足もとだけ浮いてしまう、手抜き感が出る、そもそも何を選べばいい?どれだけブームが続いても、生粋の“きれいめ育ち”だからこそなかなか解消されないそんなスニーカー悩みに今、終止符!
CONTENTS
1. この冬のスニーカー3つのキーワード
1. シルバー熱はまだまだ継続
グレー感覚で合わせやすく、メタリックだから地味すぎない万能さで、衰え知らずの人気。きれいめをキレよく仕上げたいときにも威力を発揮!
2. ニューレトロの波に注目
スポーツブランドのみならずハイブランドにまで至る一大トレンド。ミニマルシルエットや薄底が特徴で、レザーシューズ感覚で履ける上品さが決め手。

(左)シンプルだからこそ、レザー調素材の上質感がぐっと引き立つ。「GN1」¥29700/アマン(モエア) (右)潔い配色でシルバーをぐんと取り入れやすく。「メガ ゴーストライド W」¥23100/アディダス コールセンター(アディダス オリジナルス)
3. おしゃれな人から渋色現象!
定番色ならブラウン、華やか色ならボルドーと、今季は渋みのあるカラーが台頭。今っぽいアクセントになりつつ、なじませやすいのが嬉しい。

普遍的なハイカットをブラウンで鮮度よく。「オールスター ゴアテックス HI」¥20350/コンバースインフォメーションセンター(コンバース)
2. New Balance(ニューバランス)の旬スニーカー
きれいめ派に味方するクリーンな白。シルバーMIXを選べばスタイリッシュさに磨きがかかる

どんなコーデにもマッチして、抜け感が劇的にアップする白のハイテク。きれいめ派におすすめなのは、ほどよいボリュームと小さめロゴが大人顔なアイコンモデルの新色。白地にネイビーを配した定番カラー配色なら、シルバーが浮くことなく小気味よいアクセントに。「1906R」¥19800/ニューバランスジャパンお客様相談室(ニューバランス)
合わせるなら、こんなコーデ!

上質なコートやレザーバッグで凜とした空気をまとわせれば、デニム合わせの高感度カジュアルもうまくいく。靴「1906R」¥19800/ニューバランスジャパンお客様相談室(ニューバランス) コート¥73700(ハウント/ハウント代官山)・シャツ¥20900(ヘルシーデニム)・パンツ¥49500(ニードバイヘリテージ)/ゲストリスト ピアス¥35200・バングル¥107800/ホワイトオフィス(ジジ) バッグ¥198000(参考価格)/ザ・ウォール ショールーム(ネオス)
3. きれいめ派に似合うクラシックなハイカット「CONVERSE(コンバース)」

「キャンバス オールスター J HI」¥15400/コンバースインフォメーションセンター(コンバース)
合わせるならこんなコーデ|トラッドと相思相愛。旬のボルドーを小粋に効かせて

履くほどにクタッと自分になじんでいくキャンバス地の“オールスター”は、トラッドコーデのまじめさをいい意味でくずして洒落見えさせる絶好のハズし役。ネイビー×白に小さくボルドーをさしたトリコロール配色も、グッドガールの遊び心。靴「キャンバス オールスター J HI」¥15400/コンバースインフォメーションセンター(コンバース) ジャケット¥148500・肩に巻いたカーディガン¥149600・スカート¥154000/マディソンブルー シャツ¥26400/ティッカ メガネ¥46200/アイヴァン 東京ギャラリー(アイヴァン) バッグ¥126500/J&M デヴィッドソン カスタマーセンター(J&M デヴィッドソン) 靴下¥2420/ビームス公式オンラインショップ(エーケー ワン)
4. レディライクな気分の日には「NIKE(ナイキ)のローテクスニーカー」がマッチ

1972年にナイキ社とともに誕生した、元祖ローテクスニーカーといえる「コルテッツ」。白地に赤ロゴというすっきり可愛げなムードが魅力で、きれいめスタイルにもさらりとなじむ。靴「ナイキ コルテッツ テキスタイル」¥12430/ナイキ カスタマーサービス(ナイキ スポーツウェア)
合わせるならこんなコーデ|きれいめスタイルが、いい具合に力が抜けて甘さもほどよく

