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東原妙子さんが淡路島へ一人旅。『禅坊 靖寧』でワークアウトプログラムを体験!

『BAILA』をはじめ多くの女性ファッション誌でエディターとして活躍し、人気ブランド「uncrave WHITE」のクリエイティブディレクターも務める東原妙子さん。この夏、話題の淡路島「禅坊 靖寧」で過ごした一泊二日の旅を寄稿してくれました!

淡路島の大自然のなかで体験する座禅リトリート

東原妙子 c1

最近、「淡路島がアツい」という噂をやたらあちこちで耳にしていて、必ず出てくるのが“東経135度”というキーワード。聞くと、今このラインに位置する土地が最も強力なパワースポットだと言う説があるのだとか。

今回旅した『禅坊 靖寧』は、淡路島の北部、まさに東経135度の地で禅体験ができる施設。

普段は日帰りのみなのですが、新月と満月の夜などは一泊二日の宿泊プランがあり、禅の思想を取り入れたデトックスとリトリートのワークアウトプログラムを堪能できると聞きつけ行ってきました!

壮大な自然に調和するアートな木造建築が出現!

  • 世界的に権威のある「プリツカー賞」を受賞された建築家・坂茂氏の設計の木造建物
  • 東原妙子 後ろ姿

新神戸駅から車で約30分。到着してまず感動するのは、その素晴らしいロケーション! 


淡路島の大自然に囲まれた崖に、突如宙に浮かぶように現れる木造の建物。世界的に権威のあるプリツカー賞を受賞された建築家・坂茂氏の設計で、芸術的な存在感を放ちながらも、ちゃんと自然に調和しているんです。

  • 力強い書
  • 茶道体験として自分でたてた抹茶と季節の和菓子

入口で力強い書に出迎えられながら、15時のチェックイン。ウェルカムドリンクは、茶道体験として自分でたてた抹茶と季節の和菓子をいただきます。

起きて半畳、寝て一畳

宿坊は、窓の外の壮大な景色以外何もない清潔でシンプルな空間です。「起きて半畳、寝て一畳」の精神に基づき、寝床は本当に一畳の畳。そこに布団を敷いて眠ります。

ZEN WELNESSの時間

そして、着替えたらいよいよ「ZEN WELLNESS」の時間。日本杉を組み合わせて作られた全長100mのウッドデッキは、裸足で歩くと木の温もりと香りが身体に伝わって心地いい。

  • 東原妙子 ZEN WELNESSの時間 1
  • 東原妙子 ZEN WELNESSの時間 2
  • 東原妙子 ZEN WELNESSの時間 3
  • 東原妙子 ZEN WELNESSの時間 4

瞑想インストラクターは、元ミス・インターナショナル日本代表の金ケ江悦子さん。穏やかな美声に導かれるままに、目を閉じて、呼吸を意識し、体をゆっくり動かして、耳を澄まします。


聞こえるのは、鳥と虫の鳴き声、葉ズレの音だけ。縮こまっていた頭がふわっと開いて五感が研ぎ澄まされる感覚は、初めての体験でした。

醸造調味料のみで作られた、美しく洗練された禅坊料理

醸造調味料のみで作られた、美しく洗練された禅坊料理

夕食の禅坊料理は、「醸造料理人」として知られる伏木暢顕シェフが手がけていて、砂糖、油、乳製品、小麦粉、動物性食品は一切使わず、調味料は1〜3年の時間をかけて作られた醸造調味料のみ。

味噌、醤油、みりんなどを蔵元から直送で手に入れ、発酵が止まっていない調味料を使用しているのだとか。

  • 精進料理
  • おしるこ

禅坊料理と聞いて、実は禅寺の質素な精進料理を想像していたのですが、こちらは三段重に並べられた盛り付けの美しさ、そして優しいながらも豊かな味わい、その隅々まで丁寧に作られた食事に感動もひとしお。


