Snow Manにとって2度目となる全国5大ドームツアーライブ「Snow Man Dome Tour 2025-2026 ON」。その東京ドーム公演初日が2025年12月23日（火）に行われました。9人の魅力が詰まったスペシャルなステージです。この記事では2025年12月23日（火）に行われた公演の模様をお届けします。

ライブ定刻になり、会場が暗転した瞬間にファンの歓声と9色のペンライトが揺れる東京ドーム。メインスクリーンには、個性あふれるキャラクターに扮した9人の映像が。メインステージにたかれたスモークから現れた9人の姿に、悲鳴にも似た歓声が東京ドームに鳴り響きます。

オープニングを飾ったのは、大切な人への想いを表現している『TRUE LOVE』。ムービングステージに乗り、センターステージまで移動しながらのパフォーマンスを披露。ムービングステージから客席を覗き込む姿勢でファンサービスを続けるメンバーの姿が印象的です。メンバーの紹介ソング『Nine Snow Flash』では、ニックネームでのコールアンドレスポンスで盛り上がり、メンバーからファンへお決まりのメッセージが！

岩本照「君が好きだ〜」

深澤辰哉「みんな〜！会いたかったよ〜！」

ラウール「胸がキュルルン♡」

渡辺翔太「俺のパンツ、洗ってくれ！」

向井康二「好きやで〜」

阿部亮平「好きだバカ♡」

目黒蓮「（ドラマ『ロイヤルファミリー』で披露したポーズの親指であっかんべー）」

宮舘涼太「抱いてやるよ」

佐久間大介「東京ドーム、愛し合おうぜ」

メンバーたちのメッセージを受け止めたファンから声援が♡

続いて披露されたのは、渡辺翔太さん主演映画の主題歌『SERIOUS』。ミステリアスな雰囲気とR＆Bのダンスナンバーで、会場に一体感が生まれます。岩本照さん主演のドラマ主題歌で緩急のあるダンスが特徴の『悪戯な天使』。ロマンチックな雰囲気の中、メンバーがバラードを歌い上げます。ポールダンスを取り入れたパフォーマンスと火花の演出で披露された目黒蓮さん主演のドラマ主題歌『Dangerhoilc』が流れると、会場のボルテージも一気に上昇！

衣装チェンジをして、華麗なタップダンスを披露する目黒蓮さん、渡辺翔太さん、阿部亮平さん、向井康二さん。その後、宮舘涼太さん、岩本照さん、ラウールさん、佐久間大介さん、深澤辰哉さん登場するという新しい構成も。 本ライブは、最新アルバム『音故知新』の世界観をベースに、1960年代、1980年代、2000年代、2020年代、20XX年代と楽曲、映像、衣装など年代ごとにステージが演出されています。着替えなどでステージにメンバーがいない時間を作らないという、ファン想いのSnow Manらしい構成が盛り込まれているのも見どころのひとつです。

ライブ中盤にステージの照明が暗くなり、1人でスポットライトを浴びる宮舘涼太さん。そんな中、ムービングステージが上昇し、1人ステージでターンを披露。通称「舘タイム」へと突入していきます。もはや宮舘涼太さんの代名詞とも言える“キメ顔”と“間”を次々に繰り出すと、ステージにはエレガントな時間が流れ始め・・。サングラスをかけた人形が登場し、そのサングラスを手に取った宮舘涼太さん。サングラスをかけるか否か迷うというパフォーマンスが続き、会場からは期待以上の「舘タイム」の長さに爆笑が起こり、メンバーたちもその様子に声をかけます。

渡辺翔太さんから押しの一言！

渡辺翔太「頑張って！」

合図が聞こえたかのような表情で、宮舘涼太さんがサングラスをかけると！ 待ってました〜！ 2025年のSnow Manを象徴すると言っても過言ではないSNS再生回数10億回超『カリスマックス』が披露されると、ファンから悲鳴のような歓声が上がります。

本ライブでは、最新アルバム『音故知新』収録のユニット曲も披露されました。

岩本照さんと深澤辰哉さん、通称“いわふか”のユニット曲『Symmetry』。ドラマ仕立てのMVを再現するかのように、ムービングステージが2つに分かれ、交差する物語が表現された演出。お互いに見つめあって歌い、支え合った日々を想起させる歌詞と演出にキュンとしたファンも多いはず。

昭和のアイドル的世界観を全開にした渡辺翔太さん、向井康二さん、ラウールさんの『サンシャインドリーマー』。軽快なサウンドはもちろん、最高に可愛いGジャン×ショートパンツ姿で歌い、踊り、美脚を惜しみなく見せつけてポージングまで決めちゃう3人の笑いへの貪欲さと熱量で会場中をトリコに♡

阿部亮平さん、目黒蓮さんの『ART』。重厚なサウンドと妖艶さをまとう2人の表情が赤で染められたステージをより引き立てます。2人が作り上げる世界観とキレのあるダンスが印象的。

宮舘涼太さんと佐久間大介さんの『地球（あい）してるぜ』は、ほかメンバーによるコントの流れで披露されました。メッセージ性のある楽曲に、思わずマネしたくなる振り付けも！ キラキラな衣装に王道なアイドル像を表現したポップな世界！4曲ともに、それぞれの作り込まれた世界が堪能できます。

