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無印良品&ダイソーで防災リュックを作ってみた|30代女性目線で選んだ中身と価格を全部公開

こんにちは、バイラーズの岡田りさです。

防災、何から始めたらいい?

防災の日をきっかけに、以前から「作らなければ」と思っていた防災リュックを準備しました。

防災グッズがひと通り入ったセットを購入する方法もありますが、今回はあえて一つひとつ自分で選ぶことに。メインで利用したのは無印良品とダイソー。足りないものはスーパーで買い足し、自宅にあったものも加えて、防災リュックを作りました。

想定したのは、災害が起きて避難所で過ごす場合と、自宅が無事でも停電や断水などでライフラインが止まり、自宅で数日間過ごす場合です。

内閣府では、各家庭で最低3日間、できれば1週間過ごせるよう、飲料水や食料などを備蓄しておくことを案内しています。また、避難時に最低限必要なものを入れた「非常用持ち出し袋」は、家族構成に合わせて準備しておくことが紹介されています。

今回はこうした情報も参考にしながら、必要だと思うものをただ詰め込むのではなく、「実際に自分が背負って避難できる重さであること」も意識しました。

今回は、30代女性の私が「これは必要?」と一つずつ考えながら選んだ、防災リュックの中身と購入時の価格をすべて紹介します。9月1日は「防災の日」。8月30日から9月5日までは「防災週間」です。この機会に、まずは「避難するときに持って出るもの」から考えてみませんか?

※防災リュックに必要なものは、住んでいる地域や家族構成、健康状態、避難先などによって異なります。今回紹介する内容は、私自身の生活を想定して準備した一例です。

CONTENTS

  1. まずは防災リュック選びから。無印良品「リップストップリュック」
  2. 防災リュックの中身① 無印良品で購入したもの
  3. 野菜不足が気になって選んだ「トマトスープ&かぼちゃスープ」
  4. 手をふさがない「コンパクトヘッドライト」
  5. 袖口までしっかり覆える「袖口が長い軍手」
  6. 災害時こそ気をつけたい口腔ケア。「指型歯みがきシート」
  7. 防寒にも目隠しにも。「ライトスウェットスカート」
  8. 防災リュックの中身② ダイソーで購入したもの
  9. ダイソーの財布には非常用の現金を
  10. 防災リュックの中身③ スーパーで買い足したもの&自宅から追加したもの
  11. 女性目線で忘れずに入れた「生理用品」と「下着」
  12. 「何を入れる?」だけじゃない。すぐ使うものはリュックの外側へ
  13. 購入したものは大小のジップロックで小分けに
  14. 実際に防災リュックを作って分かったこと

まずは防災リュック選びから。無印良品「リップストップリュック」

防災リュックとして選んだ無印良品の黒いリップストップリュック

防災リュックには、無印良品の「リップストップリュック」を選びました。

選ぶときに重視したのは、ポケットの多さと撥水性。外ポケット、サイドポケット、内側の小さなポケットがあり、荷物をいくつかの場所に分けて収納できるところが気に入りました。

災害時には両手を空けておきたいので、リュックタイプであることも重要なポイントです。

そして今回は、購入したものをすべて揃えた日に、このリュックをそのままエコバッグ代わりにして背負って帰りました

実際に荷物を入れた状態で歩いてみることで、「これなら自分でも持って避難できそう」「これ以上増やすと重いかも」と、重さを体感できたのもよかったところです。

防災リュックの中身① 無印良品で購入したもの

無印良品で揃えた防災リュックと非常用トイレ、備蓄水、軍手、非常食などの防災グッズ

まずは無印良品で購入したものから。

水や非常食、ヘッドライト、非常用トイレといった定番の防災用品だけでなく、避難所で過ごすことまで想像しながら、衛生用品やネッククッション、スウェットスカートなども選びました。

無印良品で購入した15点と、購入時の価格はこちらです。

無印良品で購入した防災グッズ15点の商品名と購入時の価格一覧

実際に商品を手に取りながら選んでみると、「防災用品として売られているか」だけではなく、普段使うアイテムの中にも、災害時に役立ちそうなものがあることに気づきました。

ここからは、その中でも特に選んだ理由があるアイテムを紹介します。

野菜不足が気になって選んだ「トマトスープ&かぼちゃスープ」

防災用の非常食として選んだ無印良品のトマトスープとかぼちゃスープ

食品で意識したのは、なるべく栄養面にも目を向けること。

災害時は食べられるものが限られ、野菜が不足しやすそうだと考え、「1/3日分の野菜を使ったトマトスープ」と「1/3日分の野菜を使ったかぼちゃスープ」を選びました。

保存期間が一年半ほどあるのも意外でした。

「非常食=乾パンやアルファ米」というイメージがありましたが、普段でも食べたいと思えるものを選んでおくと、備蓄のハードルも少し下がる気がします。

手をふさがない「コンパクトヘッドライト」

両手を空けて使える無印良品のコンパクトヘッドライト

ライトは手持ちタイプではなく、ヘッドライトを選びました。

災害時、避難のために荷物を持ったり、足元を確認したりするときには、両手が使えるほうが便利だと思ったからです。

「いざというときに電池を入れ忘れていた」ということがないよう、購入した日に電池を入れて、すぐ使える状態にしています。電池が切れていないか、定期的な点検が必要だなと感じました。

