着心地も環境にも優しい。私史上最高の「カップ付き」と出会った話【30代に幸せをくれるものvol.73】

BAILA編集部員の最近のお気に入りをリレー式で綴る「エディターズピック」vol.73。
最近出会った、最高の”カップ付き”を心から推したい！

ご紹介するのは、

名前も着心地もまさにごきげんな

ナイスナイスモーメントのカップ付きウェア。

ナイスナイスモーメントのつくる服は、すべてが

洗えて、
ピリング耐性が高く（毛玉にならない）、
サスティナブル。

心から納得して、着ることを楽しめる服なんです。

ブラの暑さや締め付けから解き放ってくれる「カップ付きキャミ」をはじめとしたインナーは、この時季もちろんお役立ち。
ですが、今回ご紹介するのは、インナーではなく、ウェア。
服です。しかもニット。
ニットにカップがついてるって、どういうこと？！

タンクトップは

体に沿ってよく伸びよく戻る「ハイパーストレッチ」の、やや厚みのあるリブニット。
これ、素材が優秀でして、
ポリエステルはペットボトルからのリサイクル繊維。
コットンは残反（何かを作った残りの布）からとられた繊維をそれぞれ使用。
そこに、木材パルプを原料とするビスコースを加えた
サステナブルな糸をしっかりと編んだニット生地。

生産背景を知ることでさらにファンになったわけですが、
そもそもの着心地がとてもいいんです！
ライトグレーでも、透けが全く気にならないし
厚手の素材が体をしっかり包んでくれるから、

1枚で着ても安心感アリ。

キャミワンピースは木材パルプを原料としたアセテート混。
森林保護の観点から管理されたマツやユーカリから調達された素材を採用しているそう。
こちらも、目が詰まったリブニットがしっかり体にフィット。

シャリっとした着用感がこの季節にうれしい！

タンクトップやキャミワンピというリラックスしたアイテムながら
表地がニットだから、カットソーよりもよそゆき顔。

リラックスウェアとしてだけでなく、気負わない外出着としても。

……肝心の「カップ付き」の話がまだでしたね。

「ナイスナイスモーメント」を立ち上げたのは、
インナーウェアの生産に歴史と知見のある、神奈川県のメーカー「MIC（エムアイシー）」。
自社開発の技術力や高い品質を詰め込んだのが、このブランドなんだそう。

ニットウェアの内側は、こうなってます。

通気性のいい不織布を採用したカップを
これまた通気性のいいネット状のインナー生地でドッキング。
カップ付きキャミにありがちな、胸周りの生地が2重以上になってしまって結果暑い！という現象とは無縁です。

2枚目の写真で
ネット状のインナー生地が、カップを取り囲みながら背中までぐるっとつながっているのが見えますでしょうか？
初めて見たときは「着づらくないのかな？」と半信半疑でしたが
これこそ、快適な着心地を叶える最大の理由！

胸下のゴムの代わりに、フィット感の高いパワーネット生地全体でバストをホールド。
インナー生地とカップが縫い合わせてあるのでカップの位置がフィット。
着用するときにバストとカップ、ネットを整えておけば
体にフィットし続けてくれて、ずれにくいのがスゴイ！

ナイスナイスモーメントのもう1つの特徴は、シーズンレスにつながりのある商品構成。

１つ１つのアイテム自体が季節を問わずに着られるうえ、
同素材でタンクトップからニットパンツ、ワンピースまでさまざまな商品を展開。
そのそれぞれが”今シーズン限り”ではなく定番として持続し、
次のシーズンではそこに新しい定番アイテムが追加されるという仕組み。

1つのお気に入りに、別のアイテムをセットアップ風に組み合わせていけるのが今っぽくてラクで楽しい。

そんな「ナイスナイスモーメント」は先日、ネクストシーズン、2021秋の新作を発表したばかり。
期待しかなかった展示会。
ほしいアイテム、見つけました‼