スーパーバイラーズと一緒に考える「SDGs」。日々のなにげない行動を見直すことが明るい未来にきっとつながる! 今すぐできることから一緒にトライしてみませんか? 今回は量り売りやフードロス対策など、地球の未来につながるアクションを、スーパーバイラーズ森田みやびさんがナビゲート。
【SDGsの目標】つくる責任つかう責任
無責任に資源を膨大に使う、生産・消費スタイルでは地球がもたない!
《量り売り》にチャレンジ
必要なものを、必要なときに、必要なぶんだけ。そんなミニマルな生活の一歩に試してみたいのが量り売り。野菜や味噌、お菓子といった食料品のほか、洗剤などを量り売りしているお店も増えている!
【森田さん's eye】ecostoreでは持参の容器で購入可
環境に優しい上にコスパがよく、気軽に購入できる「エコストア」。コスメキッチンやナチュラルローソンなど複数店舗にリフィルステーションを設置中。ホームページでチェックを!
《ビッグボトル》で買うという選択肢を
容器の無駄なごみを減らすためにも、詰め替えできるものは大容量のものを購入。自分で使いやすいボトルに入れ替えるだけで、資源の過剰消費や環境汚染の抑止にも貢献できる!
【森田さん's eye】ヘアケアは「ダヴィネス」のビッグボトルを購入。一本で約半年もちます!
《フードロス》をなくす
世界の貧困地域で飢餓が発生している一方で、先進国では食べられる食品が大量に廃棄されているのが現状。まずは“必要なぶんだけ食べ物を買う”“食材を使い切り、食べ切る”を徹底したい!
ロス寸前の食品をお得にテイクアウト
「TABETE」は飲食店や販売店で余ってしまった食品を“食べ手”につなぐことでフードロスを削減する、エコでお得な日本初のフードシェアリングサービス。https://tabete.me/
【私たちも実践中!】
フリーランスPR 前川はるなさん
外食の外食の機会が減った今、より重宝しています。お店の味をお得に楽しめるのも嬉しい!
日本全国のパン屋さんからロス前のパンをお取り寄せ
パン専門のお取り寄せサイト「rebake」では、ロスになってしまいそうなパンの販売も実施。各地のパン屋から取り寄せられるのも嬉しい。
https://rebake.me/
【私たちも実践中!】
金融関係 井上あずささん
お店を選ぶのが楽しいし、届くワクワク感もたまらない! 何度もリピートして頼んでいます
ジュエリーデザイナー 泉マリコさん
スーパーで買い物するとき、すぐに食べるものは賞味期限の早いものから買うようにしています
使うブランド・アイテムの《生産背景・ストーリー》を知る
どんな企業理念をもち、SDGsにつながるどんな活動を行っているか。そうした企業やブランドの背景を知った上で購入すると、商品そのものへの愛着がさらにわくはず。
自分の買い物がアフリカの支援になる「CLOUDY」
アフリカで手作りされたポーチやかごバッグなど、デザインや布にアフリカンテイストを取り入れたブランド。売り上げの一部がNPO Dooooooooを通してアフリカへの支援に。ポーチ¥2500/クラウディ
原材料にこだわるサステナブルスニーカーブランド「ヴェジャ」
デザインだけでなくその理念にも支持が熱いスニーカーブランド。天然ゴム、オーガニックコットン、リサイクルペットボトルだけで作られたテクニカルファブリックを使用。¥18000/シードコーポレーション(ヴェジャ)
【私たちも実践中!】
IT関係 阿部晴菜さん
コスメやスキンケアアイテムを買う際、動物実験を行わないブランドかどうか調べています
フリーランスPR 鈴木園子さん
「トレーサビリティがしっかりしているかどうか」が化粧品や洋服を選ぶひとつの指針になりました
IT関係 畑瀬 愛さん
ミラ オーウェンで「サステナブル」タグがついているスカートを購入しました
森田みやびさん(29歳・専門商社勤務)
ストイックにならず、気分よく!
「子どもが生まれてから、おむつや食べ物の容器などプラスチック製品を大量に消費し、大量のごみを出していた自分……。地球を汚す原因をつくっていたかもという罪悪感がSDGsを意識するきっかけに。まずは“なんとなく使う”をやめてデザイン性のあるエコグッズを取り入れるところからスタート。ストイックになりすぎず、楽しんで続けることも大切ですよね」
撮影/イマキイレカオリ ヘア&メイク/サイオチアキ〈Lila〉 取材・原文/堀 朋子 構成/田畑紫陽子〈BAILA〉 BAILAは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています ※BAILA2021年3月号掲載
【BAILA 3月号はこちらから!】