どうも!ジブリ大好きバイラーズの大越 弥生です。
『千と千尋の神隠し』の舞台を観劇しジブリ熱が再燃している今年、愛知県についに「ジブリパーク」がオープン。
開業した週の土日にホテルを予約し、チケット戦争に臨むもあっけなく敗退。
しかし「私のジブリへの愛を舐めてもらっては困る」という強いプライドと
同じくチケット戦争に敗退した同志のために、40秒で支度をして早速愛知へ飛び立ってきました!
そこで本日はチケット戦争に敗れたジブリファンの中でささやかれる「無料エリア」の魅力を徹底レポートいたします。
<注意>無料エリアでも十分楽しめるのですが、チケットがあることに越したことはないというのを大前提断言いたします。
そもそも有料エリアとは?
そもそもジブリパークは「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」の園内に、ジブリ作品をイメージしたエリアが点在しているというもの。
「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」は入場無料で、現在は下記の3つのエリアが日時指定のチケットが必要な有料エリアとなっています。
【チケットが必要な有料エリア】(第1期開園)
①ジブリの大倉庫
②青春の丘
③どんどこ森
チケット発売とほぼ同時にアクセスするも惨敗。
あのムスカさんでも「3分待ってやる」と言ってくれますが、チケット戦争はそう甘くはありませんでした。
なお来年以降に「もののけの里」「魔女の谷」が第2期として開園することが決定しています。
無料エリア① ~メインゲート~
愛知高速交通 東部丘陵線(リニモ)『愛・地球博記念公園』駅を降りてすぐ、メインゲートがお出迎え。
愛・地球博の当時を思い出すゲートの隣にジブリパークのゲートも建てられています。
当然このゲートをくぐっても豚になったりはしないので「ここへ来てはいけない、すぐ戻れ!」と言われる心配はありません。
無料エリア② ~エレベーター塔~ 『天空の城ラピュタ』『ハウルの動く城』
エレベーター塔正面
エレベーター塔裏側
ボタンにも「GHIBLI PARK」の文字が♡
メインゲートに到着した時点から圧倒的な存在感を見せる「エレベーター塔」。
『天空の城ラピュタ』と『ハウルの動く城』の世界を表現しているそう。
2階のエレベータ乗り場の裏側からは公園や「ジブリの大倉庫」が一望でき、まるで宙に浮いているような感覚になります。
間違っても「人がゴミのようだ!!」だなんて叫んではいけません。
ジブリファンなら理解してくれるセリフですが、そうでない方に驚かれてしまいます。
ですがうっかり、景色を眺めていると本当にジブリパークに来たんだ!と実感し、
「夢だけど、夢じゃなかった!」ととうもろこしを片手に思わず呟いてしまいそうになります。
無料エリア③ ~地球屋外観&雫の夢の洞窟~ 『耳をすませば』
エレベーター塔に向かわず橋の手前を降りると「地球屋」に到着。
柵の内側は有料エリアですが、外観を眺めるのは無料。
さらに「地球屋」の歩道を下ると『耳をすませば』の雫の夢の中をイメージした短い洞窟が。
こちらは無料でどなたでもくぐることができます。
ふと耳をすませば、「恐れることはない。遠いものは大きく、近いものは小さく見えるだけのこと。」と猫の男爵さんの声が聞こえてくるかも・・・?
無料エリア④ ~稲楼門~ 『千と千尋の神隠し』
「ジブリの大倉庫」より少し奥に進むと突如現れるのが、『千と千尋の神隠し』をイメージした「稲楼門(とうろうもん)」。
門をくぐるとさすがに神様のお世話をするために働かされると思ってしまうほど、物語からそのまま出てきた石像がお出迎え。
もしご家族で行かれる場合、お子さまが「イヤだ!私行かないよ。戻ろうよお父さん!」と言ってきたらその言葉に従ってあげてください。
そのまま進むとご両親は豚になり、お子さまは名前を取られて魔女のもとで働かされるかもしれませんので。
無料エリア⑤ ~サツキとメイの家~ 『となりのトトロ』
「稲楼門」を抜け、さかみち、くさっぱら、いっぽんばしにでこぼこじゃりみち、くものすをくぐって下り道を行くと(残念ながらトンネルはありません)、「どんどこ森」(有料エリア)に到着。
有料エリア内にある「サツキとメイ」の家は、柵外からであれば家の側面、さらに進んだところにある展望台からだと正面を無料で見ることができます。
私は家の周りにいた「オジャマタクシー!」に夢中だったこともあったのですが、
茂みから「ドゥオ、ドゥオ、ヴロロロー!」という怪しい声がした気がしたので展望台はあきらめました。
無料エリア⑥ ~どんどこ処~ 『平成狸合戦ぽんぽこ』
大行列となっており、写真撮影を断念したのですが「どんどこ森」の近くには「どんどこ処」というちょっとしたショップがあります。
絶えず行列ですがここでは、ラムネ、どんどこあめ、どんどこ傘などちょっとしたお土産が購入できます。
無料エリア⑦ ~ロタンダ風ヶ丘・ローソン~ お土産ショップ
ロタンダ風ヶ丘
園内のローソンで発売されていた限定切手
ゲート入ってすぐのところには、チケットがなくても購入できるお土産ショップも。
ここでしか買えないお土産もありますが、さすがに有料エリアには敵いません。
ただ定番のジブリグッズや世界の駄菓子などがたくさん並んでおり、ジブリファンにとっては眼福であることこの上なし。
ジブリのヒロインが被る帽子などの限定グッズの周りやレジ列には人だかりが・・・!
東京から遥々きた私も「東の果てよりこの地に来た!」と言えば、譲ってもらえるのでは・・・?
と甘いことを考えるも当然そんなわけはなく。
余裕をもってお買い物することをおすすめします。
無料エリア⑧ ~ジブリ作品のオブジェ~
園内各所に設置された、休憩できるベンチには作品に登場するキャラクターが置き忘れたアイテムをモチーフにしたオブジェが置かれています。その数なんと15基。
もちろん記念撮影は無料。
ベンチに座って一緒に時間を過ごしたり、目を瞑ってみるとキャラクターの声が聞こえてくるかも?
【番外編】2022年12月25日まで! ~ジブリパークとジブリ展~
ネコバス
パーゴラの再現展示
にせの館長室
サツキとメイの家
ジブリのなりきり名場面展
今回、せっかく愛知県まで行くのだから徹底的にジブリを味わい尽くしたい!
と急遽チケットを取って向かったのが愛知県美術館で2022年12月25日(日)まで開催中の「ジブリパークとジブリ展」。
こちらも5つの写真スポットがあり、まるで作品に入り込んだかのように楽しむことができます。
私のようにチケット戦争に敗れてもなお、ジブリパークへ一日も早く行ってみたい方、
ぜひこちらの美術館と無料エリアをまずは楽しんでみてはいかがでしょうか・・・?
間違っても、何としてでもチケットを取りたいからと「バルス!」と叫ぶことがないようにしてくださいね。
それでは本日はここまで!グッドラック!