雑用をしながら薄〜く流しているラジオ感覚で“さっしー”の楽しいトークに耳を傾けられる連載。今回は、さっしーがそのセンスにベタ惚れしているインテリアスタイリスト・石井佳苗さんをゲストに迎え、おしゃれな部屋づくりの第一歩となるキャビネットの飾り方を伝授していただきました。神ワザ、降臨!

インテリアスタイリスト。株式会社カッシーナ・イクスシーに10年間勤務したあと、独立。インテリアを軸に、衣・食・住を横断するライフスタイル提案を行う。雑誌、広告、テレビCMのスタイリングをはじめ、住宅メーカーのモデルルームやカタログのディレクション、ショップVMD、講演活動、インテリアアイテムをセレクトしたポップアップショップの企画・開催などを通じて、暮らしの楽しさや豊かさを提案している。著書に『Love Customizer』(エクスナレッジ)、『Heima 住まいの感覚を磨く9つのキーワード。』(扶桑社)など多数。2020年よりオンライン講座「Heima Home Design Lesson」を主宰し、国内外の受講者に向けて、住まいづくりの楽しさと自分らしい暮らしのあり方を伝えている。

さっしー 石井さん、この度はゲストとしてお越しいただき、ありがとうございます。読者の皆さんに私たち二人の関係値を説明しますと、実は、私のおうちのインテリアのアドバイスをしていただいてるんです。
石井 もう4回くらい一緒にお買い物に行きましたよね。最初はInstagramにDMをくださって(笑)。
さっしー そうでしたDM凸!(笑)。あの頃、家の中を猛烈に変えたくて。でもインテリアに何の知識もなくて、大分県(実家)から持ってきた物もある家に住んでたので、プロの手を借りて一新したいと思っていた矢先に知り合いが教えてくれたのが石井さんで。インスタを見たらうちと同じで猫ちゃんが住んでて、ラグの展示イベントの雰囲気も素敵で。この方に相談したいと思っていきなりご連絡してしまいました。そしていざ、アドバイスをしていただくようになって感じたんですが、私の意思に委ねてくださいますよね。
石井 お願いしていただいても私が100%つくるんじゃなくて、ご本人の“好き”を大切にしてもらえたらと思っていて。お気に入りが家の要所要所にあったら、それだけでもう家の中が楽しくて仕方なくなるでしょ。
さっしー その考え方が素敵すぎて、インテリアに対する概念がいい意味ですごく変わりました。今回この連載のテーマとしてご提案くださったキャビネットの飾り方ひとつとっても、まず何をどんなふうに置いたらおしゃれなのかわからなかったけど、石井さんだからこそのバランスとセンスに触れて、上級者の気分。
石井 正解はその人それぞれだけど、コツはいくつかあるんです。さっしーちゃんも読者の皆さんも、そのエッセンスを自分なりに取り入れてみてください。
〈指原さん〉シャツ¥29700/プランクプロジェクト 青山店 ノースリーブTシャツ¥12100/リノウン(ニコラ ジェンソン) パンツ¥77000/メゾン・ディセット(SOUVENI STAND) リング(右手)¥34650・(左手)¥34650/プリュイ トウキョウ(プリュイ)
石井佳苗さん直伝! キャビネット洒落見せ5つのPOINT
整列させすぎるのも何か違うしランダム感を狙ったつもりがごっちゃり見え。落とし穴の多いキャビネットの飾り方を成功させるテクニックをみんなでマスター!

POINT 1「お気に入りを照らすランプを配置する」
照明はそれ自体がオブジェであり、陽が落ちてからはお気に入りのアイテムを照らす役割も担う重要アイテム。「自然光の中にたたずんでいるだけで様になり、夜点灯すればムードを演出。24時間楽しめます」(石井さん、以下同)

さしコメント
石井さんは照明の魔術師。ドーパミン中毒で家中の電気を終日つけっぱなしにしちゃうんですが、これからはグッと堪えます。
POINT 2「“飾る部分”と“余白”は半分ずつがベストバランス」
置かない部分があるからこそ、置く部分が引き立つ。「飾るものと同じくらい余白を意識するとセンスよく映ります。横並びにせず、高低差のあるものを三角形に並べて奥行きを出してあげると印象に抑揚がつきます」

さしコメント
リサ・ラーソンの熊可愛い。うちのキャビネットには全部取り上げられたって構わないものしかないのでそこからあらためたい。
POINT3「アートを大胆に立てかけオブジェはそっとカテゴライズ」
横長のキャビネットには、照明とアートを配置するのがマスト。「この一角においては、まずメインとなるアートを壁に立てかけて、その手前に素材の異なるオブジェをかたまりにして配置。引きで見たとき高さが同じに見えないようにでこぼこさせて強弱をつけると印象が洗練。額縁の手前にハーブを飾ってやわらかさをプラスすると素敵なハーモニーに」

さしコメント
アートを大胆に置くことで高低差が生まれてまとまり感も出ますね。絵も買わなきゃ、忙しい。
POINT4「日常使いする小物はトレーを“アドレス”に」
「ハンドクリームやルームスプレー、メガネなど、生活でよく手にする細かいものはトレーやお皿にひとまとめ。この中に収まれば、たとえごちゃっと置いてもオブジェになります」

さしコメント
こんなおしゃれじゃないけどこういう小物、家中にいっぱいありますよね。受け皿、助かる!
POINT5 「高低差のアクセントは装丁が素敵な洋書でつけて」
置いてあるものが背の順にならないよう、本を並べて高さをもう1カ所演出。「見栄えのいい洋書や写真集がおすすめです。日本語の本や雑誌はキャビネットの中にしまうのが◎」

さしコメント
飾る本が洋書になるだけで雑念が消えて、家がお気に入りのカフェ的空間に変わる気がします。
1992年11月21日、大分県生まれ。タレントとしてテレビ番組を中心に活躍。「坂上&指原のつぶれない店」(TBS系)や「トークィーンズ」(CX系)のMCなどレギュラー番組も多数。コスメブランド「リリミュウ」、カラコンブランド「トパーズ」、アイドルグループ「=LOVE」「≠ME」「≒JOY」のプロデューサーも務め、マルチな才能をいたるところで発揮。Instagram@345instaも要チェック!
撮影/熊木 優〈io〉 ヘア&メイク/paku☆chan スタイリスト/黒崎 彩〈LINX〉 モデル/指原莉乃 構成・文/石橋里奈 ※BAILA2026年8月・9月合併号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。















































































