飴色の玉ねぎもホワイトソースも必要なし! 目からウロコの“ラフなグラタン”レシピを料理家のワタナベマキさんが伝授。今回は、ぷりぷりの帆立にセロリの食感と香りがハモる「帆立とセロリのハーブグラン」のレシピをご紹介します。
【帆立とセロリのハーブグラタン】魚介の淡泊さを、ミルキーソースが包む込む
魚介に小麦粉をまぶして炒めれば、とろっと感が生まれてホワイトソースのように。帆立の代わりにカキやタラで作ってもおいしい。
ぷりぷりの帆立にセロリの食感と香りがハモる
●材料(2人分)
帆立の貝柱……8個
セロリ……1/2本
セロリの葉……2枚
タイム……2本
にんにく……1かけ
薄力粉……大さじ2
白ワイン……50㎖
生クリーム……100㎖
塩……小さじ1/3
エメンタールチーズ(ピザ用チーズ)……30g
オリーブ油……小さじ2
●作り方
①セロリはすじを取って薄切りに、セロリの葉は粗みじん切りにする。
②フライパンに、薄切りにしたにんにくとオリーブ油を入れ、中火にかける。香りがたったら①とタイムを入れ、透き通るまでかるく炒める。
③帆立に薄力粉をまぶして②に加え、表面が白くなるまで焼く。白ワインを加え、ふたをしてひと煮立ちさせ、生クリームと塩を加え、とろみがつくまで煮る。
④③を耐熱皿に入れてチーズをのせ、200℃に温めたオーブンで10〜12分焼く。
和食や洋食、エスニックまで、ジャンルの垣根を越え、手ぎわよく、心身ともに大満足の絶品料理を提案。インスタグラムは@maki_watanabe
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撮影/嶌原佑矢 スタイリスト/曲田有子 調理/ワタナベマキ 取材・原文/広沢幸乃 構成/渡辺敦子 ※BAILA2022年11月号掲載