大人の学び直し“リカレント教育”をもじって、松村沙友理さんの大人への一歩を記録する連載「松村沙友理の大人学」。ある日「実はワンピースを断捨離したんです」と沙友理さん。20代半ばから買い集めていたお気に入りの数着を手放して新たなワンピースと出会う旅が始まりました。
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DÉPAREILLÉ
「これを着てみたいと思った最大の理由はスタイルアップ。大きい襟が肩幅をカバーして、ストンとした形ですらっと見せる。いかにもじゃないのに効果的。」
ホームケア可能なシルク混素材。ワンピース￥46200／デパリエ ニュウマン新宿店（デパリエ） イヤカフ￥95700／プライマル ブレスレット￥33000／エイチ ビューティ＆ユース（プリーク） 靴￥52800／ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店（ネブローニ）
Waltz
「ジャケットっぽくなった上半身とマーメイドスカート風の揺れる裾。「なりたい像」と好きなものが合わさっていて、こんな服が似合う人になっていきたい。」
AKIRANAKAとスタニングルアーが協業する新ブランドの一枚。ワンピース￥82500／スタニングルアー 新宿店（ワルツ） ネックレス￥8250／ユナイテッドアローズ 有楽町店（ユナイテッドアローズ） 靴￥29700／オデット エ オディール 新宿店（オデット エ オディール）
COEL
「憧れのヨンアさんのブランド。長袖のボレロを脱いで、ノースリーブワンピだけで着てもシンプルできれいで着回せる！可愛い以上のデザインに感動。」
アレンジ自在なツーピースで花柄を満喫。ワンピース（共布ボレロ、ベルトつき）￥30800／コエル イヤカフ￥4950／ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店（ビューティ＆ユース） ブレスレット￥25300／リューク 靴￥52800／デュプレックス（カルチェグラム）
FUMIE TANAKA
「黒のレースが部分的に透けてキュー、キュキュキュッて体がきれいに見える形。素材も色もシルエットもまさに好きが詰まった一着。」
柄や光沢感の異なる、4種類のレースやジャカード生地を組み合わせ、リボンをあしらった特別感のあるデザイン。ワンピース￥74800／ドール（フミエタナカ） イヤカフ￥66000／プライマル 靴￥60500／プルミエ アロンディスモン（ペリーコ）
仕事で外に出る日も遊びに行くときも、ごはんに行くときもたいていワンピース。
「今日はどのワンピースで行こう？」って行き先や会う人を考えて一枚を選んだり新しいワンピースがあるときは「この日におろそう♪」って決めたり。
6月にスタートした自分のブランドでも最初のアイテムはやっぱりワンピース。
「こだわり」も「着てきた経験値」もワンピース以上に出せる服はなかったから。
今回の断捨離にも「脱ワンピ」みたいな深い理由はなくて、ある日クローゼットを眺めていたら、お気に入りちゃんたちがかなりくたびれていることに気づいたんです。
4～5年前に買って、毎年着続けたもの。当時から大好きなブランドで買ったもの。どれもお気に入りだからこそ着すぎた。だから新しく出会うタイミングかなって。
自分らしいと思う好きなものは変わらない。
たとえば黒とかダークカラーで、甘いレース。以前は「レースで検索」みたいな、固定的な好みの入り口から最短経路で探してた。
だけど、ブランドを始めるにあたって世の中の人の服の好みや、お店に並ぶもの。そういうことにも興味が出てきた。
明確な探しものや目的がないままにお店をぶらぶら見ることが前は苦手だったけど、最近は“街ブラ”もしてみるようになった。そうしながら「好き」の深め方や選択肢を少しずつ広げていけそうな今年の秋です。
＂通勤用＂に買ったのは、パンツのセットアップ
「ドラマ撮影期間は朝も早いし私服を楽しむ時間がなく、なんでもいいか～ってなりがち。そんな日々に“人生がラフになりすぎない服”が必要だなと思って、プチプラな韓国通販でパンツのセットアップを2種買いました」。
地上波初主演ドラマ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」（テレビ朝日系）は10月8日スタートです！
撮影／東 京祐 ヘア＆メイク／岡田知子〈TRON〉 スタイリスト／山﨑静香 ※BAILA2022年11月号掲載
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