水晶玉子先生が2023年の運勢と開運の秘訣を伝授!
シリーズ累計56万部を突破した大ヒット書籍『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦』。その最新版である『開運暦2023』の発売を記念して、今年も開運のカリスマ・水晶玉子先生が@BAILAに登場! 2023年の運勢と開運の秘訣を教えてくれました!
2023年は、小さな一歩を踏み出し続けて新しい未来へ向かう時期
これまで、激動の2020年から2022年にかけての大きな揺らぎまで、見事に言い当ててきた水晶先生。これからやってくる2023年は、どんな1年になりそうですか?
「2023年は、オリエンタル占星術では、“井宿(せいしゅく)”の年です。“井”が表すのは、文字通り“井戸”。
きれいな水脈を探すために、ひとつのものを“深掘り”して、毎日井戸から水をくみ上げるように、大事なものを“取り戻す”――。小さなことの繰り返しによって物事が進んでいくような1年になりそうです。
また、2023年の干支は、“癸卯(みずのとう)”。うさぎは、一匹一匹は弱いけれど、強い繁殖力で命をつなぎますよね。ここでも、小さなものの集結や反復が、大きな力になることが示されています。
“癸”は、陰の水の気、雨のイメージで、十干のサイクルの一番最後の気。つまり、ひとつのサイクルが終わっていく時期だと考えられます。
そして、西洋占星術で見ると、2023年に、幸運の星・木星が12星座の最初である牡羊座から牡牛座へ。試練の星・土星は、水瓶座から12星座の最後である魚座へ。ここにも、“終わりと始まり”のサインが出ているんですね。
2020年から始まった時代の転換期は、今も続いています。大きな何かが切り替わるには、長い時間がかかるもの。2023年は、まだ過渡期。小さな一歩を踏み出し続けることで、新しい未来へ向かっていく時期だと言えるでしょう」
開運の秘訣は、古いものと新しいものを“分別”すること
そんな2023年に幸運をつかむには? 開運の秘訣も聞いてみました。
「2023年は、井戸の水を濾過するように、雨の後の川が清流になっていくように、混沌とした世界を少しずつ美しくしていくべき時期。そのためには“分別すること”が大切です。
古いものと新しいもの、今の自分には不要なもの、アップデートして守っていくもの、これから取り入れて育てていくもの――それらを、丁寧に取捨選択していきましょう。
また、小さな存在が力を持つこと、“井宿”も“癸”も知性を意味することから、2023年は一人で静かにコツコツ勉強や努力をすることにもツキがあります。
今あるものを“深掘り”して、一度手放したものも必要なら“取り戻す”。そうして得た個人個人の考えや学びが、いろいろなものを“濾過”し、大きな希望を手にする糧になるはずですよ」
愛情面&仕事面はシンプルで本能的になる傾向が
30代~40代の働く女性が気になる、恋愛&結婚と仕事について聞いてみると――。
「2023年に幸運の星・木星が滞在するのは、牡羊座と牡牛座。この2星座は、生きることへの本能的な部分を司るので、未開の地を切り拓きサバイバルしていく性質を持っているんです。そのため、愛情面も仕事面も、シンプルで本能的になる傾向が。
愛情面では、『出会った瞬間にピンときた!』と恋が始まったり、『おいしいものを一緒に食べるのが幸せ』と愛が深まったり。直感や共感がカギになりそうです。
卯年だけに、結婚・出産する人が多くなりそうなのも、2023年の特徴。シングルは、マッチングアプリなど新しいシステムも活用すると、いい出会いが見つかるかも。カップルは、授かり婚の確率も高めです。美の星・金星が獅子座に滞在する6月~9月は、ドラマチックな恋愛や華やかなセレモニーが盛り上がりそうですよ!
