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【2024年春夏展示会レポ】プラステ、デミルクス ビームス、ミラ オーウェン…働く30代のステディブランドから春新作集合!

2024年春夏展示会の様子をBAILA編集者がレポ! プラステ、デミルクス ビームス、ミラ オーウェン…働く30代のステディブランドで今季のトレンドや注目のアイテムをチェックしました。春服を購入する前に必見!

目次

  1. 1. PLST(プラステ)
  2. 2. Demi-Luxe BEAMS(デミルクス ビームス)
  3. 3. Mila Owen(ミラ オーウェン)
  4. 4. Apuweiser-riche(アプワイザー・リッシェ)
  5. 5. Stola.(ストラ)
  6. 6. TOMORROWLAND(トゥモローランド)
  7. 7. Mystrada(マイストラーダ)

1. PLST(プラステ)

着るだけで簡単に“きちんと”した印象に仕上げてくれるから、働く女性から絶大なる信頼を集めている「PLST(プラステ)」。手に取りやすい価格帯でありながら、着心地や機能性にまでこだわり、お手入れがしやすいところも魅力的。そんな「PLST(プラステ)」の2024年春夏のコレクションでは、人気アイテムがさらにアップデートされているとか? 気になる展示会の様子を、編集ぶんがナビゲートします!

プラステ展示会メイントルソー

「PLST(プラステ)」2024年春夏展示会 推しキーワードは?

2024年春夏コレクションのテーマは「QUIET IMPACT」とのこと。洗練されたベーシックなシルエットに、トレンドのサテンやラメのキラキラとした素材が組み合わされていました。「カーゴパンツ×サテン」、「シアーニット×ラメ」など、きれいめ派でもカジュアルなトレンドを簡単に取り入れることができそうです。他にも人気シリーズのアップデートや、春らしい色物のラインナップなど……気になるトピックスがたくさんあったのでご紹介いたします!

①一番売れている! 大人気の「美脚パンツ」がさらにパワーアップ

【2024年春夏展示会レポ】プラステ、デミルクス ビームス、ミラ オーウェン…働く30代のステディブランドから春新作集合!_2

「PLST(プラステ)」といえば、すらっとしたまっすぐな美脚シルエットを叶えてくれる『「PLUS STYLE PANTS(プラススタイルパンツ)」シリーズ』。プレスの小松さん曰く、その中でも毎年春の一番人気となるのが「PLUS STYLEスティックパンツ(コットンブレンド)」(¥9990)(写真中央)で、この春夏はより肉感を拾いにくいシルエットに改良されたとのこと。細身のパンツはお尻や太もものラインが気になってしまいがちですが、こちらなら心配いらずですね! またこちらのシリーズには、この春夏からトレンド感のある「ワイドパンツ」(\12000)(写真左)も登場していました。太めのパンツはどうしてもカジュアルになりすぎてしまうと思っていたのですが、センタープレスのおかげでオフィスにも着ていけそうな真面目な印象に仕上げてくれるのが嬉しい♡

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    「PLUS STYLEスティックジーンズ 」(¥13000)

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    「PLUS STYLEハイライズワイドジーンズ」(¥13000)

さらに、この春の本命トレンドの一つでもある‟デニム”も仲間入り。スティックとワイドの2シルエットの展開で、どちらもセンタープレス入り。ぱっと見た感じ、「スティックジーンズ」は通常の「スティックパンツ」とほぼ変わらないくらい上品なシルエットで驚きました! 生地はかなりストレッチが効いており、デスクワークで長く座る時はもちろん、しゃがんだり歩いたりするのもストレスフリー。さらに洗濯機洗いもアイロンの使用も可能とのことで、あまりの魅力の多さに「手持ちのジーンズ全部これにしたいな……」と思ってしまいました(笑)!

②シームレスで滑らかな着心地の「ホールガーメント®」トップス

ホールガーメントペプラムトップス

「ホールガーメント®ニットペプラムセーター」(¥9990)

ホールガーメント®とは島精機製作所が開発した無縫製ニット、つまり縫い目がないニットのこと。昨年デビューしたこの「ホールガーメント®ニット」のシリーズですが、メディアやSNS各所で話題になり売り切れ続出なのだとか! そんなシリーズからこの春夏はペプラムトップスが登場。リブ編みのボディ部分とペプラムの切り替えの立体的なボリュームがきれいに構築されています。こんなに立体的なのに縫い目がないなんて、なかなか信じられません……! 

ニットカラバリ

白、グレー、ネイビーと先ほどのグリーンの4色展開。個人的にはトルソーに着せられていたシャーベットのような爽やかなグリーンが気になりました。スティックパンツとの合わせがとても春らしく真似したいです。高密度に編み上げたポリエステル素材を使用しているため、洗濯機で洗っても型崩れしにくいのだとか。そもそもニットを自宅でお手入れできるだけでも嬉しいのに、洗濯機でガシガシ洗ってもOKなんて凄すぎます!

③ベーシックカラーに「きれい色」をポイントで入れて

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    シャーベットグリーンのペプラムトップス

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    トマトレッドのシャツとカーディガン

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    たまごイエローのブラウス

ベーシックカラーをベースにしつつ、春らしいきれい色を差し色として入れていたルックが印象的でした。爽やかなシャーベットグリーンや、トマトのようなレッド、まろやかなたまごイエローなど心が躍るカラーが充実。定番のアイテムのカラバリにもきれい色を増やしているそうで、この春はきれい色を着たいな~という気持ちが盛り上がりました!

エディターが気になったアイテムをpick up!

