまったくいなかったことを考えると、かなりの動き!あ、ちなみに前回記事の「声が聞きたいLINE」につきましては「そんなことある!?」と言われました。いったいどう思ったんだろう。どうかちょっとでも意識してくれてないだろうか。一応電話したし。

本気で婚活!ブログVol.29-1

Volodymyr Goinyk /shutterstock

目標のタイムリミット「オリンピック」まではまだ1年近くあるとはいえ、思春期のごとく「どうしよう…勇気がなくて何も出来ないよぉ…」なんて言ってる場合ではない。半年の片思いの末に「無理です」なんて言われたら、残り半年で好きな人を探して結婚なんて無理。まぁ私は自分に甘いので、そのときはたぶんタイムリミットをずらしていくとは思うけど。でも、今からそんな気持ちでやってちゃダメだ! さっさと話を進めよう! じゃあ何? やれることって、何? と考えた結果こうなりました。

<ここからやるべきこと>

①脳内で盛り上がっているだけかもしれないので、念のため会って本当に好きかを確認する。

②友達ではないということを遠回しに伝える。

③相手にも好きになってもらう。

④お付き合いする。

⑤「この人とずっと一緒にいたい…!」と思ってもらう。

⑥両家に結婚のごあいさつ。

この流れ!この流れだよね?てことは①②だな、すぐできることは!ということで、まず遊びに行くことから始めようと「またデートしよ♡」と彼にLINEしました。こちら②の布石です。思いつく手段がびっくりするほど思春期かつ戦略不足なのですが、「デート」という言葉とハートの絵文字を使えばちょっと意識してくれるんじゃないかな……と。ドキドキしながら返事を待つ。完全に心が中学生となっており、何度も「センター問い合わせ」をしているあの頃の気持ちを思い出しました。っていうか「デートしよ♡」はやりすぎだったか!?ぶりっこだよねあきらかに…! 加減を間違えた…! そして彼からの返信は「またデートしてください🍣」。寿司…! 寿司の絵文字…! 何ゆえ…! 伝わってないんじゃないかこれ…!

まぁいいや、遊ぶのが先決だ。ここからじわじわと恋愛対象として意識させてやる…覚悟しておくがよい…。四天王だか魔王だかみたいな感情を抑えつつ「ガチで遊びたいから空いてる日教えて♡」と再び可愛らしさを意識して返信。「ゲームやりたいです!」とお返事をいただき、気になってる人とのゲームにはトラウマがあるんだけどな…と、うぐうぐしていたところ、「水族館にも行きたいです!」と追撃が。よっしゃそれ!それです!次の土曜日なら空いているとのことだったので、その日に決定。いいぞ、いい感じに巻いていけてる。

そして、婚活ノート(詳しくはリンク先参照)を開く。①を実行するための復習。今まで出会った人に「この人やっぱりちょっと違うかも?」と思ってしまったきっかけを探す。ふむふむ、結構あるな。一部を抜粋すると→「婚活で出会った女性の愚痴が多い」「インドへ自分探しに行った話をしてくれたが、1時間経っても空港にすらたどり着かなかった。端折っていいところいっぱいあったよ。もう少し端的にお願い」「僕は女子に気を使えますアピールがすごい。逆に付き合ったら気を使わないタイプかも?」「ポジティブで元気なのがいいねと言われたので、終始元気にしゃべってないとダメな気がして少し疲れる」などなど。私はこういうことで「やっぱやめとこ」となっちゃうのね。「どうやら無職」「語彙があまりにも…。”稚拙”は方言じゃないです…ドヤ顔で指摘しないで…」「突然貯金額を言われた。こわい」「歩いているときに道端の人をディスった上に言葉に面白さすらなかった。せめてもっと工夫してほしい。てかディスらないでお願い」「老後は海外で過ごしたいらしい。私は日本で暮らしたい」あたりは、彼にはなさそうだからあんま気にしなくていっか。

本気で婚活!ブログVol.29-2

Naresuan261/shutterstock  

そして当日。何〜こんなに頻繁に会ってくれるなんて向こうも気になってるんじゃないの〜?とかちょっと気持ちが緩んでいたせいか、また遅刻しました…。今回は電車の乗り継ぎミス。わりと遠くの水族館に行ったため、乗り換えが複雑だったんです…ごめんなさい…JRから私鉄への乗り換えが苦手…。とりあえず駅からごめんなさい連呼の電話をかけ、申し訳なさのあまりタクシーで向かったら、なぜかよくわからない場所に降ろされるなどして、なんだかんだ30分以上遅れ、何なら迎えに来てもらった。なんてぽんこつなんだ。いいところ見せたいのにこれじゃダメじゃん…。

「僕、遅刻とかあんまり気にならないタイプなので、大丈夫ですよ〜」とニコニコで迎えに来てくれた。本当にごめんなさい。本当にそういう性格なのか、彼の後輩力なのか、皆目見当がつきませんが、優しくてありがとうございます。デートで挽回しよ!

