毎日なにげなく行いがちなクレンジング&洗顔。落としすぎも過保護すぎるのもよくないというけれど、“ちょうどいい”落とし方とは一体!? “ちょうどよくない”かも?な診断チェックも。
洗うことで肌が変わる今どきの“落とすケア”

美容ジャーナリスト
小田ユイコさん
実体験に裏打ちされた美容と健康の豊富な知識で、数多くのメディアで執筆や講演を行う。編集部からの信頼も厚いジャーナリスト。
洗顔料やクレンジングが、天井知らずで進化していると語る小田さん。
「メイクなどの汚れを落とすだけでなく、+αの機能を備えたアイテムが続々と登場しています。保湿や毛穴ケア、ブライトニング効果など、洗った直後から肌の調子をグッと引き上げてくれるものばかり。落とすケアが“与えるケア”のファーストステップへと昇華してきているような感覚です。たとえば私は乾燥肌で、以前はオイルクレンジングが苦手だったのですが、その印象を覆すような優秀なアイテムにこの数年でたくさん出合いました。アイテムの幅が広がっているからこそ、選び方に迷う人もいますよね。その軸になるのがメイクや肌のコンディションに合わせて必要なアイテムを使い分けること。そしてアイテム選びはもちろんですが、実は“洗い方”もとても大切。丁寧に正しく洗うことで、肌への効果って本当に変わりますよ」
“ちょうどいい”ってこういうこと!
《POINT1》適量の剤、適温の水で摩擦なく洗う
《POINT2》メイクの濃さと肌状態に合わせたアイテムを選ぶ
その洗い方、“ちょうどよくない”かも?今すぐCheck!
A
□冷たい水、または温かい湯で洗っている
□洗い上がりは肌がつっぱるくらいスッキリ洗いたい
□顔をふくタオルは2~3日で取り替える
□洗顔料やクレンジング剤の規定量を確かめたことがない
B
□お気に入りの一本をずっとリピート中
□メイクによってクレンジングを変えることはない
□どんな肌状態の日でも同じアイテムをチョイス
□肌荒れしたときは与えるケアだけ見直す
Aが多い人は【洗い方】を見直し!

間違った使用量や洗い方の手つきは、肌に負担をかけるだけでなくニキビや肌荒れの原因になることも。正しい落とし方で、美肌への一歩を踏み出して。
Bが多い人は【アイテム選び】を見直し!

メイクの濃さや肌のコンディションは日によって変わるもの。美容液を目的に合わせて使い分けるように、落とすアイテムも“その日の肌”に必要なものを選んで。
イラスト/オガワナホ 取材・原文/天野宏香 ※BAILA2025年7月号掲載

























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