子ども向けの悩み相談AERA dot.の連載が話題の小島よしおならぬ“よしお先生”がBAILAに出張! 大人だって相談したいんです。今回は、人間関係で悩んでる30代女性へアドバイス。そこには、よしお先生ならではの前向きパワーが!
【人づきあい編】大人の人間関係は、気負いすぎないほどよい距離感が大事
日常生活のちょっとしたお悩みにも、よしお先生ならではの前向きパワーが!
大人だからとあきらめずに友人をつくる方法が知りたい(みかさん37歳・事務職)
コロナ禍で友人にほとんど会っておらず、疎遠になってしまった人も多くて、本当の友達はいなかったのかなと悲しくなりました。大人だからとあきらめずに、もっとたくさんの人と仲よくなるにはどうしたらいいでしょうか?
【よしお先生のこたえ】相手のタイミングもあるので一喜一憂しないで大丈夫!
みかさんのケースは、このご時世、あるあるな話かもしれないですね。僕は、全然気にしなくていいって言いたい。コロナじゃなくてもよく遊んでた友人と遊ばなくなるタイミングってある。でも、不思議なもので、また近くなるときがくる場合もあるんだよね。偶然街でばったり会ったり、久しぶりに連絡をしたらすぐに会うことになったり。ご縁は操作できないので、流れに身を任せてもいいと思う。新しい友人をつくりたいなら、まずは相手に興味を持って、質問をすることだと思います。あと、迷惑だと思わずに、ライトに2、3回誘ってみるのはどうですか? もし断られても、深読みはせず、今は仲よくなるタイミングじゃなかったんだと、シンプルに考えるといいと思います。
友達がらみの仕事のお願いって面倒!(たえさん38歳・イラストレーター)
イラストの仕事をしています。それを知った友達伝いの知り合いの人から「これ、すぐにできたりする?」と、雑な仕事の頼まれ方をしてしまいました。モチベーションも上がらないし、失礼だけど、むげに断るのも悪いかなと思ってしまい悩んでいます。
【よしお先生のこたえ】相手の流れに乗ることで「見える景色」もあると思います
僕は、とりあえず一発目は乗ってみようとするタイプなんです。僕の好きな偉人の話になるんだけど、渋沢栄一の本で「会いたいと言われたら、誰でも会った」という実話が紹介されていて、単純にかっこいいなと思ったんだよね。その後、僕の母ちゃんを通じて、埼玉のとあるおじさまが「ネタを考えたから会いたい」と言ってきてくれたんです。今までだったらお断りしていたんだけど、渋沢を見習って会ってみることに。おじさまは昭和歌謡を小島さんバージョンでやってみたというネタを作ってきてくれました。まだネタとして使ってはいないけど、おじさまとふれあったことで自分の知らなかった昭和歌謡や昔に流行ったフレーズを知ることができたんだよね。たえさんも、これが最初のお願いなら一度頼まれてみると、予期せぬプラスがあるかも! もちろん心に無理のない程度で、ですけどね。
子ども向けの悩み相談AERA dot.の連載が話題に!
「どうして宿題をやらないといけないの?」「クラスの男子からちょっかいを出されるのがイヤです」など、子どもたちの疑問や悩みに答えるAERA dot.の人気連載「ボクといっしょに考えよう」。大人の心にも響くと注目を集めている。
小島よしお
1980年生まれ、沖縄県出身。早稲田大学卒の経歴を生かして、クイズ番組、バラエティに多く出演。ほか、子ども向けライブやYouTube「小島よしおのおっぱっぴー小学校」「ピーヤの休日【ピーヤTV】」も発信!
撮影/五十嵐勇生〈TRON〉 ヘア&メイク/奥川哲也〈dynamicdynamic〉 スタイリスト/松本ユウスケ(anahoc) 取材・原文/木村真悠子 (お悩みはLINE会員に3月29日〜31日までオープン形式で募集。相談者の名前は仮名、質問文は一部省略しております) ※BAILA2022年7月号掲載