①ツイードジャケット¥33000/2024年1月下旬発売予定

ツイードジャケット•白

ここ近年ずっとトレンドアイテムとしてあがる‟ツイードジャケット”ですが、今年も引き続き大流行する予感。こちらはセレモニースタイルのラインナップの1つなのですが、日常にもマッチするようちょうどいい華やかさの塩梅にこだわっているそうです。フロントラインや襟などに施されたフリンジにすこし遊び心を感じるうえ、フラットな金ボタンのあしらいも上品で惹かれました。

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白に加えてネイビーの展開もあり、試してみると想像よりかなり軽くてしなやかで驚きました! 近くで見ると丁寧に編まれていることがわかり、作りの細かさにもあっぱれです。お仕事の時はスティックパンツに合わせて、オフの日にはデニムやサテンのスカートと合わせて……と、どんなシーン・洋服にも合わせやすそうで着こなしの妄想が広がります。

②シアードルマンボリュームシャツ(ピンク)¥7990/2024年3月発売予定

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さらに個人的に気になったのが、ピンクのアイテムたち。普段カジュアル派の私にとってピンクは甘すぎて少し敬遠しがちな色なのですが、このピンクはすこしくすみがかっているので大人らしい着こなしに仕上げてくれそうです。さらにサテン素材なのでツヤっとした質感で上品さがあり、一枚で着こなしがぐんと春めく予感。写真中央のシアーシャツは、単体で着ても、カーディガンなどの中に仕込んでも、羽織としても、いろいろな着方ができそうなのでゲットしたいです!

働く女性の味方の「PLST(プラステ)」。トレンド感のある可愛いアイテムにマシンウォッシャブルなど、ありがたい機能も備わっていて超優秀。他にも魅力的なアイテムばかりで目が離せません!

「PLST(プラステ)」公式サイトはこちら

2. Demi-Luxe BEAMS(デミルクス ビームス)

仕事もプライベートも充実した女性に向けて、上質でベーシックなアイテムを大切にしながら、モダンなスタイルを提案する「Demi-Luxe BEAMS(デミルクス ビームス)」。服が欲しいときは「とりあえずビームスに行こう!」と店舗に駆け込むくらい、いつもビームスに頼り切りな編集ぶんが展示会の様子をナビゲート!

「Demi-Luxe BEAMS(デミルクス ビームス)展示会正面

「Demi-Luxe BEAMS(デミルクス ビームス)」2024年春夏展示会 推しキーワードは?

2024年春夏のシーズンテーマは「エフォートレスラグジュアリー」。得意とするフェミニンベーシックなムードにプラスして、シアー素材やオフショルダーのアイテムなど、肩の力を抜いたクラス感のあるアイテムが多く見られました。定番のジャケットやボトムスと合わせるとぐんと春めきそうな予感! 他にも春夏の訪れが待ち遠しくなるアイテムがたくさんありましたので、詳しく紹介させてください!

 

①大人も着られる「肌見せアイテム」が今季の一推し

白デニムのトルソー

冒頭でも語りましたが、シアーなブラウスや大きくカットアウトされたトップスなど、肌の露出度が高い涼しげなアイテムがたくさん見られました。トルソーの腕周りがぐっと開いたベストとスカートのセットアップの着こなしも爽やかな印象。決して大げさな露出にならないよう、上質な素材を使用していたり体のラインを拾いすぎないシルエットに仕立てていたり、「大人らしい肌見せ」に仕上げるためアイテムの1つ1つに細かい工夫が凝らされていました。

  • ベアトップ

    ベアトップ

  • デニムビスチェ

    デニムビスチェ

  • オフショルダーニット

    オフショルダーニット

他にも体型カバーが期待できるギャザーが入ったベアトップや、デニムのビスチェ、オフショルダーニットなどバリエーション豊かな展開。まだ肌寒い春は下にシャツを合わせて流行りのレイヤードコーデに挑戦してみたり、夏になったら思い切って1枚で着てみたり……! 着こなしの妄想が広がります。

②ベーシックな白・ベージュ+ピンクの差し色

ピンクトップス

カラーで気になったのが、「白やベージュ」のクリーンなベーシックカラー。リネンやコットンなど素材違いで展開があるアイテムもあり、プレスの目黒さんも推しの色とおっしゃっていました! 冬はグレーや黒など暗めのベーシックカラーを選ぶことが多かったので、まずはそこを白やベージュに変えて春らしい着こなしにアップデートしたいです。トップスや小物で「ピンク」をポイントとして入れるのが、ブランドとしての春コーデの提案なのだとか。

  • ベーシックな白・ベージュ+ピンクの差し色

他のラックを見てもピンクのアイテムが非常に多く、大注目カラーなのがうかがえます。他にもストライプやボタニカルな花柄など、柄アイテムも充実。春夏だからこそ楽しめるリゾート感を味わえる柄物アイテムに心惹かれました!

③靴にバッグ、小物も充実! さりげないところから春夏を感じたい!

  • サンダル
  • 夏っぽい小物
  • アクセサリーやバッグ

お洋服はもちろん、靴やバッグ、アクセサリーなど華やかな小物も豊富でした。フェミニンでシンプルなお洋服との相性が良さそうなサンダルがとっても可愛くて、早くサンダルを履きたい気持ちがうずうず。昨年の夏は暑すぎて週7サンダルで過ごしていたのですが、手持ちが少なく毎日同じものを履いていたのが悔しくて……。今年は写真左のようなメンズライクなフラットサンダルから、写真中央の華奢なストラップサンダルまで、いろいろと挑戦したいです。

エディターが気になったアイテムをpick up!

①ASAMI TSUBOTA × woadblue × Demi-Luxe BEAMS デニムビスチェ ¥24200/2月16日発売

デニムベスト

冒頭の「肌見せアイテム」でトルソーに着せられていたデニムベストの黒バージョン。こちらはファッションエディター坪田あさみさんとのコラボアイテム。毎年大好評で今年で第3弾とのことです。プレスの目黒さんに「大人の肌見せがおすすめ」と言われてから、気になりっぱなしだったこちら。私は肌を出すことに対してかなり恥じらいがあるので、まずはシャツやアメスリのタンクトップなどと合わせてレイヤードで慣らしてから、夏本番に1枚で着たいなと思いました。

デニムセットアップ

セットアップとしてスカートだけでなく、パンツの展開もありました。単体で着てももちろん素敵ですが、セットで着るとよりこなれ感のある着こなしになりそう。ダークな色味と太めのシルエットのおかげで、子供っぽい印象になりがちなデニムのセットアップもぐんと大人らしく仕上がります。

②リネンカフタンワンピース ¥35200/5月16日発売予定

  • リネンワンピース正面
  • リネンワンピース側面

だいぶ気が早いのですが(笑)、GWや夏休みの旅行にぴったりだなと思ったワンピース。プレスの目黒さんがプロデュースする通称「.Mライン」のアイテムです。カフタンワンピースはともするとほっこり見えがちですが、こちらは胸元がざっくり開いており、両サイドにもスリットが入っているので都会的なデザインで惹かれました。1枚で着映えする上に、ストレスフリーだからリラックスして着られるし、お腹いっぱい食べても体型をカバーしてくれそうですよね♡

 

  • .Mラインキャミソール
  • .Mラインラック

さらに、キャミソールとスカートを展開する「.Mライン」のヘルシーニットシリーズには、待望の新色が追加されていました。昨シーズンまでは黒と白の2色でしたが、今回からはチャコールグレーが登場。リュクス感のある上品な色味でどんなアイテムとも合わせやすそうです!

