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【久慈暁子さん】「この人しかいない。彼と結婚したい」出会いから新婚生活、会社員時代の秘話、これからの働き方まで本音で語る!

今年の春、フジテレビを退社し、フリーアナウンサーとして新たな門出を迎えた久慈暁子さん。5月に発表されたプロバスケットボールプレイヤーの渡邊雄太さんとのご結婚に驚いた方も多いのでは? そんな彼女が@BAILAに初登場。渡邊さんとの出会いや結婚後の生活と心境の変化、会社員時代の秘話から仕事に対する情熱まで、今の想いを赤裸々に語っていただきました。

初めての出会いから約2年。オリンピック後の再会をきっかけにおつきあいがスタート

久慈暁子さん 渡邊雄太さん 出会いから結婚

「テレビ番組で婚約発表はしましたが、こうして改めてお話させていただくのは今回が初めてなんです。今はまだあまり実感がなくて。正直照れくさい気持ちのほうが大きいです。

彼との出会いは、2019年7月末に行われたワールドカップの取材。そのときはインタビュアーとしてお話をした程度でした。東京オリンピックで彼は代表選手でしたが、私は取材で駆け回り、期間中は徹底的な隔離もあって一切会うことはなかったんです。

オリンピックが終わって落ち着いたころ、共通の知り合いを介して再会し、徐々に彼への印象が変化していきました。」

時間さえあれば家でずっと映画やドラマを観ています…私、要はすごく地味なんです(笑)

久慈暁子さん 渡邊雄太さん 結婚の決意

「彼に出会った当初はただただ、“こんなに背が高い人っているんだ!”と驚いていたのですが、話すたびに、彼の真面目さや、与えてくれる安心感に信頼を抱くように。

彼はアスリートだから、バスケをするか寝るか、という感じで、夜遊びなんてもってのほか。本当にストイックに試合や自分の体のことを考えて暮らしていて、そういう真面目な姿に触れるたびに、自分の本質とリンクする部分を感じました。

私は大学時代にモデルをやっていたからか、華やかなタイプと思われることも多くて、入社時も“見た目とのギャップが凄いね”なんて言われていました。でも実際は、時間さえあれば家でずっと映画やドラマを見ているような性格。要はすごく地味なんです(笑)。

朝の番組を担当していたので、遅刻したくない、仕事で失敗したくない、という意識が強く、遊びに行く時間なんて作っちゃいけないと思っていました。

彼は、そういう仕事モードの私、 “アナウンサーの久慈暁子”としてでなく、本当の私を見つめようとしてくれた。それがすごく嬉しかったんです。そうしてオリンピック後に、おつきあいすることになりました」

“彼と結婚したい”。会えなくても穏やかな気持ちで過ごすことが増えた

久慈暁子さん 渡邊雄太さん プロポーズ

「オリンピック後、彼が拠点のカナダに戻ってからは遠距離恋愛に。コロナ禍ということもあり、8か月くらい会えなかったときは辛かったです。時差の関係で、連絡を取り合う時間をやりくりするのも一苦労。


それでも彼はいつも、どんなに離れていても、私の健康を気遣ってくれるんです。“ごはんはちゃんと食べた?”とか、まるでお父さんみたいに。いつも穏やかなところも尊敬していて、彼との時間を共有することで、私自身も穏やかな気持ちで過ごすことが増えました。


結婚することになったときは、私も、“この人しかいない。彼と結婚したい”と思っていたから、嬉しかったです。両親も喜んでくれて、さらに幸せな気持ちになったけれど、少し緊張する気持ちもありました。初めてのことなので、嬉しさの反面、今はまだ、すべて手探りという感じです」

自分のためだけに頑張り続けるのは難しいけれど、誰かのためになら頑張れる

久慈暁子さん 渡邊雄太さん 新婚生活

「改めて、結婚して良かったことは、心の安定を保てること。今まで不安になることや悩むことがよくあったけれど、いつも優しく包み込んでくれる人がそばにいる安心感は絶大でした。

