今の時代、美容医療に頼る手もあるけれど、なりたい肌を育てるには、やっぱりデイリーケアが重要。だから今、大人こそ信じるべきはコスメの力。最先端の科学と長年の研究を結集し、進化し続けているから、信じて使えば使うほど「効く」を実感、肌も心までも上向きに。まずは、“勝ち”を体現する美のプロ二人の熱いトークからスタート!
医師
友利 新先生
以前は“虫歯にならないための歯磨きと同じ”と思っていたコスメで、肌が変わるのを30代で体感し開眼。テクノロジー熟知のコスメ通に。
美容家
石井美保さん
肌コンプレックスがあった20代からコスメの力を信じてケア、誰もがうらやむ美肌に。その経験をベースに美容家としてコスメの力を発信。
コスメの力を信じる二人が、バイラ世代に伝えたいこと
石井 コスメの力を信じていないバイラ世代もまだ多いですよね。
友利 そう。とてももったいない。
石井 多額の研究費と歳月、研究員の人生を懸けて開発されたコスメには、絶対的な価値と意味があると思うんです。それを知ると本当に信じて使わない手はないなと。
友利 ここ10年、スキンケアテクノロジーは、加速度的にビューンって進化しているじゃないですか。
石井 そうそう。医療レベルの研究をベースにしたものも多い。
友利 実は、美肌になるには一発逆転はあまりなく、美容医療でもコスメによって日々整えられているベースがあるのとないのでは仕上がりが断然違う。ナチュラルな美肌が目指せるのは、スキンケアで育てた土台があってこそなんですよね。
石井 私のサロンでも肌に合ったコスメを選んで正しく使うことで、スキンケアだけで肌がみるみる変わっていく人がどれほど多いことか。
友利 自分に合ったコスメを選んで、信じて使うことが大事ですね。
石井 私自身もそうして肌を変えてきたから、皆さんも、ぜひ。
【石井さんと友利先生に質問】コスメの力を信じますか?
YES NO
コスメの力を信じたのは?
「18年前」
美容医療の目線から見ても、コスメの力は偉大です!(友利 新先生)
「25年前」
コスメでどこまで行けるか挑戦したいと思う(石井美保さん)
信じる指針は?
配合成分or配合方法or抽出法
「とかく成分にだけ目が行きがちですが、実は、それを効かせるための抽出法や配合バランス、適材適所に届ける浸透技術などが重要で、そうした最先端のテクノロジーを編み出す研究がベースにあるからこそ、私たちはコスメの力を信じているんです」(石井さん)
その信頼はどこから?
開発者たちの情熱と努力、想いと研究成果の結晶。使えば肌が気づく
「長い時間と労力、そこに携わる人たちの情熱と努力。それらがあってこそひとつのコスメが完成される。使えばその価値と意味に肌が必ず気づくはず」(石井さん)、「薬学部で長年薬剤研究をしている人が、あえて化粧品の道に進むことも最近は増えています。自分の技術で人を喜ばせたい情熱のレベルはコスメも医療ももはや変わらないのでは」(友利先生)
コスメの力を信じるときれいになれる理由とは?
医療級に進化しているから
「最近は美容医療並みの効果が期待できるものが多いですね。シミはレーザーで……と言っていたら、美白がどんどん進化していったし、シワやたるみはさすがに美容医療、と思っていたらシワ改善やたるみ対応のコスメも続々。医療レベルの研究がベースの今の時代、信じない手はありません」(友利先生)
それほど進化しているなら何を使っても変わらない?
YES NO
「テクノロジーの違いによってその感触も効果もまったく変わります。やはり脈々と続く研究力に裏打ちされているかが大きな違いに」(友利先生)、「テクノロジーのすごさは大前提にあるけれど、やっぱり触った瞬間の感覚やなじませたときの感触なども大事。自分が好きな感触や香りのほうが、効き感も満足度も断然違います」(石井さん)
選び方の正解は?
ベストコスメ
「自分の好みに合った感触や香りのものを、美容にかけられる予算に合わせて選ぶのがおすすめ。迷ったらロングセラーを選ぶという手も」(友利先生)、「ベスコス受賞製品は、コスメのすべての情報を平等に知る美容のプロの票が集中したもの。力がある証拠です」(石井さん)
(石井さん)トップス・スカート・イヤカフ/スタイリスト私物 (友利先生)ブラウス¥14300/ジェマアトリエ スカート¥47300/デザインワークス 銀座店(デザインワークス) ピアス¥15400・リング¥16500/ジュエッテ
撮影/天日恵美子 ヘア/間 隆行〈Lila〉(石井さん) ヘア&メイク/鈴木京子(友利さん) スタイリスト/青木宏予(石井さん)、槇佳菜絵(友利さん) 取材・原文/山崎敦子 企画・構成/中島 彩 ※BAILA2023年12月号掲載