穏やかな空気をまといながら、どこかつかみどころがなく、ひょうひょうとクールに見えるけど、実は情熱的な人。語り出したら止まらないほど、その魅力は無限大。そんな松村北斗さんに、恋人や家族についてどう考えているのか聞きました。
ペア&アンサンブル
「恋人とペアアイテムを身につけたり、リンクコーデをすることに抵抗はないかな。昔は憧れたりもしたけど今は特別な感情もないです。とはいえ“全身おそろコーデ”って言われたら、ちょっと重めではある(笑)。それこそ、自分の中でてんびんにかけて"やってみたい"が勝てばありえるのかも! ? そのときになってみないと想像できないけど。やっぱり無理ってなってるかもしれない(笑)
「家族、親友、恋人……自分にとって近くて大切な存在との調和を保つには、でしゃばらないことが大事だと思う。冷たく聞こえるかもしれないけど、“たかが”という枕詞を忘れずに、近しい関係性だからといって、わがもの顔で踏み込んでいくようなことはしたくない。コントロールしたり制御できる存在だと自認しすぎると、消費的な関係になってしまいそうだから。親友だからこうじゃん、恋人だからいいじゃん、と安易に踏み込むのではなく“たかが俺なんてさ”って、頭のどこかで思っておかないと危ういと思うんだよね。今の年代だからこそ、特にそう思うのかもしれないけど。最近は、十数年ともに過ごしているSix TONESのメンバーに対してもそう感じます。越えちゃいけない一線や、親しい仲だからこそ、大切にしなきゃいけない礼儀や配慮ってあると思う。学生時代からずっと一緒で、今はメンバーという枠を超えて、親友であり戦友。かけがえのない存在だからこそ、大切にしなきゃいけないものがあるなと実感。思考をアップデートしながら、よりよい関係性を築いていきたいですね」
松村北斗
まつむら ほくと●1995年6月18日生まれ、静岡県出身、B型。2020年、SixTONESのメンバーとしてCDデビュー。2012年に俳優デビュー以降、『カムカムエヴリバディ』(2021)で朝ドラ初出演、映画『すずめの戸締まり』(2022)では声優デビューを果たすなど、数々の話題作に出演し、俳優としても躍進中。

©2025「ファーストキス 1ST KISS」製作委員会
映画『ファーストキス 1ST KISS』
出演/松たか子、松村北斗ほか
2025年2月7日(金)公開 配給/東宝
坂元裕二脚本×塚原あゆ子監督が贈るオリジナルラブストーリー。結婚15年目に事故で夫を亡くし、夫と出会う直前の日にタイムトラベルをする主人公・硯(すずり)カンナを松たか子さんが、夫・硯駈(かける)を松村さんが演じる。
構成・原文/松井美雪 ※BAILAhomme vol.4掲載
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