CDデビューをはじめ、様々な夢をかたちにしている長尾さん。豊かな想像力で先々のビジョンを思い描き、明るい未来を見据えて前向きに行動する彼の芯に迫ります。スペシャルインタビュー前後編の前編です。
なにわ男子・長尾謙杜
長尾謙杜
ながお けんと●2002年8月15日生まれ、大阪府出身、B型。12歳でジャニーズ事務所へ入所。なにわ男子のメンバーとして、2021年11月12日に「初心LOVE」でCDデビューを果たす。現在、大河ドラマ「どうする家康」(NHK総合 日曜20時~)に久松源三郎勝俊役で出演中。
いつか好きなブランドとコラボしたスニーカーを出したい!
2年前に念願のCDデビュー。そのタイミングで上京し、一人暮らしをスタートさせた長尾さん。
「最初は、初めてのことばかりで文字どおり四苦八苦していましたが、今では家事もひととおりこなせるようになりました。実家にいたときは、“早くお風呂に入りなさい”って言われるのが嫌だったけど、今は自分の好きなタイミングでなんでもできるからむしろノーストレス(笑)。一人の時間を大いに満喫しています!」
「死ぬまでに成し遂げたいことを書きためているノートが未来に向かう原動力」
東京に来てから、新たに始めたことがあるという。
「死ぬまでにかなえたい夢や目標をノートに書き出すようになりました。自分は単細胞なので、一度こうって思うと目の前のことしか見えなくなりがち。だから、“いつまでにこれをしたい”というTO DOリストがあると、未来を向ける感じがしていいんです。時間ができるとそのノートを見返して、かなったことや動きだしていることをチェック。
いちばんの夢は内緒だけど、2番目にかなえたいのは、いつか好きなブランドとコラボしたスニーカーを作ること! 夢を描くのは自由だし無料だからね(笑)。ノートを書き始めたきっかけは、自分が主演した映画『HOMESTAY』の“人生はしょせん、魂のホームステイなんだから”というセリフです。一度きりの人生だと思うと力んでしまうけど、そこにとらわれすぎずに、したいことをして自由に生きないともったいないなって。
仕事では苦手なことや嫌なことを頑張らなきゃいけないときももちろんあるけど、違うところで楽しみを作ったりとか、考え方を変えてみるのが大切だと思っています。僕の周りにはポジティブ人間が多く、常に楽しむことを最優先して生きるようになったのもその人たちのおかげですね」
(インタビュー後編につづく)
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
5月26日(金)より全国ロードショー
出演/高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜、木村文乃ほか
漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ作品「岸辺露伴は動かない」のエピソードのひとつ、「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」が原作。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むことができる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家・岸辺露伴が遭遇する奇怪な事件を追う。
ドラマ「王様に捧ぐ薬指」
TBS系 火曜22時~
出演/橋本環奈、山田涼介、坂東龍汰、長尾謙杜(なにわ男子)、松嶋菜々子ほか
大好きな家族を守るために結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”と、業績不振の結婚式場を立て直すため好きでもない女性との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”の胸キュンラブコメディ。
取材・原文/山中ゆうき ※BAILA2023年7月号掲載