ベーシックなアイテムからトレンドアイテムまで、今季も豊富なラインナップでさすが「Demi-Luxe BEAMS(デミルクス ビームス)」! 早く店舗で春のお買い物をしたい!と今から楽しみになりました♡

「Demi-Luxe BEAMS(デミルクス ビームス)」公式サイトはこちら

3. Mila Owen(ミラ オーウェン)

洗練された大人のベーシックスタイルを提案する「Mila Owen(ミラ オーウェン)」。オフィスにマッチするベーシック感がありながらも、一歩先を行くトレンドライクなアイテムが豊富とあって、働く30代からも高支持率。そんな「Mila Owen(ミラ オーウェン)」が、2024年の春に10周年を迎えます。節目となる2024年春夏コレクションはどんなムード? 気になる展示会の様子を、編集Aがナビゲートします!

「Mila Owen(ミラ オーウェン)」は、2024年でデビュー10周年!

Mila Owen(ミラ オーウェン)展示会 入口の様子

2014年にデビューした「Mila Owen(ミラ オーウェン)」に私が出合ったのは大学生になったばかりの頃。なじみの商業施設のなかにある店舗はいつも賑わっていましたし、ファッション誌にもよく掲載されていたので「いつかこんな服が似合う女性になりたい」と、その都会的なファッションに密かに憧れていました。初めて「Mila Owen(ミラ オーウェン)」で購入したのは大判のマフラー。展示会会場内に飾られていた歴代の広告ビジュアルを見ながら当時の高揚感を思い出しました。

 

話が逸れました……!

節目となる2024年春夏コレクションのなかで、気になったトピックをどんどんご紹介します。

「Mila Owen(ミラ オーウェン)」2024年春夏展示会 推しキーワードは?

①月ごとにテーマが異なる「きれい色」は見逃せない

  • 2月/鮮やかなピンク

    2月/鮮やかなピンク

  • 3月/メロングリーン

    3月/メロングリーン

  • 4月/冴えたレッド

    4月/冴えたレッド

展示会会場に足を踏み入れてまず感じたのは、カラーアイテムの多さ! 10周年を迎える春にふさわしい、見ているだけで気持ちが弾むアイテムが充実していました。色については月ごとのテーマが設けられていて、2月は鮮やかなピンクがメインカラー。寒さが厳しい時期こそ、冬空に映えるロマンチックなカラーの提案がうれしいですね。

続いて3月の主役は、春の訪れを感じさせるメロングリーン。他にはイエローも目立っていました。小物も豊富だったのでバッグや靴下で取り入れるのもアリですね!

本格的に気温が上がる4月は、初夏の軽やかさを表現する冴えたレッド。インパクトのある色ですが、ご機嫌なレッドを主役に春のおしゃれを楽しみたいです。最近、編集部内でも「赤い服」かぶりをする人が多く、私もその波に乗れたらな……と(笑)。

②ブランドの名物「デニムコレクション」がパワーアップ

  • 春の訪れが待ち遠しくなる  デニムアイテムたち

    春の訪れが待ち遠しくなる

    デニムアイテムたち

  • ニュアンスカラーの  テーパードデニム

    ニュアンスカラーの

    テーパードデニム

  • 今年はジャケットも  デニムで楽しみたい

    今年はジャケットも

    デニムで楽しみたい

ブランドの人気コレクション「Mila Owen DENIM(ミラ オーウェン デニム)」は、10周年を記念して超豊富なラインナップがお目見え!  アイテムの型数、カラーバリエーションの豊富さは驚きです。

【2024年春夏展示会レポ】プラステ、デミルクス ビームス、ミラ オーウェン…働く30代のステディブランドから春新作集合!_16

一緒に行った編集部員と話題になったのが、「カーヴィビンテージ加工デニムパンツ」(¥9900)です。ウエストから裾に向かって立体的なカーブを描いていて、腰まわりをすっきり見せてくれるシルエット。ショート丈のブラウスなどと合わせて、カーブの美しさを思いっきり楽しみたいところ♡ カラーはインディゴ、ブルー、ライトグレーの3色。私はこれからの季節に大活躍間違いなしのライトグレーが特に気になりました。

③プレスの推しキーワードは「ベーシック+α」

  • Mila Owen(ミラ オーウェン)展示会 シアー素材のカーディガン
  • Mila Owen(ミラ オーウェン)展示会 ノーカラージャケット

プレスの方にお話を伺ったところ、「ベーシックなアイテムだけど周りと差がつく、+αの魅力があるデザイン」を今季は特に増やしているんだそう。例えば、売れ筋のカーディガンを今年はシアー素材にアップデートしたり、無地のニットをキラキラ素材で表現したり。どんな場所にも着ていけるベーシックさがありつつも、周りと差がつくアイテムは、顧客のみなさんからの支持率が高いと教えていただきました!

「Mila Owen(ミラ オーウェン)」の春夏展示会で、エディターが気になったアイテムをpick up!

