2026年秋冬で10周年を迎えるUniqlo U(ユニクロ ユー)。今季は、これまで進化させてきた「Future LifeWear Essentials」の集大成として、フォルムや素材、色彩にこだわったタイムレスなアイテムがそろいます。展示会で試着してみると、シンプルなのに着たときのシルエットが新鮮で、「これは秋冬に着たい!」と思うものが続々。今回は、大人がリアルに取り入れたい新作を5コーデでレビューします!
Uniqlo U 10th Anniversary Collection|着たときの「フォルム」が今季の主役

2026年秋冬の「Uniqlo U 10th Anniversary Collection」は、クリストフ・ルメールとサラ-リン・トランが率いてきた10年の集大成となるコレクション。テーマに「Confidence in Form」を掲げ、フォルム・素材・色彩の美しい調和、緻密なテーラリングとタイムレスなデザインを追求しています。
実際に気になったのも、単体で見る以上に「着るとどう見えるか」が計算されたアイテムたち。ここからは5つのコーデを、身長162cmのライターが試着。それぞれの魅力をチェックしていきます!
「ロングシャツ」「ワイドストレートジーンズ」

まず着てみたのは、オフホワイトのロングシャツにオレンジのワイドストレートジーンズを合わせた、今の季節からでも取り入れられそうな、ライトなコーデ。白シャツ×デニムというベーシックな組み合わせなのに、シャツは長く、パンツには色を効かせることで一気に新鮮に見えます。カラーデニムは少しハードルが高そうに思えますが、トップスを潔く白にすると意外なほどすんなり。秋冬に増えがちなダークカラーの着こなしを変えたいときにも、このオレンジはかなり使えそうです。

ロングシャツは、ゆったりとしたシルエットと長めの着丈がポイント。実際に着ると縦のラインが強調される一方、両サイドに丸みのあるスリットが入っているので、長さがあってもズドンと重たく見えにくい印象です。フロントヨークや、よく見ると同系色のチェック柄な点など、近くで見るとさりげなくデザインが効いているのもUniqlo Uらしいところですね。

ワイドストレートジーンズはサイズ25を着用。ストンと落ちるワイドストレートなので、一見チャレンジングに感じる存在感のあるオレンジでも、意外と大人っぽくはける印象です。むしろシルエット自体がシンプルだからこそ、いつものブルーデニムをこの色に替えるだけでコーデが更新されるのがいい! 秋ならブラウンのニット、冬ならグレーやネイビーのアウターなど、手持ちのベーシックカラーとも合わせやすそうです。
ロングシャツ¥3990・ワイドストレートジーンズ¥4990/ユニクロ ユー(ユニクロ)
「ラムクルーネックセーター」「タックバレルレッグパンツ」

個人的にも「この配色、着たい!」と思ったのが、鮮やかなレッドを効かせたコーデ。ボトムはダークブラウンにして、赤以外を深みのあるアースカラーでまとめました。秋冬はつい黒やグレーばかり手に取りがちですが、ニットを1枚レッドに替えるだけなら大人にも取り入れやすく、洒落て見えます。

まずは、ラムクルーネックセーター。鮮やかなレッドに目がいきますが、着てみるとショート丈のボクシーなシルエットが予想以上にキレイ! 裾にしっかりとリブが入っているので、タックインせずともボトムとのバランスが取りやすいのも魅力でした。

そんなセーターと合わせたタックバレルレッグパンツは、腰まわりから脚にかけて丸みがあり、裾に向かって緩やかに細くなるシルエットがとにかくキレイ。落ち感のある生地と腰からしっかり入った2タックによって、裾に向けて入るドレープが洒落てます。ウエスト背面にあるベルトループも、ひと癖あって可愛いです!

少し肌寒くなったら、これに羽織るだけで縦のラインが生まれるロング丈の「フーデッドロングコート」を合わせても。中にニットを着て、さらにボリュームのあるパンツを合わせても、コートが全体をひと続きに見せてくれるのでまとまりやすい印象です。ちなみに光沢感のある生地は撥水加工が施されており、多少の雨なら弾きます。デザイン性だけでなく機能性もしっかりあるなんて、さすがUniqlo Uですね!
フーデッドロングコート¥9990・ラムクルーネックセーター¥3990・タックバレルレッグパンツ¥4990/ユニクロ ユー(ユニクロ)
「ハイブリッドダウンショートジャケット」「ラムスタンドカラーカーディガン」「タックバレルレッグパンツ」

上で着たのと同じタックバレルレッグパンツも、今度はブラウン系のワントーンでガラッと違う雰囲気に。ブラウンのダウンにナチュラルカラーのニット、ダークブラウンのパンツと濃淡をつけて重ねると、色数は少ないのに立体感のある着こなしになります。ブラウン一辺倒だと地味に見えることもありますが、間に明るいナチュラルを挟むことで顔まわりも軽くなり、全体がのっぺりしません。

