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【30代のリアルな財政事情】ファッション命! 毎月20万円使うほど好きなものにはとことんお金をかける34歳事務系総合職

同世代の働くBAILA読者たちって、どれぐらい稼いでいるの? 収入と支出の内訳は?

気になるお財布の中をちょこっとのぞき見させてもらシリーズ企画。今回は、ファッション大好きなC子さん。「装いは自分をプレゼンする大切な要素」と語る彼女の財政事情は……?

目次

  1. 1.C子さんのお財布事情
  2. 2.手取り年収は600万円台だが家賃補助の支給があり実質賃金は高め
  3. 3.ファッションは気に入れば、値段は関係なく迷わず購入
  4. 4.美容代は“整え”にお金をかける
  5. 5.お金は使ってこそ。ただ、夫婦で生活防衛のための工夫も

1.C子さんのお財布事情

事務系総合職

C子さん(34歳)


年収 900万円(ボーナス年2回、家賃補助込み)

手取り月収 35万円

一か月の支出 一覧 C子さんの場合

2.手取り年収は600万円台だが家賃補助の支給があり実質賃金は高め

都内のマンションでパートナーと二人暮らしのC子さん。福利厚生が充実した会社で、しばらくの間は半額以上の家賃補助が出るため、家賃支払いはC子さんの担当。毎月、実質負担額の7万円のみ支払っているそう。

「年収900万円で、手取り年収は600万円ほどになるのですが、それでも福利厚生が手厚い会社なので助かっています! 夫は外食でお金を使うタイプですが、私は自炊したいので、トータルの食費は月に4~5万円程度でおさまっています。生活費はすべて夫婦の口座から引き落とされます」

3.ファッションは気に入れば、値段は関係なく迷わず購入

バッグや靴

New Africa / shutterstock

30歳になったのを機に「キャリアアップをしていくためにも、服や小物にはある程度お金をかける必要がある」と感じたC子さん。現在は月に20万円以上使う場合も!
「朝から寝る直前まで関連情報をチェックしているぐらいのファッション好き。昨年の夏からシューズにハマって、ブランドシューズを5足購入しました。どれも1足10~20万円と決して安い買い物ではないですが、コーディネートごとにあったシューズを合わせたいので、細やかなディテールが異なるものを揃えました。ローテーションすることで、いい状態を保つことにもつながります。

特に気に入っているのは「ジルサンダー」のブーツ。上質で主張しすぎず、コーディネートを引き締めてくれるので重宝しています。私は会社でもプライベートでも着るものに妥協をしたくないので、いい買い物ができたかなと。ファッションは自分を外の世界へ表現する手段のひとつ。身につけることで、どういう仕事がしたいのか、どんな自分になりたいのかを明確にしてくれるものだと思っています」

4.美容代は“整え”にお金をかける

次に重視しているのは美容代。
「エステでオイルマッサージを月に約2回と、マンツーマンでピラティスのレッスンを受けています。エステは1回で1万5千円、ピラティスも個人指導なので安くはないですが、自分を整えるための費用だと思えば、高くないと考えています。その他、ヘアサロン代、コスメ代で3万円ほど。美容皮膚科へは通っていません。外部から働きかけるよりも、マッサージ、エクササイズなど体の内側から健やかさや美しさを引き出すことで自己肯定感も高まりますし、トータルで洋服が似合う体作りを目指しています」

エステ

Lysenko Andrii / shutterstock

5.お金は使ってこそ。ただ、夫婦で生活防衛のための工夫も

「夫婦そろって、あまりお金に執着がないほうかも」とC子さん。「不動産購入もしばらくは考えていません。二人で話し合い、“今しかできないことや、長い目で見たときに資産になると思うモノやコトに惜しまず投資していこう”という結論に。貯金は多い額ではないかもしれませんが、二人で合意が取れているので不安はありません。資産運用として株購入をしていますし、それぞれが就労不能保険と終身保険にも加入。どちらかが倒れても、生活レベルが落ちないようにリスク対策はしています」

取材・文/石井絵里

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