みなさんこんにちは、スーパーバイラーズの土井です。
先日、母の日のプレゼントを兼ねて、母と妹と三人で (私の) 念願だったオペラ鑑賞に行ってきました!
みなさんはオペラ鑑賞をしたことはありますか?
新宿駅からすぐ近くの京王新線「初台駅」にある新国立劇場には立派なオペラパレスがあり、オペラやバレエが期間ごとに演目を変えて公演されています。
今回は私の週末オペラ鑑賞プランが大満足だったので、ご紹介させてください。
1) オペラ鑑賞の前には京王プラザホテルで贅沢ランチ
オペラは午後からだったので、女 3 人でランチをすることに。
オペラの気分を盛り上げるためにも素敵なところでランチしたい!ということで選んだのは新宿駅と初台駅の中間あたりに位置する京王プラザホテル。
日本初の超高層ホテルとして 1971 年に誕生し、新宿の都市開発を 50 年以上見守ってきた存在感あるホテルです。
ホテル内には複数のレストランがあるのですが、今回は中国料理「南園」を予約しました。
週末は混みあうので予約が安心!
南園は本館 2 階にあります。
ゆったり楽しめるコース料理が大好きなので、今回もランチコース (5,600 円) を予約しました。
コースとは別料金でしたが、こちらのクラフトソーダがとても美味しかった....!
土佐ベルガモットソーダ、甘いかと思ったら甘さはほとんどなく、お食事にピッタリのさわやかな飲み物でした。
お席もひろびろ~なソファ席で贅沢な気分満載!!
コースは量が多くて後半になるにつれ辛くなることも多々あるのですが、お料理一つ一つが程よい量で、もう少し食べたい...! という所で次のお料理に進むところが個人的に良かったです。
お肉が苦手で食べられないのですが (好き嫌いすみません...)、お肉メニューはお野菜や海鮮に変更してくださいました。
面倒くさい要望にも快く対応していただき感謝しかありません。
お料理の最後にはポットいっぱいの中国茶をいただけるのですが、中国茶が大好きなので大満足でした。
2) 新国立劇場オペラパレスでオペラ「椿姫」を鑑賞
もうずっと憧れてきたオペラ。贅沢なランチで気持ちが完全に高まりきったところでオペラパレスに向かいました。
母・妹ともに舞台鑑賞が好きでバレエやオーケストラ・ミュージカルなどいろいろ見てきましたが、オペラは初鑑賞!
本当に素晴らしくて開幕直後から涙が止まらなかったです。
初めて鑑賞する方のために、レビューできればと思います。
新国立劇場は外観もモダンで素敵なんです。
隣接しているオペラシティはカフェやショップ・アートギャラリーが入っていてそちらも楽しいので、オペラ鑑賞前の時間つぶしにも最適です。
ただ、オペラシティにもコンサートホールがありオペラパレスと間違えて入ってしまう人も多いようなので要注意。
かくいう私も、最初にオペラシティの方に行ってしまって開演時間ギリギリになり焦りました。笑
新国立劇場までの行き方は公式 HP がとても分かりやすかったので行く方は是非ご参照ください。
いよいよオペラ鑑賞へ....!私が鑑賞した 3 階席は舞台が一望できて見やすく、とても良かったです。
オペラパレスは 4 階席まであって、席によってお値段がかなり変わりますが、演目によっていろいろな席で鑑賞するのも楽しそうです。
また、出演者の歌っている様子や舞台の隅々までよく見たい!という方はオペラグラスが必須だと思いますが、新国立劇場ではオペラグラスの貸し出し (800 円~) があるので持参しなくても大丈夫。
座席はあまり広くはないので、大きな荷物はあらかじめクロークに預けるか、小さな荷物でも気になる人はロッカー (100 円, 返却式) があるのでご利用をおすすめします。
私が鑑賞したのはヴェルディ作曲の椿姫で、中村恵理さんが椿姫のヴィオレッタ役でした (本当に素敵でした!!!!)。
説明が不要なくらい有名かと思いますが、椿姫は病を患う高級娼婦と貴族の青年の哀しい純愛物語で、詳しくない人も「乾杯の歌」は聞いたことがあると思います。
東京フィルハーモニー交響楽団の生オーケストラだけでも贅沢なところ、生オペラは言葉にできないくらい贅沢で素晴らしい体験でした。
極致に達する歌声は公演が終わった後も頭の中に響きつづけていて、もうすでにまたあの音を全身で体感したい気持ちでいっぱいです。
※新国立劇場の HP から画像をお借りしています
オペラはイタリア語なので、お話をあまり知らなかったり、歌の意味が分かるかな?と不安になる方には朗報です。
オペラパレスでは写真のようにリアルタイムで日本語と英語の字幕がつくようになっています。
私は舞台を見ながら字幕まで見る余裕はあるのか不安でしたが、視界に入りやすい位置に字幕が出るので意外と余裕がありました。
逆に、字幕が出るのは舞台を邪魔しないか...という心配もありますがそれも全く心配無用でした。
舞台演出も緻密に計算されていて、場面ごとに登場人物の心境を表すような仕掛けがなされていたり、遠くからでも情景が伝わるような設計になっていて素晴らしかったです。
オペラ鑑賞が気になった方は下記のガイドもぜひ参照してみてください。
演目によって小さいお子さんと楽しめるものもたくさんありますので、家族で鑑賞するのも良いと思います◎
3) まずはオペラを題材にした映画鑑賞で気持ちを高めるのも◎
オペラを題材にした映画はたくさんありますよね。
その中でも、実在するオペラ歌手にフォーカスした映画をご紹介したいと思います。
この映画を見た人は、生オペラが見たくなることでしょう。
※画像は Amazon Prime Video からお借りしました
紹介する 2 作品はともに、常識や偏見にとらわれず努力し続ける勇気をもらえる作品です。
見終わった後に自分も頑張ろうと思える内容なので、オペラに興味がない人も勇気づけられたいときや元気を出したいときにおすすめです。
1 作品目は「ワン チャンス」
イギリス出身のオペラ歌手 ポール・ポッツさんの半生を描いた作品です。
冴えないケータイ電話販売員から、多くの挫折を経て夢だったオペラ歌手になるまでの物語。
人気オーディション番組のブリテンズ・ゴッド・タレントに出演したことで一躍有名になったので、どこかで映像を見たことがある人も多いかもしれません。
2 作品目は「アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール」
アンドレア・ボチェッリさんはイタリア出身のテノール歌手です。
小児期に全盲となる困難に見舞われながらも才能を見出され、オペラ歌手となるまでの物語が描かれています。
ボチェッリのために作られた「コン・テ・パルティロ」という曲は、後にタイトルと歌詞の一部を英語に改めて「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」としてサラ・ブライトマンとデュエットしたバージョンとなり、こちらの曲を知る人は日本でも多くいると思います。
彼の半生を知ってからこの曲を聴くと、なお感動すること必至です。
どちらも Amazon Prime Video で見ることが出来るので、気になった方は是非見てみてください◎
ここまで読んでくださってありがとうございます!
インスタグラムにも情報を載せていますのでよかったら見てみてください☻