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【BTSワールドツアー】デビュー13周年を記念した、釜山でのスペシャルな“バースデーライブ”をレポート!

入隊前最後となったライブ『Yet To Come』より、3年8ヶ月ぶりに釜山の地に降りたBTS。「僕たちと皆さんの誕生日」とメンバーが呼ぶデビュー記念日を祝し行われた、『BTS WORLD TOUR “ARIRANG” IN BUSAN』のスペシャルな夜をレポート!

BTS WORLD TOUR “ARIRANG” IN BUSAN集合

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

「僕たちと皆さんの誕生日!」 釜山での特別な一夜が幕開け

韓国・高陽から始まり、東京、北米とツアーを重ね、JiminとJung Kookの故郷でもあるここ釜山に凱旋。衣装も再び新しくなり、これまで同様レザーを基調にしながらメンバーそれぞれどこかに深い赤をアクセントとして取り入れたスタイルに。ブロンドだったRMはダークトーンに、“ヨンタンヘア”と話題をさらった黒髪とブロンドのツートーンだったVはアッシュブロンドにとヘアスタイルも変化。衣装とリンクしたレッドニュアンスのアイメイクを施したメンバーが現れ、一曲目「Hooligan」のイントロとARMYの大歓声をバックにドラマティックな一夜がスタートした。

BTS WORLD TOUR “ARIRANG” IN BUSANでのRM

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

BTS WORLD TOUR “ARIRANG” IN BUSANのSUGA

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

「二度と戻らない、13年目の6/13を永遠に」

「Aliens」、Jung Kookが歌唱中にドローンをキャッチし彼目線の躍動的なステージを映すパフォーマンスが印象的な「Run BTS」とパワフルに歌い踊り、会場の熱気を引き上げる。

ハイボルテージの中、最初のMCタイムに。RMの「釜山、声を上げろー!」に続く、“2.3”で始まるお約束の挨拶を7人で述べた後、個々のコメントに。

Jung Kook:「昨日の熱気もすごかった! 昨日に勝たないと」
V:「2019年の公演から幸せな思い出の多い釜山。また再び一緒に幸せな思い出作ろう!」
Jimin:「誕生日という意味ある日に、故郷に帰ってこられて皆さんに会えてとても嬉しい」
SUGA:「多くのARMYに祝ってもらって嬉しい。幸せになろう、準備はできた?」
Jin:「昨日もすごかったよね? 昨日より盛り上がれる? 叫べー!」
j-hope:「もっとジャンプしよう! 今日という意味のある日を思いっきり楽しもう(と頭上でハート)」
RM:「二度ともどらない、13周年の6/13という今日を永遠にしよう」

デビュー記念日に特別な想いを寄せたそれぞれの挨拶が終わり、RMの「Let’s go!」で再びステージングが始まった。

BTS WORLD TOUR “ARIRANG” IN BUSAN SWIMダンス

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

「they don’t know ’bout us」、「Like Animals」と最新アルバムの2曲を歌い、そのままヒット曲「FAKE LOVE」へ。叙情的な曲で会場の熱量をさらに上げてから、リードシングル「SWIM」が奏でる青く幻想的な世界へ引き込む演出のコントラストが美しく際立つ。会場のペンライト“アミボム”も全て青く瞬き、静かに一体化。「SWIM」、「Merry Go Round」を披露しメンバーが去ったステージには、赤と青の2匹の蝶が舞う演出が。

「NORMAL」の韓国語Ver.を初披露! 釜山のスペシャルセットリスト

VCRと太極旗を想起させるダンサーたちの演出を挟み、再びステージに現れたBTS。彼らの第二章を象徴する楽曲「2.0」を、デニムをベースにしたストリートスタイルでエッジィに歌い踊る。「手を挙げて」とRMとj-hopeが告げると、彼らのアンユージュアルな日常を綴った「NORMAL」を初の韓国語バージョンで披露。本国ならではの母国語による歌唱はより切実に響き、韓国語歌詞の部分では一際大きな歓声が上がった。歌終わりには「さすが釜山!」とJung Kookが釜山弁で呟く一幕も。

BTS WORLD TOUR “ARIRANG” IN BUSANのJimin

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

BTS WORLD TOUR “ARIRANG” IN BUSANのV

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

「釜山のために用意しました」と韓国語ver.の感想を聞くメンバー。「誕生日で釜山の最後の夜。もっと盛り上がれるよね?」というJiminの言葉を合図に、大ヒットナンバー「Not Today」、「MIC Drop」、さらに「FYA」と同音の「Burning Up(FIRE)」をミックスしたパワープレイで圧倒し、会場を掌握する。「MIC Drop」の間奏では、RMの「BTS,HAPPY 13th BIRTHDAY!」というアドリブも!