ポロニットにチュールスカートを合わせたトレンド感高めなフェミニンコーデを伸びやかに冒険できるのも、この軽やかな足もとがあってこそ。靴「ナイキ コルテッツ テキスタイル」¥12430/ナイキ カスタマーサービス(ナイキ スポーツウェア) ニット¥36300/ロンハーマン スカート¥39600/ウィム ガゼット ルミネ新宿店(ウィム ガゼット) ピアス¥77000/ココシュニック バッグ¥45100/ヴァジックジャパン(ヴァジック) 靴下¥2750/リトルリーグ インク(ブルーフォレ)
5. レトロムーブメントの火付け役!「adidas Originals(アディダス オリジナルス)」の薄底スニーカー

「アディダス」で絶大な人気を誇る“ガゼル”がトレンドのロープロファイル(薄底)にアップデートし、より履きやすく! しっとりまろやかなクリームベージュのスウェード素材をチョイスすれば、30代にジャストな今っぽさが手に入る。靴「ガゼル ロープロ」¥12100/アディダス コールセンター(アディダス オリジナルス)
合わせるならこんなコーデ|ニュアンストーンでノーブルに

足もとを起点に、やわらかく曖昧な色同士を重ねることで生まれる優雅なムードがたまらなく素敵。靴「ガゼル ロープロ」¥121 00/アディダス コールセンター(アディダス オリジナルス) コート¥36300/ウィム ガゼット ルミネ新宿店(ザ ポーズ) カットソー¥19800/サードマガジン パンツ¥35200/アマン(プロタゴニスタ) 手に持ったサングラス¥61600/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス(オリバーピープルズ) ネックレス¥47300/ロンハーマン(ハルポ) バッグ¥71500/ショールーム セッション(ミウール)
6. ネオンカラーが目を引く!「ASICS(アシックス)」のハイテクスニーカー

フレッシュなネオンスニーカーも気になる今季、ちょうどいいハイテク感で、世界的ヒットを飛ばす“カヤノ”シリーズを本命視する大人が続出。オーセンティックなランニングシューズをベースにしているから、ネオンイエローのアクセントもひときわ爽やかに映える。「ゲルカヤノ20」¥22000/アシックスジャパン(アシックス)
合わせるならこんなコーデ|パキッとネオンカラーのスパイスでリラクシーな休日コーデが 都会的に引き立つ

上下ニットのゆるカジュアルを軽快にこなれさせるキレ味のよさが、なんとも頼もしい。靴「ゲルカヤノ20」¥22000/アシックスジャパン(アシックス) ニット¥55000・パンツ¥49500/サードマガジン シャツ¥19800(シップス プライマリー ネイビー レーベル)・帽子¥4620(ニューエラ × シップス)/シップス インフォメーションセンター ピアス¥217800/ホワイトオフィス(ジジ) バッグ(大)¥6490/サロン アダム エ ロペ(アメリカーナ フォー サロン) バッグ(小)¥64900/ショールーム セッション(ミウール)
7. 注目ブランドの旬スニーカー3選

1. MoEa(モエア)|品のいい配色に定評があるサステナスニーカー

モダンなブラウンスニーカーの決定版。ワントーンでなじませれば仕事シーンにも
環境に優しいヴィーガン素材を使ったパリ発祥のスニーカーブランド。グラデーション状のブラウニーカラーがシックな一足は、ジャケット×光沢スカートとも相性抜群。全身を同じトーンでつなげば、思わず目を引く今年らしさ満点のオフィスカジュアルに仕上がる。靴「GN8」¥31900/アマン(モエア) ジャケット¥84700/ホワイトオフィス(クチュール ド アダム) Tシャツ¥10780/サロン アダム エ ロペ(アメリカーナ フォー サロン) スカート¥28600/ゲストリスト(グレーコード) ネックレス¥165000/マリハ バッグ¥121000/J&M デヴィッドソン カスタマーセンター(J&M デヴィッドソン) タイツ/スタイリスト私物


2. THESING(ティーシン)|オールドスクールで通好みの一足が見つかる

コントラストのある色と素材で定番ボーダーコーデにひねりを
どこか懐かしいデザインがおしゃれ好きの心をつかむ「ティーシン」がベルリンから上陸。キャンバス×スウェードのアッパーにラバーソールをかけ合わせたヴィンテージレトロな雰囲気が今また新鮮で、ベーシックの活性化に効果絶大。子どもっぽく転ばないマットで深みのあるブルーもポイント。靴「ティーシン」¥38500/ウィム ガゼット ルミネ新宿店(ティーシン) コート¥253000・カットソー¥39600/マディソンブルー パンツ¥28600/オンワード樫山(アンクレイヴ) ネックレス¥45100/ロンハーマン ジュエリー 伊勢丹新宿店(ハルポ) バッグ¥152900/ピエール アルディ 東京(ピエール アルディ)

