30代といえば、一生大事にできる時計とジュエリーを手に入れてほしい年代。私たちが憧れる女性たちも一生ものの名品小物を手に入れていました。そんな先輩たちの愛用時計&ジュエリーを、購入した当時のエピソードも交えてご紹介します。
《RECOMMEND 01》カルティエのタンク フランセーズ
スタイリスト百々千晴さん
24歳でハワイに行ったとき、たまたま訪れたカルティエで「可愛い」と思ったこの時計。でも、そのときは買うつもりではなかったので決断できず。同じ年に仕事で再び訪れたハワイで再会。「これは出会い」と購入しました。シンプルな腕時計は、シンプルなスタイルで楽しむのが基本です。
《RECOMMEND 02》ヴァン クリーフ&アーペルのファンタジーカレ
副編N
時計&ジュエリー担当をしていたので、素材や細工が格別に美しく確かなクォリティのヴァン クリーフ&アーペルは憧れの存在でした。この時計を見たときにジュエリーウォッチを買うならコレ、と思い切れたのはそんな気持ちがあったから。普段のカジュアルスタイルにも品よくなじんで、10年ほぼ毎日着用しています。
《RECOMMEND 03》ロレックスのヴィンテージ
スタイリスト 福田亜矢子さん
ヴィンテージや古着が大好きだった23歳のころに、イギリスで出会ったのがこの時計。ピカピカの新品よりも、ちょっと傷のある使い込んだ感じが自分に合っていると思い社会人になった記念として、思い切って購入。ステイタスのある腕時計も、毎日のスタイルに使えてこそ価値がある。重ねづけも楽しめるベーシックを選び正解でした。
《RECOMMEND 04》ジャガー・ルクルトのレベルソ
編集やまみ
二人目の子どもを出産したときに、記念にと購入。仕事と育児で常にバタバタの毎日で憧れるのは"余裕のある人"。レベルソの持つ、知的で静謐なイメージを少しでも享受できたらと理想も込めて選びました。スクエアフェイスならではのモダンさとスタイルを選ばず飽きのこないシンプルなダイヤルデザインもお気に入りです。
撮影/西原秀岳〈TENT〉 取材・原文/櫻井裕美 構成/山岸成実・渡辺真衣〈BAILA〉 ※すべて本人私物のためブランドへのお問い合わせはお控えください ※BAILA2020年1月号掲載