最初のうちは、自分に起きたささいなことを、いちいち聞いてもらうのは迷惑かも…と思っていたのですが、一度すごくへこんだときに“いつでもなんでも話してほしい”と言ってくれて。そこから気持ちが軽くなりました。

彼は、人として尊敬できる人です。まったく英語がしゃべれないのに、バスケの世界で活躍することを夢見て単身で渡米して大学に入学。そして、ちゃんと夢を掴んでいるところ。考え方も生き方も自分にないものをたくさん持っているけれど、決して押し付けることなく、いつも私の気持ちを聞いてくれます。


彼には“女性は家庭を守るもの”といった考えがありません。シーズン中は、基本的に彼の食事は専属シェフが作るのですが、シェフがいない日も食事は作らなくていいと…。“今まで一人で生活することも多かったから、それくらい自分でできるよ”って。


でも私も何かできればと、L.Aでは3食作っていました。彼ひとりで4人分食べるのですが(笑)、レシピを研究して楽しい新婚生活を送っています。体も大きいので見知らぬ土地を一緒に歩いていても安心ですし、語学の面でも頼りにしています。

彼の仕事柄、試合や遠征先など、日本も含めて世界中を転々とする日々。最初は不安もありましたが、そういう生活にももう慣れてきました。どんなことにもわりと適応できるタイプなんです(笑)。


私のスポーツ歴は水泳を10年やっていたくらいですが、彼のアスリートとしてのストイックさや気合、すべてのことを理解して寄り添えたらと思っています。いつも疲れて帰ってくるので、家ではストレスを感じないように思い切り休んでほしい。私にとって、家事を頑張ることも生きがいになっています。


会社員時代も思っていましたが、私は、自分のためだけに頑張り続けるのは難しいけれど、誰かのためになら、頑張れるんです」

誰にも相談せずに退社を決意。かけがえのないフジテレビ時代と、これからの働き方

久慈暁子さん フジテレビアナウンサー時代

「会社員時代は、まるで学校に通っているかのような楽しい日々でした。フジテレビのアナウンサーってすごく仲良しで、プライベートでみんなでドライブしに行ったり、先輩のご自宅にお邪魔したり、一生おつきあいできる仲間に出会えたことが宝です。


社会人としての意識や振る舞いも学ばせていただき、大人として成長できたのもフジテレビ時代があったから。どんなに朝早い地方ロケも、連日ハードな仕事が続いていても、“喜んで行かせていただきます!”という感じで飛び回っていたのが懐かしいです。こんな私を起用してくださることがいつも嬉しかったし、ありがたかったです。

学生時代はモデルの仕事をつづけながらアナウンサーになるための学校を二つ掛け持ちして、ようやくフジテレビに入社することができたので、辞めるという決断には相当な勇気が必要でした。ほとんど誰にも相談せずに悩み、新たな一歩を踏み出すことを決意しました。今後は、彼との生活を第一に置きつつ、私にいただける様々なお仕事にチャレンジしていくのが目標です。

 @BAILAを読んでいらっしゃるみなさんは、私と同じ働く女性が多いと伺っています。いろいろな働き方があると思いますが、私は、仕事とプライベート、どちらも大事にしたいと思っています。2本の柱があれば、もしどちらかが崩れそうになっても、もう一方が支えになってくれるはず。未来はわからないけれど、私も働けるうちは一生懸命働きたいです。私にとっては、そのほうが毎日にハリが出るし、自分の生きている意味や生きがいになる気がするんです」

撮影/酒井貴生(aozora) ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/佐藤佳菜子   ビジュアルディレクション/東原妙子 インタビュー・文/通山奈津子 構成/BAILA編集部

【久慈さん衣装】

(写真1・2枚目)シャツ¥28600(ソブ)・パンツ¥75900(ダブルスタンダードクロージング)/フィルム 靴¥79200/アマン(ペリーコ) イヤリング¥16500・リング¥9900/ソワリー(ビューティ&ユース×ソワリー)

(写真3~5枚目) トップス¥25300/ユナイテッドアローズ 新宿店(イロット) スカート¥46200/フィータ 靴¥83400/ファーフェッチ カスタマーサービス(ネオアス) イヤカフ/スタイリスト私物

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