眉毛が濃いがゆえに上手にメイクができない・・・というお悩みをヘア&メイク長井かおりさんがズバリと解決。眉を切るときは、コームを使わずにはみ出た毛のみカットするのが正解って知ってましたか? なんとなく定着していた眉メイクをこの機会に見直してみよう。
Q.眉が濃くなりすぎる
A.
[1] 眉頭・眉山からいきなり描かない
[2]一回手もとで粉を落とす
[3]左右交互にちょっとずつ描く
それでもだめならメイクの最後に眉メイク
「すべてのメイク後、最後に眉メイクをするとバランスがとりやすいですよ」
Q.じゃあ“なかったらいいな”はどうしたら?
A.コンシーラーでカバーする手も
スクリューブラシにコンシーラーを少量からめ、いらなさそうな毛にすっすっと塗っていく
毛の存在感が消える。「この毛いらない?」と思ったら、まずコンシーラーで消して本当に不要か確認してみて
3色を混ぜ合わせて、自分の肌の色に調整。カネボウ コンシーラーコンパクト ¥6000/カネボウインターナショナルDiv.
Q.眉毛、切るのもなしですか?
A.ザクザク切りは絶対NG!
「眉のコームをあてて、ざく切りするのはギャルっぽくなるし、不自然なのでNG! 眉メイク後に、眉 のフレームからピンとはみ出ている毛があったら、その長い部分だけカットするのが正解」
フォルムからはみ出た毛の部分のみカット
コームをあてて、カットするとギャル感満載
Q.眉毛はやっぱり抜いちゃダメ?
A.基本精神は「一本たりともムダにしない」。でも、眉を描いたあと、絶対いらない毛ならOK!
「眉の周囲2㎜範囲内は、抜いちゃダメ。この産毛部分を抜くと、眉だけが顔から孤立したイメージに」
「抜くか抜かないかは、眉を描いたあとに判断を。また、離れ小島でぽつんと遠くに生えている毛は抜いてもOK」
Q.地毛が剛毛すぎて存在感を減らしたい
A.それならアイブロウマスカラ
「黒々した毛や剛毛っぷりが気になるという人は、眉マスカラを出動させて。毛がトーンアップして、印象が薄れます。ただし、ダマづきしないように注意して」
眉毛一本一本にしっかりからんで、ダマづきしにくい。毛が柔らかい印象に見える、明るめブラウン。(左)フーミー マルチマスカラ happie ¥1500/Clue(右)デジャヴュ アイブロウカラー ウォームブラウン ¥880/イミュ
撮影/押尾健太郎(人)、久々江満(物) ヘア&メイク/長井かおり スタイリスト/内堀悠香(人) モデル/宮本茉由 イラスト/紫芝幸代 取材・原文/中島 彩 構成/菅井麻衣子〈BAILA〉 ※BAILA2019年12月号掲載