老化の大きな要因は、体に取り込んだ酸素の一部が活性酸素となり、細胞が酸化すること。年齢とともに抗酸化力は衰え、日々の紫外線やストレスでもこの活性酸素は増えるんです。そこで、抗酸化力のある食材をたっぷり取り入れた鍋レシピをAtsushiさんに提案していただきました。
教えてくれるのは
Atsushiさん
ライフスタイルプロデューサー。野菜ソムリエプロや漢方養生指導士資格を持ち、理論に基づき提案するキレイになれる簡単レシピが反響を呼び、著書累計26万部。新刊は『美腸、美ボディ、幸せになれる運命を変える魔法の「美やせ」レンチンスープ』(講談社)。
1.サーモンとアサリとトマトのイタリアン鍋
魚介のうまみ 200%!アンチョビペーストが隠し味
●材料(2~3人分)
サーモン(切り身)…… 200g
殻つきアサリ……200g
ミニトマト……15個
セロリ……1本
赤パプリカ……1個
エリンギ……大3本( 150g)
オリーブ(緑)……20粒
にんにく……3かけ
パセリ……2本
レモン汁……1/2個分
[鍋のもと]
コンソメスープの素(顆粒)……大さじ 1
鶏ガラスープの素(顆粒)……大さじ 1
アンチョビペースト……大さじ1
オリーブ油……大さじ1
赤唐辛子……2本
黒こしょう……少々
白ワイン……大さじ4
水……600㎖
●作り方
①アサリは砂抜きをし、サーモンは一口大に切る。セロリ、へたと種を取った赤パプリカは乱切り、エリンギは5㎝長さの細切りにする。にんにく、パセリ、赤唐辛子は粗みじん切りにする。
②鍋に[鍋のもと]を入れて火にかけ、煮立ったらパセリとレモン汁以外の材料を加えて煮る。
③最後にレモン汁を加え、パセリを散らす。
アスタキサンチン:サーモン
リコピン:ミニトマト
ビタミンC:レモン、パセリ、赤パプリカ
ビタミンE:オリーブの実、オリーブ油
β-カロテン:赤パプリカ、パセリ
2.エビと豚肉、水菜のトマトジュース鍋
見た目以上にあっさりテイスト。エビは殻ごと召し上がれ
●材料(2~3人分)
殻つきエビ……8尾
豚しゃぶしゃぶ肉……200g
水菜……1/2袋
にんじん……2/3本
玉ねぎ……1個
ローストアーモンド(無塩 ……15粒
にんにく……3かけ
レモン汁……1/2個分
黒こしょう……適量
[鍋のもと]
コンソメスープの素(顆粒)……大さじ 1
鶏ガラスープの素(顆粒)……大さじ1
オリーブ油……小さじ2
白ワイン……大さじ4
トマトジュース(無塩)……400㎖
水……200㎖
●作り方
①水菜は5㎝長さのざく切り、にんじんはせん切り、玉ねぎは薄切りにする。アーモンドは粗く刻み、にんにくは粗みじん切りにする。
②鍋に[鍋のもと]を入れて火にかけ、沸騰したらレモン汁以外の材料を入れて煮込む。
③最後にレモン汁を加える。お好みで黒こしょうを。
アスタキサンチン:エビ
リコピン:トマトジュース
ビタミンC:レモン
ビタミンE:アーモンド、オリーブ油
β-カロテン:水菜、にんじん
3.鶏団子のカレートマト豆乳鍋
カレールウじゃなくてパウダーで。ナンプラーを加えてタイ風に
●材料(2~3人分)
鶏ひき肉……200g
片栗粉……小さじ1
塩……ふたつまみ
ミニトマト……15個
なす……2個
赤パプリカ……1個
黄パプリカ……1/2個
いんげん……5本
ねぎ……1本
にら……少々
ごま油……小さじ2
[鍋のもと]
かつおだしの素(顆粒)……大さじ 1
昆布だしの素(顆粒)……大さじ 1
カレー粉……大さじ2
ナンプラー……大さじ2
白すりごま……大さじ3
酒……大さじ2
すりおろしにんにく……大さじ2
調製豆乳……400㎖
水……200㎖
●作り方
①鶏ひき肉は片栗粉と塩を混ぜ、一口大の団子状に丸める。なすと赤・黄パプリカは乱切り、いんげんは5㎝長さの斜め切りにする。ねぎは斜め切り、にらは小口切りにする。
②鍋に[鍋のもと]を入れて火にかけ、沸騰したらにらとごま油以外の材料を入れて煮込む。
③最後にごま油をたらし、にらを散らす。
ポリフェノール:なす、カレー粉
リコピン:ミニトマト
ビタミンC:にら、パプリカ
ビタミンE:白すりごま
β-カロテン:パプリカ、いんげん
撮影/田村昌裕〈FREAKS〉 スタイリスト/曲田有子 調理/Atsushi 取材・文/広沢幸乃 構成/渡辺敦子〈BAILA〉 ※BAILA2021年1月号掲載
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