おしゃれな人は家も素敵! 思わず真似したくなる“洒落感と心地よさのヒント”を探るべく、美容エディター前野さちこさんのお宅にお邪魔しました。夫婦の仕事場にもなるため一から設計したという家は、お二人のこだわりが詰まっていました!
暮らすと働くをともにする空間
大胆な間取りで、居心地よく、どこか非日常感も味わえる家
美容エディターの前野さちこさんの新居は、ちょっと“日本離れ”した空間。玄関を入ると伸びやかな天井高のスタイリッシュなリビングが広がる。一軒家の1フロアが居住スペースで、残りの2フロアがスタイリストの夫の仕事場、撮影スタジオになっている。
「夫も私も家で仕事をする人間。生活の仕方を建築家に相談し、一から設計しました。広々としたLDK以外は、大胆にカット。水回りや寝室は最小限の広さなんです。普段は基本的に私が独占(笑)。特製のワークスペースにコスメを収納し、キッチンの横で仕事をしています。二人ともあまり外出せず、長時間を家で過ごすため、この開放的なリビングは精神衛生上とっても大切。家にいながら旅をしているような気分になれるので、こだわったかいがあったように思います」。
「ザ・ロウ」のゆったりとしたパンツスタイルでたたずむ姿は、まるでバカンスにきたよう!
こだわりの【リビング&ダイニング】をclose-up!
リビングと一体化した、造作のダイニングキッチン。「コンクリートとウッドの組み合わせで、雰囲気が洒落すぎず、ほどよいぬくもりがあります。気持ちよく仕事がしやすいです」。
壁面に沿ってデイベッドも造作で。アートブックを置いた様子は、海外のホテルのようなムード。
前野さちこさんの部屋で見つけた【オリジナル収納】
仕事柄、コスメを大量にお試しする前野さん専用の、収納兼ワークスペース。リビングの一角につくりつけられた「箱」を開くと……
棚とミニデスクが出現。「リカちゃんハウスみたいで気に入っています(笑)」。
「洗面所に直結しているので、試したいアイテムを『HAY』のボックスに入れて、そのまま持ち運べるのも便利」
撮影/上澤友香 取材・原文/久保田梓美 ※BAILA2025年2・3月合併号掲載