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バイラーズ中島です。
最近、モノを購入する時や日常生活で意識するようになった「サステナブル」や「エコ」といった言葉たち。
コロナ禍で自宅生活が増え、大量のごみ(特にプラごみ)を目の当たりにしたことで、私の中で“染み付いてしまったアクションを何か一つでも変えることってできないかな…?”そんな風に意識するようになりました。
使い終わった化粧品の容器、どうしてる?
そこまで意識の高くない私でも実践できていることの一つが、使用済み化粧品の容器リサイクル。
今までごみの日に捨てていた化粧品の容器が、“ごみ”ではなく、“資源”として回収されるというもの。
通常、プラごみの全体の約60%は「サーマルリサイクル」と呼ばれる焼却型の処理方法で、廃棄物を焼却した時に発生する熱を有効利用するといったもの。ただし、海外では“リサイクル”としては見なされていないのだとか…。
それに対し、「マテリアルリサイクル」という方法は、プラを資源として回収し再利用する方法で、新しい製品の材料や原料として生まれ変わるといったものなんです。
今回は、私が日頃から使用していて、環境に配慮した取り組みを行っているブランドを二つご紹介します。
Cosmekitchen〈コスメキッチン〉
世界中の個性あふれるナチュラル&オーガニックコスメを扱うコスメキッチンでは、2020年4月から容器回収プロジェクト『リサイクルキッチン』プログラムをスタート。
回収対象となるものは、コスメキッチンで購入した製品(ネット購入も可)。他にも、マッシュビューティラボが運営する系列ブランド約90店舗(Biople by CosmeKitchen、Make↗︎Kitchen等)のものも回収対象となるそうです。
(基本的に系列店であればどこに持ち込んでも回収してくれるとの事ですが、Celvokeやto/oneの直営店は、そこのブランドアイテムのみが回収対象だそうです)
『リサイクル キッチン』プログラムの詳細
☑︎衛生上、容器の中身は洗って乾かして持って行く。使いきれないものに関しては空にして綺麗にする。
☑︎ラベル等は剥がさずそのままで
(※写真は実際に持ち込んだ時のもの。勝手が分からずラベルを剥がして持って行ってしまったのですが、コスメキッチンで購入したものだと分かることが必要らしく、剥がさなくてOKとのこと)
☑︎持ち込み品1点につき、コスメキッチンの会員ポイント5p付与
(ノベルティやムック本についているミニボトルも回収対象。ただしポイントはつかないそう)
回収可能なもの(全てコスメキッチン購入品)
プラスチック空き容器/ガラス空き容器/アルミ空き容器
→アルミチューブ等、切って使い切ったものやto/oneのグロスも回収対象に
回収できないもの
マニキュア容器/マスカラ/リキッドアイライナー/スプレー缶/エアゾール容器/紙類/雑貨・不要になった製品/食品・飲料容器
→我が家にあったHERBORISTERIEのタンチュメール(写真)。ガラス瓶ですが、食品のため、衛生上対象外となるそうです。
N organic〈エヌオーガニック〉
ライフスタイルビューティーブランドとして、ビューティー(製品の展開)だけでなく「暮らしを豊かに」する取り組みにも力を入れているN organicでは、2020年から「N organic エコプログラム」を実施。
対象となるものは、N organicまたは他ブランドの使用済み化粧品容器。自社ブランドだけでなく、他ブランドのものまで回収してくれるなんて素晴らしい取り組みですよね…!
ただし、回収場所はN organicの直営店(2021年4月時点では有楽町マルイ店のみ)にはなってしまうため、足を運べるのは近隣や都内在住の方といった、一部の方にはなってしまいそう。(利用できる範囲の方は是非…!)
「エコプログラム」の詳細
☑︎衛生上、容器の中身は洗って乾かして持って行く。使いきれないものに関しては空にして綺麗にしてから。
☑︎容器のラベル等は剥がして持って行く。
☑︎持ち込みすると、その場で使える500円OFFクーポンが貰える。
回収可能なもの(写真は手持ちアイテム)
プラスチック容器/ガラス容器/アルミ容器
→スタッフさんに確認したところ、シャンプーやヘアケア類の容器、リップ等も回収対象になるそうです!
回収できないもの
紙類/缶類/布製の雑貨用品等
→鏡付きのアイシャドウパレットなども回収対象外
今回、初めてN organicの直営店・有楽町マルイ店へ足を運んだのですが、店内の床やシンクにはN organic製品の空き瓶を砕いたものが再利用されていました。
(※撮影はお店の方に許可をいただいています)
日頃から愛用しているブランドが、こういった素敵な取り組みを行っていることが嬉しく、少しでも広がればいいな…という思いでシェアしてみました。
地球にやさしい取り組みを行うブランドが、もっともっと増えていってほしい…。そんな世の中になることを期待したいです。
そして私自身、行動も知識もまだまだ不足していることはたくさん。ただ、いつ始めても遅くはないはず!と自分自身に日々言い聞かせつつ、無理ない範囲でコツコツ始めてみています。(無理なく、っていうのが結構重要なんじゃないかなと…!)
この機会に、自身が愛用しているブランドの取り組みを調べてみたり、モノの購入基準を“エコに力を入れているブランドから買う”という視点に切り替えてみるのも、人や環境、社会の未来を考える大切な一歩になるのではないかなと思います。
まずはできることから、一緒に始めてみませんか?