①ベルト付落ち感トレンチコート(MNT)¥20900 /2月上旬発売予定

Mila Owen(ミラ オーウェン)展示会 カラーアイテム① ベルト付落ち感トレンチCT

春になるとつい手が伸びるトレンチコート。社会人6年目を迎える今年の春は“定番以外”のデザインをお迎えしたい、と思っていたところ、このミントカラーのコートと目が合いました! 気負わない抜け感があり、手持ちのホワイトやベージュのアイテムとも相性が良いニュアンスカラー。細身すぎないサイジングなので、インにニットを着ても着ぶくれせず着こなせそう。少し寒い時期から春を先取りできる、優秀な一着に注目です。

②ポケットデザインウエストゴムボリュームスカート(BLK)¥13970/2月下旬発売予定

  • Mila Owen(ミラ オーウェン)展示会 PKデザインウエストゴムボリュームスカート
  • Mila Owen(ミラ オーウェン)展示会 PKデザインウエストゴムボリュームスカートのポケット部分

続いては、会場入り口のメイントルソーが着用していたスカート。やや構築的なふんわりしたシルエット&表面感のある素材で、シックなブラックながらも華やかな印象でした。ウエストのポケットデザインはアクセントになるだけでなく、トップスをインしたときに腰まわりのもたつきを軽減してくれるはず。トルソーは無地の黒Tと合わせていましたが、異素材同士の組み合わせならワンツーコーデも奥行きのある着こなしに。春に着るなら、クリーンな白シャツを合わせてきれいめにまとめても可愛いかも!なんて妄想が膨らみます♡

こちらの記事でお伝えするのは以上となりますが、他にもBAILA世代にプッシュしたいアイテムばかりでした。10周年を迎える「Mila Owen(ミラ オーウェン)」に引き続きご注目を!

「Mila Owen(ミラ オーウェン)」公式サイトへ

4. Apuweiser-riche(アプワイザー・リッシェ)

トレンド感あふれる華やぎムードの中に、品を織り交ぜたアイテムを得意とする「Apuweiser-riche(アプワイザー・リッシェ)」。大人の可愛らしさを引き出してくれる、フェミニン服好きにはたまらないitブランド。編集Aが2024年の春夏展示会に行ってきました!

 

Apuweiser-riche(アプワイザ―・リッシェ)展示会レポ メインのトルソー

「Apuweiser-riche(アプワイザー・リッシェ)」の春夏展示会、推しキーワードは?

特に目立ったのはきらっと光るラメ糸を使ったアイテム。いわゆる「キラキラ」は秋冬から引き続きのトレンドですが、春らしい軽やかなカラーや透け素材で取り入れることで先シーズンからアップデートしていた印象です。他には、「紺ブレ×デニムジャケット」、「ジレ×シンプルトップス」など“レイヤード”も推しキーワードのひとつ。今すぐお迎えしたいアイテムにたくさん出合えたので、具体的に紹介させてください!

①2024年も「キラキラ」がトレンド最前線

2023年の秋冬に売り場でよく動いたという「キラキラ」素材のアイテム。その名も「キラふわ金釦カーディガン」(¥16500)は毛足が長いのできらめきをより満喫できる一着。ボタンを外せば羽織として、留めればトップスとして使えるカーディガンは春先に重宝間違いなし。「紺」、「ピンク」、「ブルーミント」、「オフ白」の4色展開で、スマートにキラキラを楽しめそうな「紺」に心をつかまれました!

Apuweiser-riche(アプワイザ―・リッシェ)展示会レポ ツイードシングル釦ジャケット

入口で私たちを迎えてくれた「ツイードシングル釦ジャケット」(¥27500)も、キラキラ糸を使ったさりげない輝きを放っていました。

 

  • Apuweiser-riche(アプワイザ―・リッシェ)展示会レポ ツイードシングル釦ジャケットの着用画像
  • Apuweiser-riche(アプワイザ―・リッシェ)展示会レポ ツイードシングル釦ジャケットの寄り

その場で羽織らせていただいたのですが、とっても軽くて驚き。一日中着ていても負担にならないのが嬉しい! この日にはいていた白のティアードスカートと相性が良すぎて、そのまま帰りたいくらいでした。

②特別感が漂う「エンブレム」は要チェック

  • エンブレムニットアンサンブル

    ※写真はサンプルのため、発売アイテムはデザインの変更があります

  • エンブレムブローチ付テーラードジャケット

    ※写真はサンプルのため、発売アイテムはデザインの変更があります

カーディガンやジャケットの胸元に施されていたのは、ブランドオリジナルのエンブレム! 刺繍の特別感がコーディネートのアクセントに一役かってくれそうです。特に気になったのは写真右の「エンブレムブローチ付テーラードジャケット」(¥25850)。トルソーのようにミニスカートを合わせて韓国の学生みたいな雰囲気にまとめるのも素敵ですし、デニムパンツにサラリとはおってカジュアル要素をプラスするのも今年っぽい。

写真左の「エンブレムニットアンサンブル」(¥19800)はハイネックのインナーとセットでの販売です。

③ウエストシェイプされた「ジレ」が気になる!

  • 「Apuweiser-riche(アプワイザー・リッシェ)」のジレ(グレー)
  • 「Apuweiser-riche(アプワイザー・リッシェ)」のジレ(ブラック)

いつものコーデにプラスするだけで、こなれたムードが盛れると噂のジレ。今回の展示会ではウエストシェイプされた、美シルエットを確約するデザインが豊作でした。ジレは長さや素材によって印象が変わるアイテムとあって、やみくもには飛びつけないトレンド。かくいう私もジレをうまく着こなせず悩んでいた一人です。どうも“着られている感”が出てしまって……。そんなときはBAILAの誌面でコーディネートを研究してみるのですが、どうやら体をきれいに見せてくれる形、かつコンパクトなサイズ感を選べばボトムを選ばず、初心者でも挑戦しやすいと気が付いたのです! 「Apuweiser-riche(アプワイザー・リッシェ)」には、そんなポイントをクリアするジレばかりだったので、同じ悩みを持っている方はぜひチェックしてくださいね。

エディターが気になったアイテムをpick up!