と思って気を取り直して遊んだら、まぁ楽しかった。彼は魚がすごく好きなので、「これはサラサハゼです」「こっちはテングハギです」とか、説明の板を見ずに解説してくれた。ようわからんけどめっちゃときめく…。何その謎の知識量…。しかもそこにいない生き物、なんなら昆虫の話にも飛び「オケラはすごいんですよ!」とか自慢してくる。しかもオケラは本当にすごかった…。飛べるし土を掘れるし水面を泳げる…。あとパワーもある…。オケラは、すごい…。

それを聞きながら、私の婚活序盤の好みのタイプであり、紆余曲折ありながらも結局今も大切にしている「面白い人」ってこういう人のことだなと思いました。そういえば結婚を考えたかった元カレを好きになった理由は「面白い!こんな人見たことない!私には絶対できない!好き!」と思ったことだったけど、それはカジノで200万賭けたという大変恐ろしいエピソードに対して。今も魚や虫についてしゃべっている彼に「面白い!こんな人見たことない!私には絶対できない!好き!」と思っている。こんな平和な「面白い」があるんですね。結婚向きの「面白い」に初めて惹かれたかもしれない…。なにしろ、オケラすごいし…。

こうやって書くと自分の好きなことをなりふり構わず話してしまう、よくない男子に聞こえるかもしれないけれど、基本的には私が反応したものに対して楽しく解説をつけてくれる感じでした。端折れるとこなんか1個もない。面白ポイントのみ教えてくれる。あと、ショーのタイミングとかはちゃんと調べてくれて、「それだけはおさえて後は適当に回りましょう」という予定の立て方も私にマッチしていた。そうやってくれているにも関わらず、僕は気を使えますアピールがないどころか「僕、デートあんまり慣れてないんで、何か粗相があったらすみません」みたいなテンション。いや、粗相があったのは遅刻した私だよ。私が二連続遅刻への申し訳無さでどんよりしているのも「大丈夫ですよ!」って言ってくれたし、ずっと元気でポジティブじゃなくても平気。完璧やないか。

そして最後に私がどうしても乗りたかったため、水族館に併設されているジェットコースターへ。そのジェットコースターに乗るときに事件は起きました。係の人から「ポケットのものをすべて出してください」と言われたとき、彼のポッケから松ぼっくり出てきた。何。29歳だよね君。そんなことある?

本気で婚活!ブログVol.29-3

Brandon Bourdages/shutterstock

話を聞いてみると、私が遅刻して待たせていた30分のあいだ、きれいな松ぼっくりを探して待っていたらしい。あれか。遅刻したことにあんまり怒っていなかったのは、きれいな松ぼっくりが見つかったからか? ちなみに私も無類の松ぼっくり好きで、先日実家にこっそり隠していた松ぼっくりコレクションを親に見つけられ、「これは何?」と詰められました。ちなみにコレクションはまだ増え続けています…。30歳を越えても、まだ松ぼっくり大好きです…。

そしてこのとき、確信を得ました。私の考える最強の好みのタイプ「一緒に道に迷って楽しい人」だ、この人。間違いなく。もともと友達だったので、そうだろうなとは予想していたけど、ここで確信。「一緒に道に迷って楽しい人」というのはつまり、ハプニングに強い人。ハプニングを楽しめる人。私の遅刻というハプニングなのは申し訳ないけれども、多分楽しく待ってくれていたのだろうなと思い、「ありがとうございます!!入籍してください!!!」という気持ちになった。図らずも試したみたいになっちゃった。ごめん。

すっかり体力を使い果たしたので、夜ごはんは食べずに解散。とにかくめちゃくちゃ楽しかったし、気を使わなくてよかった。居心地が良かった。やっぱり私は男友達からの恋愛(できれば結婚)が向いてるのかもしれない。昔の男友達をさらって、「もう好きになれそうな人が残っていない!」と思っていたけれど、結局婚活(のつもりで参加したもの)で「恋愛対象外」だとジャッジして男友達フォルダに追加した人を好きになった。ずっと「進捗がまったくない…」「男友達が増えてしまった…」「婚活を続ける意味はあるのだろうか…」と思っていたけど、まじで意味あった!!!

「好きな人と結婚する」って、好きな人を作らなくてはダメで。そしてさらに、「恋愛→結婚に変わっても楽しそうか」も見なければダメで。婚活で出会った人を、1か月やそこらで観察するのってめちゃくちゃ大変。疲れずに好きな人を探すには、やっぱり「もとから知っている男友達」が有力だったんだな、私には。と改めて思いました。

●今回のまとめ●
・婚活で出会って男友達を増やすことには意味がある!
・自分の好みのタイプだけではなく「男性に何で萎えるか」を整理しておくとよい!

次は「③好きになってもらう」を頑張ろうと画策中です!いろいろやってみます!(ライター・ジーコ)

ライター・ジーコ 32

  • 趣味は?サッカー観戦、マンガ、読書、ゲーム、お酒を飲む、YouTube
  • 好みのタイプは?一緒に道に迷って楽しい人
  • ジーコの外見は?犬系アイドル顔(担当編集談)
  • いつまでに結婚したい? 東京オリンピックまで。夫婦で開会式を見ます。できればサッカーを見ます
  • なんで婚活してるの?最後に彼氏がいたのは2018年6月。1年つきあうもうまくいかず婚活開始
  • twitterあるけど何ツイートしていいかわからん!⇒https://twitter.com/zicoboost
ライタージーコの本気で婚活!

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