BTS WORLD TOUR “ARIRANG” IN BUSANで誕生日を祝う

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

ハードなステージングを終え、水分補給しながらMCに。「こんなに皆さんが楽しんでくれて、誕生日プレゼントをもらった気分です」とウィンクをするJin。「まだまだ声が小さいよ! 釜山、準備できた?」とSUGAが煽ると、メンバーが中央に集まり「Body to Body」がスタート。VがJung Kookの背中に飛び乗りおんぶされるシーンには会場から黄色い悲鳴が。「Body to Body」のハイライト、韓国の伝統歌「アリラン」のコーラスでは「釜山の力を見せて!」というメンバーの声に応え、会場とともに大合唱。打ち上がる花火とともに舞台はクライマックスに。ステージを降り、外周を凱旋しながら歌う「IDOL」で第一幕のエンディングを迎えた。

サプライズソングタイムには、ツアー初のユニット曲を披露!

“FEAST”と呼ばれるBTSのデビュー記念日週間に合わせて音源がリリースされた「Come Over」で第二幕がスタート。BTS第二章のキーワード“KEEP SWIMMING”とレタリングされたブルゾンをまとい、再びメンバーがステージに。会場に照らされたARMYたちのスマホのライトを「5万本のロウソクみたい!」と例え、バースデーソングを歌うあたたかな時間を過ごした後、「Butter」、「Dynamite」と代表曲を披露した。

BTS WORLD TOUR “ARIRANG” IN BUSANのJung Kook

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

「何の時間か気付いてるよね?」とJiminの声から始まった、今回のツアーのお楽しみイベントのひとつ、サプライズソングタイム。故郷をテーマに方言を交えた楽曲「Paldo Gangsan」、「Ma City」の2曲を披露した前日に代わり、13日は特別に今まで選ばれてこなかったユニット曲が登場! ファンに圧倒的な人気を誇るボーカルラインのメロウなラブソング「Dimple」と、メンバー内人気も高いラップラインの名曲「DDAENG」を全員で歌った。いつもは2曲で終わるところを「今日は特別に」と、釜山の地とゆかりの深いファンソング「Magic Shop」を歌唱。透き通るような歌声が夜空に響き、最後はARMYとの大合唱となった。

13年間の感謝と、この先も長く皆さんに会いたいと誓う

アンコール前、最後の挨拶MCに。メンバーのコメントを抜粋して紹介。

Jin:(お約束のソンキスからスタート)「海外でライブを周りながら、釜山で公演することを楽しみにしていました。僕らにとって安らぎの時間になり、心強かった。13年一緒に過ごし、そばにいてくれたから上手く成長できました。感謝しています。また次回会えるまで、体力をとっておいてくださいね」。

j-hope:「13年、信じられませんね」と感慨深く呟き「ツアーで海外を周ったら、たくさんの方達が喜んでくれてびっくりしました。でも僕らは全員韓国人だから、僕たちの都市でのライブは格別。大好きです、本当に」と締め、最後に「これをやらなきゃ」とお決まりのコール&レスポンスを。

Jimin:「楽しかったですか? もう一回やる?(笑)。幼い頃、僕を育ててくれた小学校の先生やダンスを教えてくれた先生が来ています」と生まれ故郷ならではのコメントを。「おかげで楽しく成長できて、皆さんから素敵な言葉と愛をもらいました。いつもそばにいてくれてありがとうございます。これからもやることがたくさんあるから、期待してそばにいてね。サランハムニダ!」。