①シアーティアードドッキングワンピース¥24200/1月下旬発売予定

Apuweiser-riche(アプワイザ―・リッシェ)展示会レポ シアーティアードドッキングワンピース

毎シーズン、種類豊富に登場する「Apuweiser-riche(アプワイザー・リッシェ)」のワンピースは、楽しみにしている方も多いのでは? 今回の展示会でも数種類のワンピースがありましたが、特に気になったのは着映え間違いなしのドッキングワンピース。コンパクトニットとふんわりしたティアードスカートがドッキングされていて、まとうだけでしゃれ感が手に入る一枚です。切り替え部分が高めに作られているのでスタイルアップにも貢献。友達とのランチなど、休日のおでかけで活躍してくれる予感です♡

②金釦ラメニットジャケット¥20350/1月下旬発売予定

  • Apuweiser-riche(アプワイザ―・リッシェ)展示会レポ 金釦ラメニットジャケットの着用画像
  • Apuweiser-riche(アプワイザ―・リッシェ)展示会レポ 金釦ラメニットジャケットの寄り

一つ目にピックアップした白シャツとボタンの雰囲気が似通っているのは重々承知なのですが(笑)、どうしても金ボタンが気になるみたいです。むちっと肉厚な生地感ですが、シルバーの糸で編まれた縁取りと金ボタンのアクセントのおかげでのっぺり見えの心配もなし。私が試着したようにプルオーバーとして着るほか、ボタンを外してジャケット感覚で取り入れるのも◎。まだ寒い時期は、インナーにシアータートルを合わせてみようかな?と計画中です。

買い物に出かける日は必ずと言っていいほどチェックするブランドなので、実は他にもオーダーしたアイテムが……♡ 編集部員の購入品を紹介するエディターズピックなどで、また語らせてください!

「Apuweiser-riche(アプワイザー・リッシェ)」公式サイトへ

5. Stola.(ストラ)

「Stola.(ストラ)」はラテン語で「ドレス」の意味。その由来らしく、シーンを問わずファッションを楽しむ女性に向けたスタイルを提案する「Stola.(ストラ)」が今年で15周年を迎えます。2024年春夏のコレクションから、記念すべきアニバーサリーイヤーが開幕! 展示会の様子を編集Aがナビゲートします。

Stola.(ストラ)の展示会 入口の様子

「Stola.」の春夏展示会、推しアイテムは?

ブランド創立15周年となる2024年は、人・もの・コトとの“繋がり”を通して新しいブランドらしさを表現。特に春夏シーズンは「feel=心地よさ」をメインテーマに掲げ、身にまとったときの気持ちよさや高揚感を大事にしているのだそう。そんなテーマを表すアイテムをたくさんご紹介します!

①祝15周年! 「Stola.×SHOGO SEKINE」のスペシャルコラボレーション

Stola.(ストラ)の展示会 15周年のアニバーサリーロゴ

ブランド創立15周年を記念して、人気イラストレーター・SHOGO SEKINEさんとのコラボレーションが実現! 15周年のアニバーサリーロゴは、SHOGO SEKINEさんが特別に描き下ろしたこだわりのもので、伸びやかなリボンモチーフのデザインから新しい一年への期待を感じました。

「Stola.(ストラ)」15周年特設ページへ
Stola.(ストラ)の展示会 イラストレータ・SHOGO SEKINEとのコラボアイテム

コラボアイテムは2024年末まで毎シーズン展開予定とのことで、まずはパーカ、スカート、トートバッグ、ポーチの4型がデビュー。次のシーズン以降、どんなアイテムが待っているのか、今から楽しみですね。

②気持ちが弾む「表情豊かな素材」

Stola.(ストラ)の展示会 カーディガンの試着写真

トレンドの“もけもけ”素材を使ったビッグカーディガンを試着。毛足が長いカーディガンは、身にまとうと思わず気分がアガります♡ この日はシンプルなトップスを着ていたのですが、羽織るだけでグンと今っぽいムードにアップデートされたような。可愛さもリュクス感も欲張れる一着は、春のスタメン入り確定! 手洗い可能でお手入れしやすい点もありがたい。

Stola.(ストラ)の展示会 ツィードジャケット×スカートのセットアップ

ツイードジャケット×スカートのセットアップは2色展開。多色の糸を織り交ぜたツイードはオケージョンでも大活躍。ポケットのボタンホールは目立たないように作られているため、パールボタンをホールに通さず着ればシンプルなデザインとして着用が可能。パールボタンが見えるのと見えないのでは印象が異なり、おトク感がありました!

Stola.(ストラ)の展示会 ツィードジャケットを着たトルソー

トルソーのようにINにはロゴTを合わせて、カジュアルテイストをMIXするのも◎。シーンを問わず出番が多そうなセットアップを、ワードローブにお迎えしたくなりました。

③オン・オフ頼れる「洗えるパンツ」

フェミニンテイストのアイテムが多いイメージの「Stola.(ストラ)」ですが、プレスの萩原さんいわく、売り場では“自宅で洗濯ができる”パンツの売れ行きがとても好調とのこと。実は「Stola.(ストラ)」のパンツをまだはいたことがなかったので、さっそく試着させていただくことに!

サイドベンツストレートデニムパンツ¥19800/2月初旬発売予定

Stola.(ストラ)の展示会 テーパードデニムパンツの着用写真

こちらのストレートデニムは脚のラインを拾いすぎず、まっすぐな脚に見せてくれるこだわりぬかれたシルエット。典型的な骨格ウェーブで重心が下めの私ですが、まさか美脚になったのかと錯覚するほどでした! サイズは「34」「36」「38」「40」の4サイズ展開なので自分にぴったりのサイズを探してみてくださいね。  

  • Stola.(ストラ)の展示会 テーパードデニムパンツの裾

    裾はスリット入り

  • Stola.(ストラ)の展示会 テーパードデニムパンツのパッチ

    オリジナルのパッチ

センターピンタックテーパードパンツ¥16500

【2024年春夏展示会レポ】プラステ、デミルクス ビームス、ミラ オーウェン…働く30代のステディブランドから春新作集合!_23

 続いて、センターピンタックテーパードパンツ。試着のためにパンツを手に取った瞬間、まずはそのストレッチ性に驚きました! 普通の生活をしていてノンストレスどころか、しゃがんだりしても苦しくない! 小走りも余裕。洗濯機洗い可能なだけでなく、UVカット効果あり&抗ピリング仕様まで兼ね備えたハイスペパンツでした。通勤用に購入する方も多くとても評判のデザインとのことで、その人気の理由も頷けます。こちらも「34」「36」「38」「40」の4サイズ展開です。  

  • FRONT

    FRONT

  • BACK

    BACK

エディターが気になったアイテムをpick up!

