世の中の酸いも甘いもかみ分けた「鶯谷フィルハーモニー」の4人とお酒を酌み交わし、とりとめのない話に花を咲かせる。そんな日があってもいいじゃない。友達には打ち明けられないセンシティブな乙女心も彼らなら笑って受け止めてくれる。鶯谷的オトナの恋愛相談を、発売中のBAILAhomme3からピックアップ! 前後編の後編です。
Q. もう干支が一周するくらい恋人がいません。もはや恋の仕方も忘れてしまいましたが、もう一度恋愛したい!
A. 「あいの里」を見れば、きっと勇気が湧いてきます(キック)
柏原 僕もどうしたらいいかわかりません!
キック それなら、Netflixで配信中の「あいの里」を見ることをおすすめします。35~60歳の男女が最後の恋を探す恋愛リアリティショーなん だけど、すごくリアル。大人の恋の踏み出し方がわかってすごく勇気が出ると思うよ。
徳井 キック、推すよな~。
キック スーッて涙流しながら、見てますから。
Q. VIO脱毛を始めましたが、ゴールをどこにするか迷っています。参考までに、男性目線を教えてください!
A. 俺調べではアンダーは“薄め毛あり”が一番人気(徳井)
柏原 俺は完全ではないにしても、全体的にしてくれてる子のほうがありがたいって感じかなぁ。
キック 俺は全然、うっすら口ひげ欲しいくらいだもんね。やっぱ、油断が好きだから。
徳井 こういうニーズもあるもんなあ。ワンチャンひげ生やしてたらこういうフェチのヤツを確実に釣れることもあるしね。
柏原 冬にエッチしたら彼女にちょっとわき毛があって興奮したって人もいるし、引く人もいるし。でも、アンダーの毛に関して支持率高めをいくなら、一応さらっとはあったほうがいいと思う。
徳井 薄め、毛ありがいちばん落ち着くよね。細いふわふわっとしたのがちょっとあるぐらいが理想的。
キック そうそう。全部じゃなくて、ちょい残し。
柏原 IとOはなくてもいいかもね。でも別にOにめっちゃあったとて、われわれクラスになると……
キック ちょっと驚くだけ、以上!
Q. 長くつきあっていた彼が自分と別れた途端、ほかの女の子とすぐに結婚しました。最後に選ばれる女性と私の違いはどこなんですか?
A. 男と女のパワーゲームを制することができるか否かにかかっています!(徳井)
西部 この人だったら自分を自由にさせてくれるかどうか、かな。男ってバカだから、そう思った瞬間に安心して結婚相手に選ぶ傾向はあると思う。
徳井 あと結局、そこはパワーゲームでもあるしね。彼女に結婚したいオーラを出されると、男は「あっいける」って思っちゃって、その時点で相手のことをナメてしまう傾向にあるんです。「もういつでも断れるから、都合のいい感じで扱ってもいい」みたいに思ってしまう。だから、そう思われない外交ができるかが選ばれるポイントな気はする。
キック 駆け引き、そう簡単にいく?
徳井 簡単、簡単。引けばいいだけなんやから。押し引きは女性のほうが絶対得意やし。
Q. セフレのことを好きになってしまいました。彼女に昇格できる可能性はありますか?
A. シンプルに、引けばいいだけ(徳井)
柏原 今までさかのぼっても逆にそのパターンでしかつきあってないかも。そういう大人の関係がある程度長く続くと、必ず「私たちってどういう関係?」のターンがやってくる。そのとき、それを乗り越えてでもまた会いたいって思えたら、つきあおうってなると思うんだよね。
西部 俳優さんがそんなにぶっちゃけて大丈夫?
柏原 これ、なんかに載るんだっけ?(笑)
徳井 いつもの飲み会やないんやから(笑)。俺としては、さっき収ちゃんが言ってたお話し合いのターンで「もしつきあう気がないんやったらもう会いません」てスッて引ける人がいちばん強いと思うんですよ。みんな引けへんから。
キック 伝家の宝刀“パワーゲーム”がここでも効いてくるわけね〜!
柏原 大人の事情でここでは披露できない話がまだまだあるから、ライブの後のアフターパーティや配信に遊びにきてください! 続きはそこで♡
「僕らがおごるから、ま、一杯飲もうよ」
結成12年目にして雑誌のインタビューを受けるのは初。はじめまして!僕たち「鶯谷フィルハーモニー」です
徳井 ひと言で言うと、僕らはただのお下劣バンド。私の書くお下劣な歌詞に柏原さんがいつも素敵なメロディをつけてくれていて、その楽曲をくすっと笑いながら聴いてもらえたらいいなという思いで活動中。利益は一切追求していません。
柏原 僕とキックとボンちゃんは徳井義実の脳内エンターテインメントを実現化する役割を担っていると自任してるから、基本Noは言わないスタンスで持ち場に専念。
キック バンドの後のアフターパーティもひっくるめて楽しんでほしいよね。
西部 「野鳥の会(ファン)」へのエントリー、いつでもウェルカムです!
徳井義実
とくい よしみ●1975年4月16日生まれ、京都府出身、A型。バンドのボーカルであり、全楽曲の作詞を担当。キャンプの達人としても名高い。愛称はよっきゅん、徳井先生。
柏原収史
かしわばら しゅうじ●1978年12月23日生まれ、山梨県出身、A型。楽曲の作曲、編曲を担当。愛称は収ちゃん。俳優業も順調。黒霧島をこよなく愛している
西部好範
にしぶ よしのり●1979年2月19日生まれ、岐阜県出身、O型。バンドのドラマーでその素顔は実業家。ファンクラブの管理など事務も担う。愛称はボンちゃん。
ISAKICK
いさきっく●1981年3月18日生まれ、福岡県出身、O型。バンドのベーシストであり、ライブのアフターパーティではDJを担当。「175R」のベース。愛称はキック。
鶯谷フィルハーモニー
チュートリアルの徳井義実を中心に不思議な縁のある4人が集まり、2011年に結成されたお下劣悦楽バンド。男心を素直に綴ったリリックから広がる独特の世界観と4人のユーモアで注目を集めている。ファンネームは「野鳥の会」。
撮影/東 京祐 ヘア&メイク/竹中真奈美 取材・原文/石橋里奈 ※BAILAhomme vol.3掲載
BAILAhommeは売り切れ次第終了!!
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