10数年間、社会や仕事を司る山羊座に滞在していた消滅と再生の星・冥王星が、3月24日~6月11日に一時的に水瓶座に抜け、仕事のイメージや働き方も変わっていきます。“身を粉にして出世や昇進を目指す”より、“自分らしい働き方を探す”風潮が広がる見込み。社会的な地位ではなく、好きなことに自分のペースで取り組める環境を求める人が増えるでしょう。
たとえば、副業やリモートOK、家庭との両立も可能、といった条件が当たり前になる可能性も。これまでの働き方に違和感を覚えていた人も、自由にキャリアデザインするチャンス!
注目が集まる職種は、医療や介護など人をサポートする分野、動物や植物などに関わる分野。これからの社会を支えることになり、ますます需要が高まるでしょう」
おしゃれは華やかに、暮らしはすっきり心地よく!
2023年の開運アイテム&アクションも教えてください!
「2023年は、美の星・金星が、6月5日から10月9日まで獅子座に。獅子座が象徴するのは、華やかさや遊び心や個性。そして、干支の卯年は、季節でいえば春。
おしゃれの面では、華やかさが戻ってくる予感。ここ数年のトレンドだった実用性や機能性重視のアイテムから、派手で個性的なアイテムへと、人気がシフトしそうです。マスク生活は続くかもしれないけれど、メイクにも力を入れて。
一方、幸運の星・木星は、5月17日に牡羊座から牡牛座へ。
ラッキーカラーは、牡牛座のイメージであるグリーンと、牡羊座のイメージである赤。
『水晶玉子のオリエンタル占星術 開運暦2023』も、持っているだけで開運するように、表紙にこの2色を使っているんですよ(笑)。
ラッキースポットは、井戸を意味する“井宿”の年だけに、水の湧き出るような場所。温泉や噴水のあるところでリフレッシュするのがおすすめ。おいしいものが食べられたり、サバイバルゲームができたりするようなところもいいですね。“終わりと始まり”の時期なので、リニューアルオープン施設も要チェックです。
暮らしの面では、“シンプル”で“快適”なことがポイントに。家の中は、すっきり心地よく整えて。牡牛座が象徴する、グリーンやお花を飾るのも開運アクション。牡牛座は“食”を司り、“井宿”は“井戸”を意味するため、水回り、特に食事につながるキッチンをきれいにしておくことも心がけましょう」
水晶玉子先生からBAILA読者へメッセージ♡
最後に、水晶先生からBAILA読者へのメッセージをお届けします!
「30代~40代の働く女性であるBAILA世代のみなさんは、若くて美しさもパワーもある時期に、我慢や制限の多い数年間を過ごし、大変だったことと思います。ストレスも抱えているかもしれないけれど、この期間に得たものも必ずあるはず。
2023年は、変化の中で芽生えた“自分らしさ”や“新しい価値観”に、まっすぐに目を向けられる時です。2022年に続き、2023年も“大きな変化の途中”。“動く”よりも“考える”ことで、きっと2024年以降に夢を形にしていく方法が見つかりますよ。
あなたたちは、これからの新しい時代を作っていく主役です! 2023年は、恋愛やおしゃれや暮らし……いろいろな方面に明るい兆しもありますから、ぜひ1日1日を考えながら楽しんで。小さなことを積み重ねて、大きな幸せを手に入れてくださいね」
占星術師・占術研究家
水晶玉子
●すいしょう たまこ 占術研究家。西洋・東洋の枠を超え、多様な占術を研究、執筆。空海が日本に伝えた宿曜経に現代的な解釈を加えた『オリエンタル占星術』で、絶大な支持を得る。『MEN‘S NON-NO』などの雑誌連載や、『オリエンタル占星術』『新ペルシャン占星術』『運景』などの占いサイトも大好評。
取材・文/藤本幸授美
2023年の運勢をもっと詳しく知りたい人は、書籍をチェック!
『水晶玉子のオリエンタル占星術 幸運を呼ぶ365日メッセージつき 開運暦2023』
水晶玉子・著 ¥1760 集英社