①タフタバルーンスカート¥18400/1月下旬発売予定

Stola.(ストラ)の展示会 バルーンスカート

エアリーなボリューム感を楽しめるバルーンスカート。フレアでもタイトでもないこのふんわり感は、全身バランスをたちまち今年顔に更新してくれそう。週6日ほどスカートをはく圧倒的スカート派の私は、このデザインは見逃せませんでした! 歩くたびにふわっと空気を含み、足さばきもよいのでグングン歩きたくなるはき心地です。  

②ライナー付きトレンチコート¥59400/1月中旬発売予定

Stola.(ストラ)の展示会 ライナー付きトレンチコート

続いては、ドレープ感のある生地が洗練された印象のトレンチコート。ネイビーは今までなかなか選ばない色だったのですが、黒よりも柔らかくスマートな雰囲気のネイビーが今年の春はなんだか気になります。

Stola.(ストラ)の展示会 ライナー付きトレンチコートの内側

気になるライナーはこちら。このライナーに使われている中綿がとっても優秀で、身体の熱を閉じ込めて保温しつつ、湿気は逃がすという仕組みなんです。そんなことできるの!?と目を見張るのもそのはず、世界的化学・電気素材メーカーの「3M社」が開発した素材なんだそう。気温があたたかくなってきたらライナーを外して着れば、冬→春まで着倒せる優秀アウターでした!

店頭にもだんだん春物が増えてきて、春が待ち遠しいですね。みなさんのお買い物の参考になったら嬉しいです!

「Stola.(ストラ)」公式サイトへ

6. TOMORROWLAND(トゥモローランド)

「TOMORROWLAND(トゥモローランド)」は上品で洗練されたファッションが特徴で、世界中から集めたセレクト品にオリジナルブランドと、上質なアイテムが揃っています。「トゥモローランドに行けば、何かときめくものが見つけられる!」とバイラ読者からも厚い信頼が。

今回は、トゥモローランドが展開する個性豊かなオリジナルブランドから、注目の7ブランドをピックアップ!2024年春夏コレクションを、編集ぴらが個人的に刺さったアイテムを交えながらブランド別にご紹介していきます。

トゥモローランド 展示会レポ メインのトルソー

①今季の「TOMORROWLAND WOMEN(トゥモローランド ウィメンズ)」は外出気分を高める明るいムード

①今季の「TOMORROWLAND WOMEN(トゥモローランド ウィメンズ)」は外出気分を高める明るいムード

「TOMORROWLAND WOMEN(トゥモローランド ウィメンズ)」は、エレガンスやクラシカルというブランドの根幹を軸に、今季はアフターコロナの外出気分の高まりに寄り添い、様々なシーンに対応できるアイテムを揃えたコレクション。マネキンのコーディネートにエッセンシャルアイテムでもあるスカーフが多く使われていたり、明るい配色が採用されていたりと、なんだか旅行に出かけたくなります! プレスの天久さんから、「アメリカのとあるデザイナーホテルから着想を得て、ホテルステイやホテルディナーなど、なんだか背筋が伸びるような自分の中の1歩上のスタイルをイメージし、表現しています」と聞いて納得。

  • トゥモローランド 展示会レポ 定番の白シャツ×デニムのコーデをスカーフでアレンジ!

    定番の白シャツ×デニムのコーデをスカーフでアレンジ!

  • トゥモローランド 展示会レポ  正方形の大判スカーフを後ろで結んで、着用しています。

    正方形の大判スカーフを後ろで結んで、着用しています。

トゥモローランド 展示会レポ スカーフ

「MANIPURI for TOMORROWLAND」のスカーフ。それぞれ19800円。

中には、スカーフを使ったこんなコーディネート提案も。ベーシックなスタイルをアップデートできる小物が揃っているのもセレクトショップであるトゥモローランドの魅力。スカーフの種類も豊富に揃っていました!

  • トゥモローランド 展示会レポ トルソー デニム

トレンドのポコポコデザインのアイテムも多数発見。私が特に気になったのがこのマネキン。ニットアンサンブルと立体的なアレンジのついたデニムはカジュアルで個性的なのに、清潔感のある白とブルーの配色だから印象はきれいめ。このバランスが、きれいめ派の心にグッときます…!

②「MACPHEE(マカフィー)」はプレッピーを程よく着崩し女前に

  • マカフィー 展示会レポ ジャケット
  • マカフィー 展示会レポ カーディガン ボーダー
  • マカフィー 展示会レポ カーディガン ネイビー

「トラディショナルなマインドを今の気分で捉え直すことで、新鮮なスタイルを提案すること」がテーマの「MACPHEE(マカフィー)」。人気のカーディガンとジャケットは、ボタンと丈感がアップデートされて春夏でも登場。

マカフィー 展示会レポ ジャケットセットアップ

今季はプレッピースタイルを大人向けに着崩したアイテムが多数。ジャケット(41800円)×パンツ(23100円)のセットアップは、ハーフパンツで少しだけやんちゃに遊びつつ、ブラウンとストライプでシックに着地しています。

  • マカフィー 展示会レポ ストライプシャツ
  • マカフィー 展示会レポ ストライプシャツ 後ろ姿

バンドカラーのシャツ(23100円)は、ショート丈で背中が大胆にあいていてレイヤード向き。グリーンのストライプに合わせて同色のインナーを入れたり、ピンクやブルーのインナーと合わせて配色にコントラストをつけたりしてもよさそう。

③「Ballsey(ボールジィ)」の上質な素材で作るエレガンススタイル

  • ボールジィ 展示会レポ ジャケット
  • ボールジィ 展示会レポ ラック

素材に表情があるアイテムが目を引いたのが「Ballsey(ボールジィ)」。高級感のあるツイードのジャケットやジレのカラーバリエーションが多く、オケージョンにも使えそうな高級感のあるアイテムが揃っていました。

中でも気になったのが、クラス感もありつつ、軽やかに着られそうなジレパンのセットアップ。派手になりがちなきれい色のセットアップですが、サーモンピンクとタックの入ったパンツのおかげで、落ち着いた印象にまとまっていて素敵。上下別での着回しもしやすそうです。

ボールジィ 展示会レポ セットアップ

④「TOMORROWLAND Collection(トゥモローランド コレクション)」で自分にぴったりの白シャツ・白ブラウスが見つかる!