主役はハイブリッドダウンショートジャケット。身ごろにはダウン、袖と襟には中綿を使い、後ろ裾に丸みを持たせたボクシーなフォルムが特徴です。ダウンというとどうしても「防寒着」の印象が先に立ちますが、これはショート丈と丸みのあるシルエットのおかげで、着こなしのバランスをつくるアウターとして楽しめそう。フロントのポケットは上にも横にもスリットが。横スリットの中はフリースのような暖かい素材が裏地になっていて、収納力に加えて防寒力も高いアイテムです。

中に着たラムスタンドカラーカーディガンは、ローゲージの編み地と首もとのデザインがアクセント。ボタンを開ければセーラーカラー風、そして閉じればスタンドカラーにもなるので、着こなしの幅が広がるのもポイントです。ボトムは先ほどと同じタックバレルレッグパンツですが、落ち着きのある色合いは、トップスにナチュラルなカラーを持ってくるとぐっとシックに。同じパンツでもトップスの色やボリュームを変えるだけでここまで振り幅が出るなら、秋冬のスタメンとしてかなり頼れそうです。
ハイブリッドダウンショートジャケット¥12900・ラムスタンドカラーカーディガン¥4990・タックバレルレッグパンツ¥4990/ユニクロ ユー(ユニクロ)
「コーティングブルゾン」「ダブルフェイスニットワンピース」

5コーデの中でも、ちょっとモードに振ったのがこの組み合わせ。ブラックのロングワンピースにダークグレーのブルゾンを重ねただけですが、キレイめなワンピースと無骨なアウターのギャップが効いています。全身をダークトーンでまとめても、アウターとワンピースで素材感やシルエットが違うため、ただの「全身黒」にならないところがポイントです。

コーティングブルゾンは、羽織った瞬間にフォルムが決まる、存在感のある1着。コーティング加工を施したコットンツイルのハリがあり、バイカージャケットとデニムジャケットの要素を掛け合わせたデザインも効いています。短めの着丈と、裾や後ろ身ごろ、袖は丸みのあるシルエットなので、今回のようなロングワンピースと合わせると自然と重心が上がり、全身をすっきり見せやすい印象です。

ダブルフェイスニットワンピースは、ストレートなロング丈にノースリーブというミニマルなデザインで、体のラインを強く見せるというより、縦にすっと長いシルエットをつくってくれる印象です。女っぽくなりやすいアイテムですが、きゅっと詰まった首もとのラインがヘルシーで品のよさも演出。キレイめにもカジュアルにも振れる1枚です。
コーティングブルゾン¥8990・ダブルフェイスニットワンピース¥4990/ユニクロ ユー(ユニクロ)
「ブラッシュドフルジップブルゾン」「チノワイドパンツ」

最後は、メンズのブルゾンを取り入れたカジュアルコーデ。ブラウン×ナチュラルというやわらかな配色なので、上下ともにゆったりしたアイテムを合わせてもゴツく見えすぎず、大人っぽくまとまります。キレイめ一辺倒ではなく、ちょっとメンズライクに振りたい日に真似したいバランスです。

ブラッシュドフルジップブルゾンはメンズのMサイズをチョイス。ボリュームのあるボクシーなシルエットなので、女性があえて大きめに着ることでこなれ感が出ます。とはいえ着丈は短めなので、「メンズ=ただ大きい」になりにくいのがポイント。袖や身幅にはたっぷりと布を使ってゆとりを出しつつ、裾がリブなので腰位置はメリハリが出せるため、ワイドパンツとの組み合わせもバランスよく決まります。

チノワイドパンツは、ワークウェアをベースにしたディテールと、やや丸みのあるワイドシルエットで存在感があります。ナチュラルカラーならワイドでも重く見えにくく、ブラウンとの組み合わせも好相性。黒やネイビーのトップスで引き締めるのはもちろん、先ほどの赤ニットを合わせてもよさそうで、秋冬だけでなく春先まで出番が多そうです。
ブラッシュドフルジップブルゾン¥5990・チノワイドパンツ¥4990/ユニクロ ユー(ユニクロ)
今期のUniqlo Uの狙い目は、いつものコーデを更新してくれる1着
今回のコレクションでとくに気になったのは、手持ち服に加えるだけで着こなしのバランスを変えてくれるアイテム。タックバレルレッグパンツのようにシルエットで変化をつけたり、ショート丈のアウターで重心を変えたりと、「いつもの服がなんだかマンネリ」というときにも頼れそうです。
レッドのニットやオレンジのデニムなど、秋冬コーデに色を足せるアイテムも豊富。全部を新しくするのではなく、今のワードローブに足したい1着を探す感覚で選べるのも、今回のUniqlo Uの魅力だと思います。気になるアイテムは発売前にぜひチェックしてみてください!






















