袖口までしっかり覆える「袖口が長い軍手」

無印良品の袖口が長い軍手を着用して長さを確認している様子

軍手は「袖口が長い軍手」を2組用意しました。災害時には、物を動かしたり片づけたりする場面があるかもしれません。

実際に着用してみると、一般的な軍手よりも腕のほうまで覆われる長さ。これなら安心です。また、通常の軍手より少し小さめの作りで、指先が余らず作業がしやすそうだなと感じました。

災害時こそ気をつけたい口腔ケア。「指型歯みがきシート」

断水時の口腔ケア用に防災リュックへ入れた無印良品の指型歯みがきシート

「指型歯みがきシート」も入れました。断水などで水が十分に使えない状況では、普段通りの歯みがきが難しくなる可能性もあります。

内閣府が紹介している非常持ち出し品の例にも、「歯ブラシ・歯磨きシート」が含まれています。食料や睡眠、防寒などに目が向きがちな避難生活ですが、口の中のケアも忘れたくないと思い、水がなくても使えるものを選びました。

防寒にも目隠しにも。「ライトスウェットスカート」

防寒や着替え時の目隠しにも活用できる無印良品のライトスウェットスカート

今回、個人的に「これは入れておきたい」と思ったのがライトスウェットスカート。

普段はスカートとして使えるアイテムですが、ウエスト部分を首のあたりまで上げることで、着替えやお手洗いなどの際の簡易的な目隠しとして使えるというアイデアを知り、防災リュックにも活用できそうだと思いました。

避難所でのプライバシー確保だけでなく、防寒にも使えそう。さらに、洗った際に比較的乾きやすそうなこと、スカートとして着用したときにはポケットがあることも選んだ理由です。「防災専用品」だけでなく、普段使いできるアイテムを防災に活用するという視点も取り入れました。

防災リュックの中身② ダイソーで購入したもの

ダイソーで揃えた衛生用品や雨具、救急用品など防災リュックの中身

続いてはダイソーへ。衛生用品や救急用品、雨具、防寒用品、給水用品など、「あると安心かも」と思ったものを中心に揃えました。

100円の商品を中心に、200円、300円、500円の商品も含め、購入したのは全部で34点。購入時の価格も含めて一覧にしました。

ダイソーで購入した防災グッズ34点の商品名と購入時の価格一覧

ダイソーでは、「100円だからとりあえず買う」のではなく、実際に商品を見ながら「これは災害時にどう使うだろう?」「嵩張らないか、重くないかな」などと考えて選ぶようにしました。

レインコートとレインパンツ、緊急簡易ブランケット、ホイッスル、折りたたみウォータータンクなど、普段はなかなか購入する機会がないものも、一度に揃えられたのが便利でした。

また、ゴミ袋や養生テープ、油性マーカー、カラビナなど、使い道を一つに限定せず、状況によってさまざまな用途に使えそうなものも意識して選んでいます。

ダイソーの財布には非常用の現金を

ダイソーで購入した「フック付3つ折り財布」には、非常用の現金を入れました。

普段はキャッシュレス決済を使うことが多いのですが、災害による停電や通信障害などでキャッシュレス決済が使えなくなる可能性も考えて、防災リュックには現金も用意。

普段使いの財布とは分けて防災リュックに入れておけば、避難するときにもそのまま持ち出せます。現金は高額紙幣だけでなく、少額の買い物などにも対応しやすいよう、小銭や千円札も含めて準備しました。

防災リュックの中身③ スーパーで買い足したもの&自宅から追加したもの

スーパーで買い足した非常食やマスク、グミサプリなどの防災用品

無印良品とダイソーを回ったあと、「まだ足りない」と感じたものはスーパーで追加しました。非常食として白飯や缶詰、味噌汁などを追加したほか、食生活が限られることを考えてマルチビタミンのグミサプリ(こちらも意外と賞味期限が長い!)も購入。