トゥモローランド 展示会レポ 白シャツ 白ブラウス

アイテムそのものの魅力を追求するベーシックライン「TOMORROWLAND Collection(トゥモローランド コレクション)」で、考え抜かれた白シャツと白ブラウスがラインナップ。春になると新調したくなるシャツとブラウスが、バリエーション豊かに揃っているので、自分のワードローブにぴったりの一枚が見つかるはず。

  • トゥモローランドコレクション 展示会 白シャツ
  • トゥモローランドコレクション 展示会 白シャツ 襟

私が選んだのは、こちらのバンドカラーのシャツ(28600円)。きちんと感のある白シャツを更新したいという気持ちと、今年はレイヤードを楽しみたいな〜という2つの気持ちに見事にマッチ! ハリ感のあるタイプライター素材がシャキッとした印象を作ってくれ、自然と背筋が伸びそうです。レイヤードした時に、アクセントになる襟は、可愛らしいフリフリではなく、フリルが四角く並んだシャープな形で、シャツ全体の端正な印象を崩しません。

これだけのバリエーションから選ぶことで、ベーシックなアイテムに自分らしさを見出せるので、愛着を持って長く着られそうです。

⑤「GALERIE VIE(ギャルリー・ヴィー)」のタイムレスなアイテム

ギャルリー・ヴィー 展示会レポ 全体写真

「GALERIE VIE(ギャルリー・ヴィー)」は「生活のギャラリー」というコンセプトで、上質でタイムレスな洋服や雑貨を展開しています。淡いピンクやグリーンが並ぶラックを見ていると、穏やかな春の訪れを感じます。


今季も、新作に加え長く愛される定番の名品をシーズンカラーやデザインをブラッシュアップして提案。それは「GALERIE VIE(ギャルリー・ヴィー)」のスタイルが確立されており、長く使えるいいものがわかっているからこそ。数年おきに、更新したり、色違いで購入したりされるファンの方も多いんだとか。

  • ギャルリー・ヴィー 展示会ルポ パーカー 正面
  • ギャルリー・ヴィー 展示会ルポ パーカー 横

「ジップアップパーカー」(49500円)は、地厚でハリ感のある生地。おかげでフード部分がへたらずきれいな形を維持してくれるのが嬉しいポイント。カジュアルなパーカーも大人向けに少しリッチに着こなせます。

  • ギャルリー・ヴィー 展示会レポ デニムシャツ
  • ギャルリー・ヴィー 展示会レポ デニムパンツ

私が気になったのは、セットアップ着用が可能なシャツ(59400円)とパンツ(49500円)。軽やかさにうっとりするようななめらかな触り心地に、びっくり。表記を見てみると22%もカシミヤが入っていました。シルエットはシャツもパンツもゆったりめですが、カシミヤ混の上品な光沢、シャツというアイテムの持つきちんと感と、パンツのダブルタックが大人のリラクシースタイルを作ってくれます。

⑥「CABaN(キャバン)」は人気アイテムの色バリエが続々

  • キャバン 展示会レポ カーディガン 単色
  • キャバン 展示会レポ カーディガン バイカラー

着る人の個性を引き出す、シンプルなのに遊び心のあるウェアが特徴。名品「コットンカシミヤ クルーネックカーディガン」は一枚でも羽織りとしても、オールインワンなどの中に仕込むのにも使える万能アイテム。それだけ着回せるのに、一目で「CABaN」のカーディガンとわかるデザイン性も魅力です。編集部にもファン多数で、「今日は先輩がグリーン、私が赤を着ている!」なんて日も(笑)。

色バリエがどんどん増えており、プレスチームでさえ把握が大変というほど。どんどん追加されるたくさんの色からお気に入りの色を選んで、自分らしく着こなすのが気分。バイカラーの展開も増えており、ますます盛り上がりそうです!

⑦ベーシックカラー派必見の「DES PRÉS(デ・プレ)」

デプレ 展示会レポ

シンプルでモダンなデザインが魅力の「DES PRÉS(デ・プレ)」。春夏は、リネンやメッシュ、シアーなどの軽やかな素材が多く、ベーシックカラーでも地味にならないアイテムがずらり。

デプレ 展示会レポ ジレパン セットアップ

ジレ 49500円・パンツ 35200円

特にバイラ本誌で人気な黒のアイテムから、私は、端正なシルエットのシングルジレのセットアップをチョイス。リネン素材で墨っぽいカラーに惹かれました。近年の夏は暑すぎてコーディネートを考えたくない日も増え、黒ばかり選んでしまいます。そんな夏でも重たい印象にならずに着られる墨黒かつリネンはなんて嬉しい存在でしょう。このセットアップなら手を抜いている感もなく、むしろ洗練された印象をくれます!

  • 【2024年春夏展示会レポ】プラステ、デミルクス ビームス、ミラ オーウェン…働く30代のステディブランドから春新作集合!_34_1

    シアートップス¥25300

  • 【2024年春夏展示会レポ】プラステ、デミルクス ビームス、ミラ オーウェン…働く30代のステディブランドから春新作集合!_34_2

    メッシュベスト¥28600

レイヤード前提のアイテムもたくさん並んでいて、今年こそ絶対に重ね着上手になりたいという気持ちがふつふつと。そんな気持ちで眺めていたら、ときめきが止まらないマネキンを発見! ワンショルダーのインナーがレース編みトップスの間から見えているのに、きゅん。ガッツリ肌見せをした上半身に対して、たっぷりの布を使った黒のフレアスカートが全体を締めています。これはマネキン買い決定です。

デプレ 展示会レポ メッシュベスト

いかがでしたか? ブランドごとの特徴を把握してオンラインサイトで狙い撃ちするのも、店舗で運命の出会いをするのもいいですよね。今回はオリジナルブランドのアイテムのみを紹介しましたが、セレクトのアイテムもBAILA世代に推したいアイテムがたくさんあったので、ぜひチェックしてみてください!

