浴衣を着たくなる楽しい夏の到来です。とくにデートは「二人で浴衣を着る」それだけでぐっと気分が高揚。それぞれのTPOに応じて、大人っぽく、でも可愛げのある着こなしを楽しんでみませんか? 浴衣が似合う古都、鎌倉でカバーモデルの桐谷美玲が魅せます♡
美玲がナビする、大人の浴衣着こなし術
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【海の色の浴衣をまとって、浜辺の鎌倉花火大会へ!】
手作業で染め上げられる、伝統的な有松絞の浴衣。海辺のデートに合わせて、小物も海にちなんだモチーフでそろえてみて。浴衣の絞りの柄を泡に見立て、流水模様の帯を選んだら、さりげなくヨットの形の帯留をあしらって。しゃらりと揺れる帯飾りも、涼しげなビーズ使いが夏らしい。
浴衣¥69900(反物価格)・帯¥17900・帯留¥3900・三分紐¥5900・下駄¥12900(すべてきものやまと)・帯飾り¥7200・かんざし¥8500(ともにカグワ)/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店
【さらっと涼しげな色と風合い。彼とさわやかなリンクコーデ】
(翔)ごく細かい格子柄の浴衣は、薄手の綿100%生地。シャリッとした風合いは、ナチュラルなシャツのような感覚で着られる。帯は白を選び、全体を明るいトーンで彼女とそろえたい。浴衣¥39000・角帯¥39000・下駄¥16800(すべてTHE YARD)/THE YARD Shibuya (美玲)バッグ¥36600(センシ スタジオ)/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店
【白紺の古典柄で鎌倉のそぞろ街歩き】
(美玲)ダイナミックに咲く菊がモチーフの“乱菊模様”をあしらった綿麻混の白地の浴衣には、紗博多の赤い帯を合わせて上品に。かごバッグでモダンなムードをプラス。浴衣¥55000・深紅帯¥30000/井登美(れん) バッグ¥18000/トライオン(イコット) 下駄¥12900/きものやまと (翔)黒に近い濃紺の浴衣は、時代も着る人も選ばずキリリと映える王道の一枚。浴衣¥33000・角帯¥39000・雪駄¥50000/THE
YARD Shibuya(THE YARD)
【ローシニヨンのまとめヘアにかんざし。大人の色気を漂わせて】
古典柄の浴衣には、ヘアアレンジもシックに。シニヨンを低い位置でまとめたら、サイドにガラス製のかんざしをひとつあしらって。盛りすぎない引き算コーデが、大人っぽい浴衣スタイルへと導きます。また、浴衣から一色拾った深みのある赤を、帯以外にリップでもキリリときかせ、メリハリを。かんざし¥4800/井登美(れん) ピアス¥16000/アッシュ・ペー・フランス(アレックス・モンロー)
【夜映えする淡色柄でレトロなバーへ】
(美玲)落ち着いたパステルピンク&ラベンダーの浴衣に、中間色のグレー麻帯を合わせてはんなり&あでやかに。浴衣¥41000/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店(カグワ) 帯¥12900・下駄¥12900/きものやまと (翔)男性は逆に、暗い店内になじむ黒地の浴衣が粋。松の白い柄が大人のつやっぽさを醸し出します。浴衣¥41000(カグワ)/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 角帯/スタイリスト私物
【帯揚げと帯留で、夏きもの風のきちんと感ある装いに】
夜だからこそ着くずしすぎず、品のいい浴衣の着こなしを目指したい。そこで帯揚げ&帯留をプラス。扇子を添え、デイリーでも使えるラフィアのクラッチバッグを持てば、ぐっと上級者に! ガラスのピアス&リングも涼しげなきらめきを添えて。帯留¥8500・三分紐¥6000/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店(カグワ) 帯揚げ¥10000/井登美(れん) バッグ¥14000/ヘレンカミンスキー表参道ヒルズ店(ヘレンカミンスキー) ピアス(1個)¥4000・リング¥12000/グラスギャラリーカラニス(古川莉恵作) 扇子(参考商品)/宮脇賣扇庵 東京店
撮影/金谷章平 ヘア&メイク/佐藤エイコ〈ilumini. 〉 スタイリスト/秋月洋子 モデル/桐谷美玲、清原 翔(メンズノンノモデル) 取材/東原妙子 ※BAILA2018年7月号掲載 ※クレジット掲載のないアイテム詳細は本誌をご覧ください