MCでは、深澤辰哉さんが「舘タイム」の話題にふれて宮舘涼太さんにしかできないと断言して盛り上がります。続いて、渡辺翔太さんの「美的 ベストビューティマン」を受賞し、殿堂入りしたことに触れると、メンバーから祝福を受けました。

メンバー「おめでとう！」

深澤辰哉「どうやったらビューティーマンになれるの？」

渡辺翔太「ビューティーマンの賞を3回取ったら、殿堂入りするの」

深澤辰哉「なるほどね」

目黒蓮「しょっぴーの着替えの席が俺の隣なのよ。さっき『サンシャインドリーマー』で、めっちゃ短パンなしょっぴーが、パイプ椅子に（目黒蓮さんが腰を下ろして脚を開いている姿の真似をして）、座ってたのよ」

佐久間大介「レスラーじゃん！」

会場から大きな笑いが起きます。

目黒蓮「その時に俺、しょっぴーを見て、ビューティーだなって思ったのよ。（脚を全開に見せて）キワキワまで綺麗なのは、すごいよ！」

ラウール「あ、これ、言っていい？キワキワ用の下着を履いてるの！あれ、すごいんだよ」

渡辺翔太さんが思わず、膝をついて笑い転げます。同時に、会場も爆笑に包まれます。

向井康二「あれ、すごいよね」

渡辺翔太「あのね、『サンシャインドリーマー』のリハーサルで、実際に衣装を着てやってみたの。終わった時にスタッフさんから、渡辺さん、下着見えちゃってるんで！これを履きましょう！と言われて。Tバックを渡されたの」

ラウール「男性用のね！」

渡辺翔太「もちろん！だから、今、僕ね、Tバックを履いてるの！」

ラウール「むっちゃ、似合ってたよ。だってビューティーマンだもん」

渡辺翔太「みなさん！今日は初日でメディアの方々もたくさんいらしてるんですよ。品の良い話をしましょう！」

佐久間大介「さっき、『俺のパンツ洗ってくれ！』って、自分で言ってたじゃん」

佐久間大介さんの言葉に苦笑いを浮かべる渡辺翔太さん。笑い合うメンバーの姿に、ファンも温かい気持ちに包まれます。

MC後も、9人の勢いは止まりません。岩本照さんが振り付けを担当した、緩急のキレがかっこいい『Crazy F-R-E-S-H Beat』をムービングステージから披露。『Jack In The Box』は、メインステージから花道へ移動しながらのパフォーマンスが新鮮！ ムービングステージが上下に分かれ、移動しながら披露された『Miss Brand-New Friday Night』。

『Ready Go Round』は高さ20メートルまで到達するクレーンに乗ります。
ラウールさんが思わず「みんなと近い♡」と声に出しちゃうシーンも。ファンと同じ目線で手を振り笑顔を届けていたのが印象的でした。エッジの効いたダンスチューンの『BOOST』では、炎や特攻演出と力強いダンスパフォーマンスで、会場を沸かしてくれます。日替わりで担当しているという挨拶で、深澤辰哉さんが”今の思い”を語りました。

深澤辰哉「もし、自分がSnow Manじゃなくて、この事務所に入っていなかったら何をしていたかなって考えたんですけど、思いつかなかったです。人生の半分以上をアイドルとして過ごしてきて、このお仕事をしていなければ出会えなかった8人とともに歩むこの人生で、”本当に良かったな”と感じています。メンバーの誕生日にいつも動画を撮るんですけど、体調不良で現場に行けなかったんです。行けないけど、言葉だけでも伝えたいからと電話をつないでもらって。みんながどういう風に撮っているのか見たいなと思って、ビデオ通話にしてもらったんです。画面越しにみんなを見ていたら楽しそうだな、入りたいなって思ったんです。いつもは当たり前のようにSnow Manの9人で活動させてもらっていて、感謝はしているけど、そういう目線で見た時に”このグループ、いいな”と感じました。このお仕事をさせてもらえて、みんなに出会えて、幸せをかみ締めています。僕の人生に彩りをくれて、本当にありがとうございます」

深澤辰哉さんの心のこもった話に、会場も温かな感動に包まれました。ラストナンバーは『愛のせいで』。メンバーが思いを届けるかのように歌う姿にさらに感動（泣）。会場を余すことなく使ったステージ構成や演出で、終始ファンを飽きさせないライブ。多彩な魅力とたくさんの可能性を秘めたSnow Man。残りの公演も、ケガなく走り抜けてください！

東京公演の最終日である26日には、宮舘さんが表紙を飾るBAILA2,3月合併号特別版も発売に！　メンバーカラーでもあり、愛する薔薇の色でもある“赤”を背負った表紙はおかげさまで大好評。ネット書店予約分は完売しており、追加にはお時間をいただくため、ぜひお近くの書店でご予約＆お買い求めいただけたらうれしいです。

特集「宮舘涼太さんのバラ色の生活」から、スキンケアブランド「レカルカ」との奇跡のコラボレーションへと続く、宮舘さんづくしの12ページ！　１日遅れのメリークリスマス、そして年末年始を、BAILAの宮舘さんがお届けするロイヤルな幸せで彩ってください♡

撮影／ 猪岐沙矢佳 　取材・文／木村 真悠子