「肋骨が開いている人はその周りの筋肉が硬くなり、うまく使えていません。ガチガチに固まった筋肉をほぐし、正しい位置に戻してから強くする。いい姿勢を保ち、肋骨の開きを戻すにはこの順番がとても大切」と村木さん。
指の腹を肋骨と肋骨の間に当てる。指を横方向に動かして肋骨の間をほぐす。位置をずらして同様に3~4列ほぐし、反対側も同様に。
体の両側から肋骨を挟むように両手を当てる。軽く力を入れて上方向にさする。その後、前方向にさする。肋骨を中心に寄せるようなイメージで。
両手の親指を肋骨の下端に当て、残りの指を背中側に回して肋骨全体を下げるように押さえる。口からゆっくり息を吐く。
横向きに寝て、脚の間に枕などを挟む。上側の手を前にのばし、固く丸めたバスタオルの上に、反対の手を肋骨に引っかけるように置く。そして、バスタオルをコロコロと転がすようにのせた腕をひじをのばし肩から前後に動かす。肋骨に置いた手を、少しずつずらしながら行う。反対側も同様に。
本誌でも詳しく肋骨リセットの方法を解説していますので、ぜひチェックしてみてください!
撮影/フルフォード海