人一倍食い意地のはった私にもちょうどよい量でしたが、それでも不安な食いしん坊には、デザートのおしるこ&軽いお夜食も用意されているのでご心配なく!(笑)

満月のパワーを浴びながら、貴重な夜の禅体験

  • 満月のパワーを浴びながら、貴重な夜の禅体験
  • 満月

夜は、昼間とはまた違った、満月のパワーを感じながらの「ZEN WELLNESS」。この日は偶然にもスーパームーン。


あいにく雲が多く、なかなかくっきりと見ることはできませんでしたが、この特別な場所で見上げるとおぼろげな風情も何だか余計に神聖さを感じたりします。


そのあとは、ヨガをしたり、書道をしたり、月の光を浴びながらお散歩したり、シャワーを浴びたり、各自自由に過ごして就寝。

翌朝は澄んだ空気の中、おつとめの時間と朝食を

翌朝、起床時はアラーム禁止。鐘の音で目覚めウッドデッキに集まると、まずは朝のおつとめの時間です。各自一枚雑巾を渡されてお掃除開始!
 

小学生以来の雑巾がけは、見るも無残な姿で一往復で断念しましたが(笑)、朝の澄んだ空気を感じながら身体を動かすのは清々しい体験でした。

朝のZEN WELLNESSでひと呼吸

そのあとまた、朝の「ZEN WELLNESS」でひと呼吸。

朝食は、お粥がメイン

朝食は、お粥がメイン。淡路島はお米も野菜も本当に滋味深く、最初は控えめに茶碗によそったものの結局何度もおかわりしてしまいました。

伊弉冊神社

10:00に部屋を片付け、チェックアウト。一緒にワークアウトを体験した方たちとはすっかり仲良くなり、帰り際は名残惜しい気持ちでした。


そのあとは、少し足をのばして「伊弉諾神宮」を参拝。「国生みの神」として知られるイザナミノオオカミが祀られているこちらも、同じく東経135度線上に位置するパワースポットなのだそう。


他にも、湯治プログラムのある温泉や畑の中にある農家が営むレストラン、美味しいお鮨屋さんなど、淡路島には魅力的な場所がたくさんあって、次に訪れる楽しみができました♡

東原妙子 awajishima resort代表取締役社長の大日向由香里

そして今回の滞在中、今回の「禅坊靖寧」を手掛ける「awajishima resort」代表取締役社長の大日向由香里さんに偶然お会いすることができました。

東京から淡路島に移住してすぐに教育や医療の充実を進め、観光だけでなく、自然と調和しながら暮らす新しいライフスタイルを実践されている方。「『淡路島に来たら元気になった』と言って頂けるような“Well-being”な環境作りを進めていきたい」という想いを伺い、それはまさに私が今回のステイで感じたこと。

禅と聞いて、何となく肩をピシーン!とやられる修行的なストイックさを想像していたのですが、禅坊靖寧での一泊二日は、豊かな大自然に囲まれ、余計なものを排除したミニマルな環境の中で、リラックスしながら多くの気づきや感動をもらいました。


忙しい日常から離れ、自分と向き合うマインドフルネスな時間は、本当の贅沢! 淡路島からたくさんのパワーをもらい、心身ともに満ち足りた気分で帰路につきました。

座禅リトリート『禅坊 靖寧』

〒656-2301 兵庫県淡路市楠本字場中2594-5

☎ 0799-70-9087

公式サイトはこちら
東原妙子/Taeko Higashihara

エディター・ライター・uncrave WHITEクリエイティブディレクター

東原妙子/Taeko Higashihara


東京都生まれ。 慶應義塾大学卒業後、銀行に就職し、25歳で編集者に転身。 現在は『BAILA』をはじめ多くの女性ファッション誌を中心に、広告やカタログの製作を手掛ける。また、人気ブランド「uncrave WHITE」のクリエイティブディレクターを務め、他にもアパレルブランドのディレクションやバイイングなど編集者の枠を超えて活躍。

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