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【 #横浜流星 さん& #竹内涼真 さん対談】“大人の青春”を生きる二人〈前編〉

メガバンクを舞台に大人の青春ドラマを描いた、池井戸潤原作の映画『アキラとあきら』。スクリーンの中だけでなく役者として現場で絆を深めたという主演の横浜流星さん&竹内涼真さん。仕事に、人生、情熱を注ぎながら生きるということとは? お互いの中に同じ"熱さ"を感じ取った二人が語る。

役者「涼真と流星」

役者「涼真と流星」

涼真 僕たちの初対面はまだ駆け出しの役者だった頃。僕が「仮面ライダードライブ」、流星君が「烈車戦隊トッキュウジャー」、同時期にヒーロー作品を撮っていて。  

流星 東映の撮影所で何度か顔を合わせて挨拶していたんですよね。  

涼真 それは、メイク室だったり、ロケに出発するバス待ちの時間だったり。「スタート地点が同じ」、そんな感覚があるからこそ、その後の活躍も気になったし。もちろん「一緒に演じたらどうなるんだろう」そんな興味もありましたしね。 

――そんな二人が初共演を果たしているのが、映画『アキラとあきら』だ。  

流星 自分は仲よくなったら饒舌に話すんですけど、そこまでの扉がめちゃくちゃ重いんです。でも、竹内君はその扉をすぐにバーンと開けてしまった(笑)。  

涼真 現場でのコミュニケーションを大事にしている僕が、共演者の方によくするのが質問。信頼関係を築くためにも相手を知るのは大事なこと。会話を交わせば距離も自然と縮みますからね。  

――この日、取材の空き時間も二人で仲よく話し込む姿が。今作をきっかけに二人の距離もグンと縮んだ。  

涼真 現場ではいろんな話をしたよね。嬉しかったのが、僕たちの間にいくつもの共通点を感じることができたこと。  

流星 僕は極真空手、竹内君はサッカー、スポーツを“本気”でやってきたこともそうだし。スポーツを通して培われた心の強さや熱みたいなものがお互いの中に確実にあって……。  

涼真 まあ、あとは雑誌に書けないようなことばかり話していましたが(笑)。男同士が仲よくなるのって、本音をさらけ出し、裸になったときなんですよ。  

映画『アキラとあきら』

――父親の経営する町工場が倒産。幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛(竹内)。大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみにあらがい続ける階堂彬(横浜)。生まれも育ちも異なる二人が日本最大のメガバンクで、ときにぶつかり反発し合いながら、力を合わせ大きな壁を乗り越えていく……。銀行が舞台にはなっているけれど「僕たちはこの映画を“大人の青春物語”だと思っているんです」と二人は口をそろえる。

涼真 きっと、働くバイラ読者の皆さんにも何か熱いものを感じてもらえるんじゃないかな。仕事っていいことばかりじゃなくて。ストレスを感じたり、人間関係に悩むこともあると思います。でも、今作もそうですけど、職場に悪者っていないんですよね。  

流星 瑛と彬の目線で見ると、まるで敵のように見える人もいるけど。それぞれが自分の正義のもとに動いているだけで。  

涼真 その異なる正義がぶつかると摩擦が起こるというか。でも、そこで衝突を避けて信念を曲げてしまうのは違う。それを大事に持ち続けると同じ志を持つ仲間は自然と集まってくる。その仲間は壁を乗り越えるとき必ず力になってくれる。仕事で大切なのは人と純度なんだと思う。今作はあらためてそれを僕に教えてくれた気がします。

【 #横浜流星 さん& #竹内涼真 さん対談】“大人の青春”を生きる二人〈前編〉_2

映画『アキラとあきら』
原作/池井戸潤 『アキラとあきら』(集英社文庫) 
監督/三木孝浩 脚本/池田奈津子 出演/竹内涼真、横浜流星、髙橋海人(King & Prince)、上白石萌歌
生まれ育った環境も異なればお互いの信念も違う。対照的な“宿命”を背負った二人の男が力を合わせたとき運命の歯車が回り始める……。池井戸潤の人気小説を映画化。スクリーンに熱い大人の青春ドラマを描き出す‼ 8月26日(金)より全国東宝系にて公開中。
©️2022『アキラとあきら』製作委員会

横浜流星

横浜流星


よこはま りゅうせい●1996年9月16日生まれ。2011年俳優デビュー。ドラマ「初めて恋をした日に読む話」が大きな話題に。今年はドラマ「DCU」「新聞記者」、映画『噓喰い』『流浪の月』に出演。10月には主演映画『線は、僕を描く』が、来年は主演映画『ヴィレッジ』の公開を控えている。

竹内涼真

竹内涼真


たけうち りょうま●1993年4月26日生まれ。東京ヴェルディユースに所属していた過去も。「仮面ライダードライブ」で主演を務め、ドラマ「過保護のカホコ」や「テセウスの船」「君と世界が終わる日に」「ひよっこ」「太陽は動かない」など話題作に次々と出演。今年はドラマ「六本木クラス」での好演が話題に。

(竹内さん)スーツ¥495000・Tシャツ¥57200/ジョルジオ アルマーニ ジャパン(ジョルジオ アルマーニ)
(横浜さん)シャツ¥82500/ヨウジヤマモト プレスルーム(ヨウジヤマモト)

撮影/YUJI TAKEUCHI〈BALLPARK〉 ヘア&メイク/吉村 健(竹内さん)、永瀬多壱〈Vanites〉(横浜さん) スタイリスト/徳永貴士(竹内さん)、伊藤省吾〈sitor〉(横浜さん) 取材・原文/石井美輪 ※BAILA2022年10月号掲載

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