モデル業だけでなく、タレント、俳優とマルチに活躍している生見愛瑠さん。23歳ながら芸歴11年目という彼女に、理想の女性像と仕事論について聞きました。
生見愛瑠が考える“素敵な女性”と“仕事論”

常識に囚われず、自分の芯がある女性が理想❤︎
──めるること生見愛瑠さんは、現在4本のバラエティ番組にレギュラー出演しながら、今年は2本の映画に出演。来春にはヒロインを務める映画の公開が控えている。モデル業だけでなく、タレント、俳優とマルチに活動の幅を広げる彼女は、その活躍ぶりからは驚いてしまうほど等身大の23歳。未来へまっすぐな目を向けている生見さんに、これからの“こうありたい女性像”について聞いてみた。
■いつまでも遊び心を忘れずにいたい
「今回のテーマで着用させていただいたコーディネートはどれも素敵だったんですが、特にジャケットにデニムのコーディネートが新鮮。普段はワンツーコーデが多くて、それが自分的にもしっくりきているんです。でも今日、レイヤードのおしゃれって素敵だなと思って挑戦したくなりました。今回のコーディネートは普段の私らしさもありながら、少し大人に仕上げてくださっているのがすごく好きです。しかも、ひらがなの『め』がモチーフのネックレスをつけてくださっていて! こんな風に重ね着やジュエリーで遊び心を感じられるのって素敵ですよね。ファッションだけでなく内面もそう。自分の芯にある、子どもの頃から持っている熱い気持ちを忘れない人でありたい。その気持ちがあるからこそ、何かに囚われたりせず、自由に挑戦し続けていけるのかなと思っています」
■仕事は家には持ち込まない。リラックスするための場所と決めています
──まさに自分らしく挑戦を続けているイメージの生見さん。多くの仕事に向き合う中で、仕事と休みの切り替えはどのようにしているのだろうか。
「むしろいろんなお仕事をさせていただいていることがすごくプラスに働いている気がします。ずっと演技と向き合っていると頭がパンクしそうになるけれど、バラエティや雑誌の現場のおかげで役ではない自分自身に戻れる時間をもらえていて、いいサイクルができています。あとは、セリフ覚えやアンケートなどの家に持ち帰れちゃう仕事も必ず外でやりますね。あき時間がもったいないのでメイクや移動のタイミングをみて。家ではリラックスするって決めているので、絵を描いたりぼーっとしたりしています」
■楽しむことをいちばん大切に。それはやっぱり皆さんに伝わると思うから
──23歳にして芸歴11年目。長い芸能生活の中で、苦悩や迷いはなかったのだろうか。
「ありがたいことに環境や人に恵まれているのと、私の性格も相まって悩むことはなかったですね。もちろん大変だなと思うこともあるけれど期待にはこたえたいし、その瞬間を頑張れば必ず終わるはずなので(笑)。それに私、とにかく仕事が好きなんですよ。どの仕事も毎回楽しくって逆に抜き方がわからない!ってくらい夢中。作り手が楽しんでいることって、どの媒体だとしても見てくれている皆さんに必ず伝わるとも思っています。だからモデルも、バラエティも、俳優も、全部全力で楽しみながらやりたい。どれも私に欠かせない要素ですね」
ワンピース¥44000(ジェーン スミス)・パンツ¥66770(エクストリーム カシミア)/アダム エ ロペ ネックレス(め)¥345400・(ハート)¥213400/ビジュードエム六本木ヒルズ(ビジュードエム) バッグ¥157300/ブルーベル・ジャパン(ワンドラー)

生見愛瑠
ぬくみ める●2002年生まれ、愛知県出身。2014年にモデル、2021年に俳優デビュー。第46回日本アカデミー賞にて新人俳優賞を受賞するなど俳優としても活躍。ヒロインを務める映画『君が最後に遺した歌』が来年3月公開。
撮影/酒井貴生〈aosora〉 ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/池田 敬 モデル/生見愛瑠 撮影協力/Pilot’s ※BAILA2025年12月号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。

























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