BAILAエディターズのリレー式コラム、第246回は「エジック」の白レーススカートです。「エジック」は、2020年秋にスタートした、スタイリスト小山田早織さんがクリエイティブディレクターを手がけるブランド。モノトーンを基調としたアイテムは、ベーシックなようでモード、モードなようで女性らしさのある絶妙なさじ加減。働くBAILA世代にぴったりのアイテムが豊富です。春を楽しみに待っていた白レースのナロースカートで、三寒四温の3月コーデを考えました。(まだ寒いですが、気分はもう春!)
【Erick(エジック)の白レーススカート着回し1】モノトーン+ピンク小物でフェミニンに
白レースのスカートはもともと大好きなアイテム。ティアードやカットワークレースを使ったものなど毎春夏に購入していましたが、「大人に似合うレース、だけどコンサバすぎない」という条件をつけると、近年なかなか出会えませんでした。エジックの白スカートは、ちょうどいいフェミニンさと大人っぽさ。ピンクのパンプスやスカーフ(これは、一つ結びの髪に長く垂らして使おうと思ってます)をあしらってもシックな印象です。仕事で初対面の方に会う時にも使えるコーディネイト。
【Erick(エジック)の白レーススカート着回し2】カーキのTシャツとライダースでクールに
さらに、ミックスコーデにも使えます。着丈は77〜78cmくらいでシュッとしたシルエットなのでショートアウターとのバランス抜群。インにTシャツを合わせてベーシックスニーカーを合わせると、白レースのスカートもグッとカッコよく着こなせます。
【Erick(エジック)の白レーススカート着回し3】グレー入りモノトーン+ブルーでカジュアルに
3月って、あったかいかと思ったらすごく寒くなる日も多いですよね!そんな時にはダウンベストに合わせて。白レースだけで表情があるので、トップスをレイヤードする時には、小物含め、全身で使う色数を抑える方がスッキリした印象に。今回はグレーで無彩色にまとめて、バッグでガツンと色をきかせました。
Erick の白レーススカートが甘すぎない理由。それは裏地が黒だから。
スカートを裏表ひっくり返してみました。「エジック」のアイテムは初めて購入したのですが、ECサイトで見ていた時から、「なんか使えそう」と思っていた理由は、白レースだけど裏地の黒が透けているところ。白レースに白やベージュの裏地だと、もう少し甘さや可憐さが前に出てくると思います。裏地が黒なので、レースのエッジがしっかり見えて、それが辛口感や大人っぽさにつながるんですね。シンプルなようでコロンブスの卵。
ウエストゴムやスリット、ポケット…動きやすい、心地よいディテールも完璧!
小山田さんは、「働く女性に寄り添う」ということを大切になさっているそう。服は人なり。そういったポリシーって、実際に着た時に伝わりますよね!このスカートも、ウエストゴム(だけど、適当なゴムじゃなくて、トップスをインしても美しい、ちょっとしたゴムです)、深めのスリット(歩きやすい)、割と大きめでフロントに斜めについてるポケット(ポケットがサイドのラインとそろって縦一直線についてると、食べ過ぎたときや、そもそもお腹がぽっこりしてると、開いてしまうのです。フロントでこうやってついてるデザインが◎)と、ディテールに愛が感じられる。皆さんもぜひチェックしてみてください!(編集T)