穏やかな空気をまといながら、どこかつかみどころがなく、ひょうひょうとクールに見えるけど、実は情熱的な人。語り出したら止まらないほど、その魅力は無限大。そんな松村北斗さん、実はひとりで過ごすのも好きなのだとか。松村さんのひとり時間に迫ります。
ひとり時間
「ひとりで過ごすのは、すごく好きな時間。“ひとりが好き”って言うと、家にこもったり、閉鎖的、孤独……といったネガティブな印象を持たれがちだけど、僕は外に出ていろんな経験をするのが好き。大人になるにつれ、昔は家族としかできなかったことを攻略してきましたが、ひとり焼き肉もひとりカラオケも序盤でクリアしました。最近では、ひとりテーマパークも攻略(笑)。もちろん“全然楽勝!”という気もしてなくて、正直、恥ずかしいとか寂しいと思う気持ちもあって。でも、いろんな感情をてんびんにかけたときに、“行きたい”とか“やってみたい”という気持ちが勝つんですよね。制約やマイナスが少なくなるのも、ひとり時間の気楽なところです」
「推しのアーティストのライブにひとり参戦したこともあります。地方公演だったので、そのまま一泊して観光したり。ひとり時間の原動力は、楽しいことや幸せなことが好きという思い。そのワクワク感と、自分の中にわずかに残る抵抗をてんびんにかけながら、これからもプライベートタイムを充実させたいですね。おひとり様って寂しく悲しいものじゃない。そこから得られる経験や幸せは、何にも代え難いものだと思うから」
松村北斗
まつむら ほくと●1995年6月18日生まれ、静岡県出身、B型。2020年、SixTONESのメンバーとしてCDデビュー。2012年に俳優デビュー以降、『カムカムエヴリバディ』(2021)で朝ドラ初出演、映画『すずめの戸締まり』(2022)では声優デビューを果たすなど、数々の話題作に出演し、俳優としても躍進中。

©2025「ファーストキス 1ST KISS」製作委員会
映画『ファーストキス 1ST KISS』
出演/松たか子、松村北斗ほか
2025年2月7日(金)公開 配給/東宝
坂元裕二脚本×塚原あゆ子監督が贈るオリジナルラブストーリー。結婚15年目に事故で夫を亡くし、夫と出会う直前の日にタイムトラベルをする主人公・硯(すずり)カンナを松たか子さんが、夫・硯駈(かける)を松村さんが演じる。
構成・原文/松井美雪 ※BAILAhomme vol.4掲載
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