「TOMORROWLAND(トゥモローランド)」公式サイトへ

7. Mystrada(マイストラーダ)

働く女性向きの上品さと、大人でも着やすい可愛さや華やぎを兼ね備えたアイテムが豊富な「Mystrada(マイストラーダ)」。まさにバイラ世代にぴったりのステディブランドです。2024年の春夏展示会でも、トレンド感をオフィスコーデでも取り入れられそうな上品×華やかアイテムがたくさんあったので、私・編集ぴらがレポートさせていただきます!

「Mystrada(マイストラーダ)」の春夏展示会、キーワードは?

マイストラーダ 展示会レポ メインのトルソー

 

展示会に入った瞬間目に飛び込んできたのが、「チュール」。引き続きシアー素材がトレンドですが、その中でも立体感の加わるチュール素材はさらに華やか。春夏の明るいカラーと組み合わさった軽やかな印象に、完全に心掴まれました。その他には、「キラキラ」トレンドを上品に取り入れたトップスやボクシーなジャケットなどオンオフ活躍しそうなアイテムが多数お目見え。詳しく語らせてください…!

①スカートだけじゃない! チュールのアイテムが気になる

取り入れるだけでドラマチックになれる「チュール」。マイストラーダには、ポイント使いから大胆なものまで、さまざまなチュールのアイテムが作られていて、職場の服装の自由度に合わせて選べそうです。

マイストラーダ 展示会 チュールトップス

ミニ丈のスカートと合わせてあるのは、袖にふわっと同じトーンのチュールをあしらった「チュールスリーブニット」(¥16500)。シンプルなリブニットの袖にチュールがあしらわれることで、可憐さがプラス。このくらいのデザインなら、オフィスコーデにも取り入れられそう。キーボードを叩く手もとが目に入るだけで、気分が上がりそうです!

  • 【2024年春夏展示会レポ】プラステ、デミルクス ビームス、ミラ オーウェン…働く30代のステディブランドから春新作集合!_35_1

    横から見るとこんなに立体的!

  • 【2024年春夏展示会レポ】プラステ、デミルクス ビームス、ミラ オーウェン…働く30代のステディブランドから春新作集合!_35_2

    フリルとぴたっとニットとの対比で華奢見え。 

より大胆にチュールをあしらったのが、左の写真の「ベアフリルニット」(¥17600)と右の写真の「チュールフリルニット(¥17600)」。「ベアフリルニット」は、ニットとドッキングしている立体的なチュールがとにかく目を引きます。「チュールフリルニット」はアシンメトリーのフリルが印象的で、フリルのボリューム感のおかげで体を華奢に見せてくれる効果も。2枚ともコーデの主役になること間違いなしです。

マイストラーダ 展示会レポ ベアチュールワンピース

「ベア×チュールワンピース」(¥28600)は、こちらのカラーが個人的にツボ。キャメルの持つ上品さとチュールの持つ少女性が相まって、大人可愛いを叶えてくれます。

②シアー×ラメトップスの種類が豊富

マイストラーダ 展示会レポ シアーラメニット

トレンド感満載の「キラキラ」トップスがバリエーション豊富に登場。シアー感が強く、肌見せを楽しめる前後2way仕様の「シアーラメニット」(¥15400)に注目。Vのカッティングが美しく、Vを背中側に着用して後ろ姿まで意識してジュエリーを合わせたくなります。

  • マイストラーダ 展示会レポ デニムビスチェ
  • マイストラーダ 展示会レポ ラメニット 後ろ姿

トルソーでは、デニムビスチェと合わせてカジュアルにまとめていました。思いっきり、カジュアルに振るのも可愛いですし、グレーのスラックスとのワンツーでも今っぽい。

そんなシアーラメニットが大豊作の中、私がリアルバイしたいと思ったのが、「シアーボトルニット」(¥11000)です。

マイストラーダ 展示会レポ シアータートルニット

毎年ハイネックトップスを何枚も買うハイネック大好き女の私は、この春に相応しい「ラメ」と「シアー」のハイネックニットを探しておりました。ただ、ラメニットはチクチクしやすいのが難点。なるべく肌に張り付かず、チクチクしづらいものを求めて彷徨っていたところ、ここで見つけました!

細身でありながらほどよいゆとりがあることに大歓喜。これは買いです。

③デザイナーさんイチオシは、オーバーサイズジャケット

マイストラーダ 展示会ルポ プレスコーデ スナップ

展示会では、ラックに掛かっているアイテムをチェックするのはもちろんですが、プレスやデザイナーの方々の着こなしを見るのも大きな楽しみ。お洋服の魅力を一番わかっているプレスの方々のコーデに、いつも目を奪われています。

マイストラーダのデザイナーさんが着ていたのは、「オーバーサイズジャケット」(¥25300)と「アシメウエストスコート」(¥18700)。ボックスシルエットのジャケットとミニ丈ボトムとのバランスが今年らしくて素敵。コーデのポイントを聞いてみると、特にジャケットが推しとのこと。

「シンプルでありつつ、トレンド感のあるシルエットがポイント。軽くてオーバーサイズなので、動きやすくて疲れにくいのも魅力です」。

マイストラーダ 展示会レポ オーバーサイズジャケット

トルソーは同じ組み合わせで、グレーを着用。ライトグレーにパリッとした白シャツを合わせると、クールな印象に。

今季もトレンドをデイリーに着こなせるよう落とし込んだアイテムが揃っていました。マイストラーダなら、春夏も働く気分にフィットするおしゃれが楽しめそう。皆さんもぜひチェックしてみてください!

「Mystrada(マイストラーダ)」公式サイトへ
編集ぶん

編集ぶん


本誌ではファッションを担当。ワイドパンツとごつめのスニーカーをよく履いています。週末はたっぷり寝てからおいしいものや美術館を巡るのが定番。カンジャンケジャンとプーパッポンカレーを毎日食べたい。

編集A

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本誌では主にビューティ企画を担当。同じメイクを二度することはないくらい、様々なコスメを試すのが大好き♡ ワードローブの九割五分はスカートorワンピース。パーソナルカラーはブルベ夏、骨格タイプはウェーブ。

編集ぴら

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毎日ドラマチックでいたいファッション・ドラマ担当。チェック柄とカフェラテをこよなく愛する丑年です。フランスパンと美味しそうな名前のコスメは見かけたら脊髄反射で購入。猫とリスが好き。

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