音楽好きのライターが、バイラ読者におすすめの音楽をご紹介。今回は、6人組シティソウルバンドPenthouseの最新アルバム『Laundry』をピックアップ!
ナビゲーター
海渡理恵
ライター。国内外のアーティスト取材経験が豊富。P1Harmonyのアルバム『SAD SONG』をヘビロテ。
多彩な音楽ジャンルを横断。シティソウルバンドの楽曲が日常をスタイリッシュに演出
東京大学の音楽サークルの先輩、後輩で結成された6人組シティソウルバンド、Penthouse。メンバーには「ショパン国際ピアノコンクール」のセミファイナリストでもある角野隼斗も在籍しており、彼を中心としたリズム隊が生み出すグルーヴと、ソウルフルな男女のボーカルが見事に融合した楽曲で支持を集めている。
最新アルバム『Laundry』では、それぞれが持つ多様な音楽的ルーツを“洗い出し”。ファンキーなダンスチューン「Taxi to the Moon」やカントリーロック調の「Whiskey And Coke」など、バラエティ豊かな曲がそろう。大人の複雑な恋心を描いた軽快なポップナンバー「我愛你」は、素直な気持ちを解放する後押しをしてくれる。
『Laundry』 Penthouse
11/6発売
通常盤¥3300
ビクターエンタテインメント
ドラマ主題歌に起用されたドラマチックな一曲「花束のような人生を君に」や、スリリングな演奏が際立つ「一難」など、全10曲収録。
Profile
2019年に活動開始。2021年に「...恋に落ちたら」で注目を浴び、同年11月にEP『Living Room』でメジャーデビュー。
これも気になる!
『HAUTE COUTURE』 MISAMO
11/6発売
通常盤¥2600
ワーナーミュージック・ジャパン
TWICEの日本人メンバー3人が、前作に続き高貴な魅力を発揮。それぞれが作詞に参加した曲や、安室奈美恵の「NEW LOOK」のカバーなど全7曲。
イラスト/chii yasui ※BAILA2024年12月号掲載