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#桐谷美玲 #佐藤ありさ 仲良し二人のおしゃべりは止まらない!【BAILA8・9月合併号カバースペシャル】

桐谷美玲と佐藤ありさ、二人が出会ったのは高校生の頃。10代、20代、ともに青春時代を過ごし、妻となり母となった30代の今も友情は健在。日本とドイツ、普段は離れて暮らしている二人が約半年ぶりに再会! 二人はどんなふうに友情を築いてきて、今はどうやって友情を深めているの? お互いのことをすべて知り尽くした親友二人の赤裸々な女子会クロストーク。

くだらないこと、おしゃれのこと、家族のこと、悩みごと…二人のおしゃべりは止まらない!

桐谷美玲と佐藤ありさ−1

――美玲さんが17歳、ありささんが18歳の頃、二人の出会いは雑誌『セブンティーン』の撮影現場でした。家が同じ方向で、乗る電車も同じ、撮影の帰り道に距離を縮めた二人は気づけばなんでも話し合える仲に。お互いの結婚式にも親友として出席、婚姻届の証人にも。今では家族ぐるみのつきあいをしているそう。

美玲 最近は女子会だけでなく家族会もよくするんだよね。私たちだけでなく、お互いの旦那さんたちも趣味や好きなものが同じで話が合うから。「今から家に行ってもいい?」とか「明日、どう?」とか、時間が合うときにラフな感じで集まることが多くて。

ありさ また、私たちだけじゃなく、そこにはほかの家族が参加することも。

美玲 それが(武井)咲の家族。

ありさ 『セブンティーン』の“猫目三姉妹”が大人になって、家族を伴い大集合(笑)。

美玲 去年はクリスマス会をしたんだよね。美味しい食事をいただきつつ、子どもたちがワチャワチャするなかプレゼント交換したりして。

ありさ 家族で集まれるのは嬉しいよね。『セブンティーン』時代、将来の話題になるたび「同じ時期に子どもを産んで、家族一緒に仲よくして、おばあちゃんになるまで友達でいたい」なんて夢を皆で話していなかった?

美玲 話してた、話してた。だから、ふと感慨深くなるんだよね。「あの頃の夢を私たちはちゃんとかなえているんだなぁ」って。

――出会ってから約15年、家族や子どもの話題が増えたり、年齢を重ねるたびに会話の内容も少し変わった。でも、「美味しいものを食べて、楽しく遊び話す、女子会の基本スタイルは今も昔も変わらない」と二人は声をそろえる。

ありさ 前回の帰国時は二人で買い物に行ったり、展示会を回ったり。伊勢丹でおそろいの帽子も買ったんだよね。

美玲 好きなものが似ているから、欲しいものも同じ。おそろいがどんどん増えていくのも変わらないし。色気のない健康トークで盛り上がるのも相変わらず(笑)。

ありさ 二人だけじゃなく、(大政)絢を入れた3人で集まることも多いんだけど。こないだは健康診断の話題で盛り上がったんだよね。

美玲 そうそう、絢が「健康診断が楽しみで仕方がない」って言い始めて。あの人、健康と美容のオタクだから。数値がどれだけよくなっているか、毎回、ワクワクするんだって(笑)。

ありさ さらには「身長も少しずつ伸びている」とか言い始めて。あれは面白かった(笑)。

美玲 ありさの1回目のベビーシャワーのとき、絢と私で相談して、ドレスコードを白に決めたこともあったよね。ありさには内緒のサプライズだったから、「今日は白い服を着ていないとお店に入れないんだって」という訳のわからない連絡を入れて(笑)。

ありさ 懐かしいっ。私も「変なの〜」と思いつつ、白を着ていったんだよね(笑)。

美玲 すんなり受け入れちゃうありさの素直さと天然さが、「大好き!」と思った瞬間だったよ(笑)。

――ドイツではモデルの仕事から離れて生活しているありささん。そして、子育てをしながらもバリバリと仕事を続けている美玲さん。ライフステージの変化とともにそれぞれを取り巻く環境も変化。それでも、二人の友情がずっと続いている理由も気になるところ。

ありさ 今は海外でも電子版の雑誌が読めるから、ドイツでも日本の雑誌をよく読むんです。もちろん、BAILAも読んでいて、誌面を飾る美玲を見るたび「カッコいいな」と思っています。仕事現場だけでなく、家庭でもすごく頑張っている、舞台裏の美玲もちゃんと知っているから。ただ、同時に「いいなぁ」とうらやましく思ってしまうことも。正直、自分が置いてかれてしまっているような気持ちになって落ち込むこともあるんです。でも、そのたびに美玲が言ってくれるのが「ありさはすごい」という言葉で。

美玲 実際、ありさはすごいんですよ。言葉もわからない国で新生活を始める、それはすごく勇気がいることだし。さらには母親として様々なコミュニティにも参加。子どもの友達の家で開催されるホームパーティにも行くし。日本のお祭りを楽しんでもらうために、手作りの屋台を用意して子どもたちをもてなしたり。ドイツの辞書を引きながらママ友へのメールを打っていたり……。大変なことも間違いなくたくさんあるはずなのに、私ね、今まで一度もありさから「日本に帰りたい」って言葉を聞いたことがないんです。ふわふわしているようで、芯がしっかりしていて、やると決めたことは最後までちゃんとやり通す、そんなありさを私は心から尊敬しているんだよ

ありさ やばい、泣きそう……。もうね、美玲のこういうところが本当に私は大好きで。私たちは普段からよく悩みを相談しあったり人生の深い話もするんだけど、いつも寄り添って話を聞いてくれて、最後には前向きになれる言葉を届けてくれる……。私がドイツでの経験を「今しかできないこと」と思いながら楽しめるのも、いつかまた仕事を再開する日のために「いつでもモデルの仕事に戻れる自分であり続けよう」と努力できるのも、美玲がいつも背中を押してくれるからなんです。

――環境が違うのは決して悪いことではない。違うからこそ、お互いの尊敬できる部分が見えてくる。それに気づくたび「もっと相手のことが好きになる」と二人は続ける。

美玲 さっき、「友情を続けるために意識していることはありますか?」って聞かれたんだけど。私たち、答えが出てこなかったんだよね。

ありさ 何も考えていないから(笑)。でも、友達ってそういうものだと思うんです。

美玲 お互いを理解しあえているからこそ、なんでも言えるし、カッコ悪い姿を見せることだってできる。でも、誰とでもそういう関係になれるわけではないしなる必要もなくて。そういう友達が数人できれば、それだけで人生はきっと幸せなんじゃないかな。

「友達は人生の支え。どんな私も受け止めてくれる友達がいるだけで強くなれる」ありさ

「会うだけで心が元気になる友達は私の人生を浄化してくれる大切な存在」美玲

佐藤ありさ

佐藤ありさ


美玲とともに雑誌『セブンティーン』『ノンノ』で活躍したのち、『モア』モデルに。女優やタレントとしても活動の幅を広げる。2016年に結婚、2017年に出産し、ドイツへ移住。

(美玲)ブラウス¥271000・パンツ¥525000・ピアス¥57000・バッグ¥131000/イザベル マラン 中に着ているチューブトップ/スタイリスト私物
(ありさ)ワンピース¥166000・ピアス¥51000・バッグ¥131000・靴¥226000/イザベル マラン

撮影/三瓶康友 ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 取材・原文/石井美輪 ※BAILA2023年8・9月合併号掲載

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