歌舞伎俳優・初代尾上眞秀さんの初舞台を記念し、「シャネル」が祝幕の制作をサポート。「團菊祭五月大歌舞伎」初代尾上眞秀初舞台 『音菊眞秀若武者』 の舞台でお披露目されています!
フランス人の現代アーティストのグザヴィエ ヴェイヤン氏がデザインし、 1939年に創業したフランスの刺繍工房 モンテックスが刺繍を施した見事な祝幕。
エクリュカラーのファブリックの上に、マルチカラーのオーガンザをレーザーで丸くカットした直径12cmのパーツ約 8900枚を組み合わせ、ピクセルアートのような形で抽象的なモチーフを形成。仕上げにチャコールグレーのシルクオーガンザで「眞秀」の名と音羽屋の家紋である重ね扇に抱き柏が描かれています。
サイズは横25.4メートル、縦5.3メートル。幕の表面に20色の色鮮やかなオーガンザを組み合わせ、 伝統的な刺繍の技法とサヴォアフェールを前面に押し出したデザインに仕上げ、制作には800時間以上を費やされたそう!
デザインしたのはフランス人現代アーティストのグザヴィエ ヴェイヤン氏。刺繍アトリエ モンテックスのアーティスティック・ディレクターであるアスカ ヤマシタ氏と協働し、この舞台幕を構想しました。モンテックスは1939年に創業したフランスの刺繍工房で、 2011年にファッションのクリエイションを支えるメティエダールのアトリエとしてシャネルの傘下に加わっています。
(左から)アスカ ヤマシタさん、グザヴィエ ヴェイヤンさん、 尾上眞秀さん、尾上菊五郎さん
〈 Le Rideau de Maholo 〉 2023
Artwork by Xavier Veilhan produced by Atelier Montex commissioned by CHANEL
この素晴らしい祝幕は、「團菊祭五月大歌舞伎」初代尾上眞秀初舞台『音菊眞秀若武者』の舞台でお披露目されています! 機会があればぜひ訪れてみて。