「お気に入りの器が割れてしまった…」
そんな悲しみを、喜びに変えてくれるのが“金継ぎ”という日本の伝統技法。
今回、南青山で開催されている金継ぎ体験に参加してきました。
使えなくなった器を自分の手で美しく生まれ変わらせる時間は、マインドフルネスで心地よい時間でした♪
持ち込んだのは、葉っぱの形のお皿

今回修復したのは、陶器市でひとめぼれして購入した葉っぱの形のお皿。
割れてしまい、なんとなくしまい込んだままになっていたもの。
でも、どうしても手放せなくて…。
この金継ぎ体験が、そのお皿にもう一度命を吹き込むきっかけになりました。
会場は、東京・南青山のうつわギャラリー「うつわ 御結 HANARE」

たくさんのお皿が並ぶ素敵なギャラリー

まずは座学。先生が丁寧に教えてくださいます♪

ワクワクな母
体験会の会場は、全国から集めた和食器を展示する南青山の骨董通り沿いのお店。
普段は静かな器の専門店ですが、この日は隠れ家ギャラリーの工房を貸し切りで、特別な金継ぎ体験が行われました。
教えてくださったのは、日本金継ぎ協会公認の金継ぎ師の先生。
まずは座学で、金継ぎの歴史や技法、さまざまな器の素材についても教えていただき、とても勉強になりました。
「器」って、奥が深い…!と、座学だけでもわくわく。
手を動かす時間はマインドフルネス
体験の工程は、
割れた部分をヤスリで整えて → 接着 → パテで埋めて漆を塗り → 金粉で仕上げるという流れ。
好きだったお皿が、少しずつ美しく生まれ変わっていく過程は、まさに感動的な時間。
手を動かすことに集中していると、頭の中が静かになり、「今この瞬間」だけに意識が向いていきます。
まさに、マインドフルネスそのものでした。

ヤスリで断面を整えます

丁寧に金を塗ってきます

お皿の裏側も丁寧に
体験後は、金継ぎされた器を愛でながらお茶の時間
体験の最後には、金継ぎされた器を眺めながら、お菓子とお茶をいただく時間も。
器を愛でながらほっとひと息、他の参加者の方々とおしゃべりを楽しみました。
みなさん、それぞれ大切にしていた器の話や、金継ぎを通して感じたこと。
心があたたまる、豊かな時間でした。

完成〜!

金が施され唯一無二の存在に★

先生とパチリ♪
傷を受け入れて、宝物に変えるという美しさ
割れた器に金継ぎが施されることで、その器が世界にひとつだけの宝物に変わっていく感覚。
金継ぎは、ただ修復するのではなく、傷を受け入れて輝かせるという、日本独自の美意識そのものだなと思いました。
完璧でないものこそ、物語があり、美しい。
そんな価値観に触れられた、貴重な1日でした。
大人こそ体験してほしい、“心を整える時間”
忙しい日々の中で、手を動かしながら静かに自分と向き合う時間って、とても大切。
金継ぎ体験は、ただのアクティビティ以上に、「自分の感性と向き合う時間」になりました。
お気に入りの器が壊れてしまった方はもちろん、
何か新しいことを始めてみたい方や、丁寧な暮らしを大切にしたい方へ
金継ぎ体験、ぜひおすすめです♡
詳しい体験情報はこちら



























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