さらに、自宅にあった生理用品や1日分の下着も防災リュックへ入れました。

スーパーで買い足したものと、自宅から追加したものはこちらです。

スーパーで買い足した防災用品と自宅から追加した生理用品や下着などの一覧

女性目線で忘れずに入れた「生理用品」と「下着」

防災グッズというと、水や食料、ライトなどに目が向きがちですが、実際に避難所で生活することを想像すると、普段の生活で当たり前に使っているものも必要になります。

内閣府の防災情報でも、被災時に女性が必要としたものとして生理用品などが紹介されており、個人でも自分に合ったものを準備しておくことが勧められています。

下着は、普段も生理の際に利用しているユニクロの「エアリズム吸水サニタリーショーツ」を入れました。
乾きも早そうで、急な生理の際にもある程度吸水してくれるので安心です。

「自分だったら避難先で何が必要?」と考えることで、こうした生活用品も忘れずに準備できました。

「何を入れる?」だけじゃない。すぐ使うものはリュックの外側へ

防災リュックの外側に、ホイッスル、軍手、ヘッドライトをすぐ取り出せるよう収納した様子

防災リュックを作るときは、中に何を入れるかだけでなく、「どこに入れるか」も考えました。

特に意識したのが、避難中にすぐ使う可能性があるもの。必要になったときにリュックを下ろして中を探さなくてもいいよう、できるだけ外側から取り出せる位置に収納しています。

ホイッスルはショルダーストラップに取り付け

ダイソーで購入したエマージェンシーホイッスルは、リュックのショルダーストラップ(肩紐)部分に取り付け、普段はサイドポケットに収めました。

いざというときに助けを呼ぶためのものなので、リュックの奥にしまわず、背負ったままでも手が届きやすい位置に。

ぶら下げたままだと移動中に邪魔になりそうなので、サイドポケットに入れています。これももうちょっと他にやり方がないか検討中。

軍手は外ポケットへ

無印良品の「袖口が長い軍手」は一組だけ、外ポケットに収納。避難時や移動中に必要になる可能性があるものなので、すぐ取り出せる場所を選びました。

ヘッドライトは電池を入れて、外ポケットへ

コンパクトヘッドライトも外ポケットに収納しました。あらかじめ電池を入れたうえで、クリップで外ポケット部分に取り付けています。

停電してから暗いリュックの中でライトを探したり、電池を入れたりするのではなく、必要になったらすぐ取り出して点灯できる状態にしておきました。

防災リュックというと「何を入れる?」ばかり考えてしまいがちですが、実際に詰めてみると、「必要になったときにすぐ取り出せるか」まで考えて収納することも大切だと感じました。

購入したものは大小のジップロックで小分けに

今回、購入したものは大小のジップロックを使って、用途などに合わせて小分けにしました。

理由のひとつは、リュックの中で荷物を整理しやすくするため。

もうひとつは、雨の中を避難するなどリュックが濡れてしまった場合にも、できるだけ中身を守れるようにするためです。

さらに、避難後はジップロック自体をゴミ袋代わりにしたり、濡らしたくないものを入れたりと、何か別の用途にも使えるのではないかと考えました。そして小分けにしたことで、「何がどこに入っているのか」を自分自身が把握しやすくなったのもメリットでした。

実際に防災リュックを作って分かったこと

無印良品&ダイソーで防災リュックを作ってみた|30代女性目線で選んだ中身と価格を全部公開_14

今回、防災リュックを作るにあたって、一番よかったと思っているのが、自分で一つひとつ考えて選んだことです。

防災用品があらかじめセットになったリュックもあり、最初はそれを購入することも考えました。

でも実際にお店を回り、「これは必要?」「これはどう使う?」「自分だったら避難所で何が欲しい?」と考えながら一つずつ選んだことで、防災について考える時間そのものが増えました。そして、自分で詰めたからこそ「何がどこに入っているか」を把握できていることも、ひとつ大事なことだと感じています。

もちろん、今回のリュックだけですべての災害に対応できるとは思っていません。今回購入しきれなかったものもまだまだありますし、もう少し軽量化を考える必要もありそうです。

内閣府では、家庭での備蓄について最低3日間、できれば1週間過ごせる量を案内しています。防災リュックだけですべてを賄おうとするのではなく、自宅に置いておく備蓄と、避難時に持ち出すものを分けて考えながら、これからさらに見直していきたいと思っています。

食品や水には期限がありますし、住んでいる場所や季節、避難する状況によって必要なものも変わるはず。定期的なチェックも忘れないようにしたいです。

それでも、今回すべてを一度に揃え、そのままリュックを背負って帰ったことで、「自分が実際に持って移動できる量なのか」まで確認できたのは大きな収穫でした。


防災リュックは、一度で完璧なものを作って終わりではなく、生活や季節に合わせて少しずつアップデートしていくもの。

まずは一度、自分にとって必要なものを考え、実際にリュックに詰めてみる。それだけでも、防災をより自分ごととして考えるきっかけになりました。皆さんも「防災の日」をきっかけにして、一度防災用品を見直してみてはいかがでしょうか?

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