3. Etonic(エトニック)|アメリカ最古のスニーカーブランドが再上陸!

正統派な白レザースニーカーでかなえる大人顔のスポーティフェミニン
アメリカの老舗ブランドだけあって、清潔感のあるローテクはお手のもの。きれいめ派と相性のいいコートシューズで、スポーツMIXを洗練度高くまとめ上げる。スカート合わせでフェミニンに寄せると、さらに好バランス。靴「エトニック B481 メッシュ」¥27500/シンゾーン ルミネ有楽町店(エトニック) トップス¥46200/エイトンステイプルズ ワンピース¥59400(ザ サードマガジン)・靴下¥4950(サードマガジン)/サードマガジン ピアス¥18700/ココシュニック(ココシュニック オンキッチュ) バッグ¥31900/モノリス アオヤマ(モノリス)

8. ハイテクスニーカーを履く日の3つのコツ

ミニマルなムードを大事に。靴「スリップインズ:スタミナ スポート」¥14190/スケッチャーズジャパン お客様コールセンター(スケッチャーズ)
1. 定番色コーデに合わせれば唐突感なくあか抜ける
高感度な足もとの受け皿は、やっぱり着慣れた定番色。全身3色以内を意識するとチグハグしない。その分旬のくすみ系ネイルでひと盛りしても!

ジャケット¥105600/リトルリーグ インク(エブール)

バッグ¥26400/アマン(アンドミューク)
2. シンプルisベストの精神でほんのりモードに装う
イメージは、海外のファッションアイコン。どこかに必ず、質のいいベーシッククローズを投入し、あくまでベースは“きちんときれい”に。

シャツ(共布ベルトつき)¥8990/オンワード樫山(アンフィーロ)

パンツ¥38500/エイチ ビューティー&ユース(ロエフ)
3. 大人の風格を宿すのに知的小物で総仕上げを
レザーバッグやベルト、メガネや時計など、端正な小物が、大人の着こなしへと昇格させる。仕事シーンでもハズせないテク。

ベルト¥14300/フラッパーズ(レフィエ)

メガネ¥50380/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス(オリバーピープルズ)

時計¥71500/セイコーウオッチお客様相談室(セイコー ルキア)

ネイルズ インク 45 セカンド スピーディ ネイルポリッシュ(右)KING CROSS KEEPS COOL・(左)WAITING FOR WESTM INSTER 各¥2750/ティー エー ティー(ネイルズ インク)
9. ローテクスニーカーを履く日の3つのコツ

リュクスなフェイクファーコートに顔映えする赤リップ、エスプリの効いたパールネックレスにレオパードスカーフ。フェミニン派の心くすぐる高揚アイテムを合わせて。靴「SL 72 RS」¥14300/シップス インフォメーションセンター(adidas Originals for SHIPS)
1. ドラマチックな色や素材でリッチな華やぎをプラス
ファーや赤など、女っぷりの高いアクセントで、今っぽい華やぎを。自然体が魅力のローテクとなら、トゥーマッチにならない。

コート(ベルトつき)¥47300/スタイリング/

カーディガン¥22000/スプル(ヴェニカ)

セルヴォーク ディグニファイド リップス 09 ¥3520/セルヴォーク
2. 迷ったら、×フレアスカート!甘さとの対比で魅せる
ボリュームスカートにスリムな足もとがフィットし、初心者もすぐトライしやすい。理想的な微糖コーデが簡単に実現。

スカート¥13000/プラステ
3. レトロな足もとに呼応するクラシカルな小物をON
小物はテンションをそろえたほうが統一感のある仕上がりに。パッとチャーミングに映えるレディなアクセサリーで盛り上げて。

カチューシャ¥26400/アレクサンドル ドゥ パリ GINZA SIX店(アレクサンドル ドゥ パリ)

ネックレス¥53900/イレーヴ

スカーフ¥22000/マニプリ

バッグ¥75900/アマン(マエストソ)
撮影/谷田政史〈CaNN〉(人)、魚地武大〈TENT〉(物) ヘア&メイク/佐川理佳 スタイリスト/福田亜矢子 モデル/土屋巴瑞季 取材・原文/榎本洋子〈TENT〉 ※BAILA2026年1月号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。





















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