松島 花さんのあまり知られていない生い立ちや日常生活にクローズアップ。幼少時代の可愛すぎる秘蔵写真も特別に公開!
Q1.オフの日の過ごし方は?
A「車の運転が大好き!思い立ったらドライブへ。コロナ禍なので、今は行動範囲がすごく狭いけど、以前は気軽に軽井沢や箱根、葉山など長距離ドライブへ。そのまま一泊して帰ってくるのがオフの過ごし方。仕事の日も、家とスタジオの往復は自分で運転。車内は気持ちを切り替える場所でもあります」
Q2.小さい頃はどんな子どもだった?
A「すごく人見知り。ずっと人の後ろに隠れているタイプで、この仕事をやっていることを家族や親戚が不思議に思っているくらいです。学校の授業でも、朗読の順番が回ってくる日はだいたいお腹が痛くなっちゃって(笑)。クラシックバレエに出会ってからですね、ちょっと自信がついて、表に出られるように」
Q3.10年前の自分に会ったら言いたいことをどうぞ!
A「もうちょっと肩の力を抜いて大丈夫。人に壁をつくらなくてもいいよ。現場でコミュニケーションをとるときに、力が入っていたなと思います。相手の様子をうかがっていたのかもしれません。今はすごくオープンになれて、それがすごく気持ちいい」
Q4.おうち時間を楽しむお気に入りのエンタメは?
A「ついつい観てしまうのはバレエを題材にした作品。有名どころでいえば、『リトル・ダンサー』『ブラック・スワン』。数ある作品の中でも『センターステージ』が大好きで、擦り切れるほど観ました」
映画『センターステージ』(’00年)
NYの名門バレエアカデミーを舞台に、センターステージに立つことを夢見る若者たちの成長を描く青春ストーリー。
デジタル配信中/DVDレンタル中
発売・販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
Ⓒ 2000 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
Q5.花さんにとって自分らしくいられる時間とは?
A「トレーニングをしている時間、かな。と答えると『モデルって、大変ですね』といわれがちですが(笑)、私の場合はただ純粋に体を動かすのが好きなんです。いつも考え事で頭が働きっぱなしになりがちだけど、トレーニング中は無になれて、頭の中をリセットできる大切な時間。もし、モデルをやっていなかったとしても、運動はライフワークのひとつ。やっぱり好きじゃなかったら、10年は続けられませんから」
保護猫・保護犬
モデル業のかたわら、保護猫・犬の里親探しをサポートする活動に取り組んでいる花さん。その思いとは?
Q1.現在の活動をスタートしたきっかけは?
A「20年間飼っていた愛猫“梅ちゃん”を亡くしたことをきっかけに、『動物のために私にできることをしたい』と思いアニマルアカウントをスタートさせました。私が小さい頃から、母が地域猫のボランティア活動をしていた影響も大きいです」
Q2.活動を続けてきて思うこと、見えてきた現実とは?
A「2018年4月からインスタグラムで専用アカウントを立ち上げました。まる3年がたち、賛同してくださる人もたくさんいて、ボランティアの輪が広がっている実感もあります。もちろん考え方が違う人もいるので折り合いをつける難しさにも直面する日々。私にできることは、動物に起こっている様々な問題をより多くの人に関心を持ってもらえるように現状を拡散していくこと。自分ができることを精いっぱい続けていきたいです」
Q3.目指しているゴールは? 続けるためのモチベーションも教えてください
「殺処分がなくなり、保護施設が命を“生かすための施設”に変わること。救われている命を実感できると頑張れます。発信を続けることで、動物をペットショップで買うのではなく、保護施設から引き取るという選択がもっと浸透したら嬉しいです。私が命の期限で情報拡散している子たちは、全国の保健所に収容されている中のほんのひと握りです。私のアカウントがきっかけで保護活動を始めたという人や、里親に迎えた保護猫、保護犬の写真を送ってくださる方もいます。つらい活動ではありますが、専用アカウントが必要なくなる日がくることを目指します」
1989年8月5日生まれ。東京都出身。モデルとして数々のファッション誌や広告、CMなどで活躍するほか、女優としてドラマや映画にも出演。オフィシャルインスタグラム@hana_matsushima_official
撮影/YUJI TAKEUCHI 〈BALLPARK〉 ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 取材・原文/長嶺葉月 構成/岩鼻早苗〈BAILA〉 ※BAILA2021年7月号掲載