RM:「久しぶりにいろんなことを考えさせられました。練習室から長い年月が経ち、デビュー曲を歌ったのが昨日のようだけど、本当にたくさんのことが変わりました。海外にいる時間も長くなったし、英語詞も増えた。K-POPという産業も変わりました。よく後輩からどうしたらチームが長続きするのかと聞かれるのですが、正直僕にもわかりません。ただ、僕はこの6人を通して、そしてここに来てくださる皆さんを通して、自分自身を振り返っていたと思います。昔ほど心の内を話すことはあまりなくなりましたが、さっき「Magic Shop」を歌った時に、この13年がフラッシュバックしました。皆さんと一緒にいられることに本当に感謝しています。どこにいてもどんな姿でも、ベストを尽くしありのままの姿を見せていくので、これからも長く僕たちのそばにいてください」。

V:「13周年、とても特別な日でした。久しぶりに7人で記念日を迎えられて。最後の公演も釜山だったので、この釜山公演が決まってすごく楽しみにしていました。皆さんの期待にどれだけ応えられたかはわからないけど、会えて本当に嬉しかったです。来年も、もっといい姿で会いたいです。この瞬間を本当に待ってました。僕たちもっと長く音楽をやりたいです」と告げ、ARMYとの合言葉“ボラへ”で締め括った。

Jung Kook:「かっこいい言葉をみんなが言ったから」とはにかみ、「今夜は母が見に来てくれたので、オンマのことを言ったら喜びそうだから(笑)。ちゃんと見れた? 気をつけて帰ってね」と微笑ましく語った。「時間があっという間に過ぎ、北米まで周って全てを詳細に思い出せないけれど、皆さんと一緒にいる時間をもっと頭の中に刻みたいと最近よく考えます。もっと頑張って、さっき誰かが言ったように末長く皆さんに会いたいです。今夜のことは絶対に忘れません」。

SUGA:「僕も簡単に話すね」と前置きし、「4年前に来た時、会場の破れてた部分が直っていてそれだけの時間が経ったんだなと改めて思いました。釜山という街が好きで、僕も今日、両親と親戚が来ています。久しぶりに会って感慨深いです。4年経ったけど、変わらず熱量のある都市でまた次も釜山に来たい。とても楽しかったです。サランハムニダ、また来ます」。

全ての挨拶を終え、「寂しいね、もう一回『Hooligan』からやる?」「寂しい気持ちがあるから次がいいんだよ」と会話を交わし、RMの「この瞬間にだけ存在する気持ちを大切にしてください」という言葉とともに最後のステージへ。

BTS WORLD TOUR “ARIRANG” IN BUSANのJin

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

アンコールでまたもセットリストにサプライズが。釜山のための贈り物と、今まで歌っていた「Please」に変わり『夢なら醒めたくない あなたは私のファンタジー』と愛を綴る「One More Night」に。これまで唯一、お披露目されてこなかった最新アルバム曲をこの特別な夜に初めて披露した。歌の途中ではステージに座るJinの元に自然と6人が集まり歌いあう、BTSの変わらない仲の良さが伺える一場面も。そして最後、夕景のようなアンバー色のライトの下、レイドバックな楽曲「Into the Sun」へ。会場を見上げるように7人が並んで歌い、Jung Kookが“nobody knows me,BUSAN”と歌詞の一部を“BUSAN”に変えるアレンジも。再び上がった大きな花火とコンフェッティが舞う中、ゆっくりと歩き手を振り感謝を伝えながら7人が舞台を後にした。

BTS WORLD TOUR “ARIRANG” IN BUSANのj-hope

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

BTS WORLD TOUR “ARIRANG” IN BUSAN会場内の演出

(P)&(C)BIGHIT MUSIC

一年近くかけて回る長いワールドツアーの中、デビュー記念日に韓国に戻り行われた公演。軍白期を経て再び完全体で迎えたバースデー公演は、BTSとARMY、互いにとってより一層忘れ難い、かけがえのない夜となった。豪雨の中で幕を開けた高陽から世界を周り、ホームグラウンドに戻り無邪気にリラックスするムードも感じられたステージ。とにかく終始メンバー7人が楽しそうに歌い踊る姿に、多幸感いっぱいの余韻を残し幕を閉じた。

取材・文/渡辺敦子

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