大人が新しい友達をつくるには? 新友と出会ったきっかけとして多く上がった、「職場」「友達の紹介」「習い事」を通じて実際に出会えた読者の体験談をリポート。頼ったりお願いしたり、勇気を持って、ちょっと図々しく近づくのが第一歩⁉
CASE_1 Aさん(39歳・クリエイティブ職)
初対面から気が合った取引先の女性とお互いの家を行き来する関係に!
「初対面のときから、不思議と親近感を感じていた仕事の取引先の女性。一緒にいると長年の友達のような安心感があり、仕事の流れで飲みに行くようになりました。最初はたわいもない話で盛り上がっていたのですが、次第に休みの日まで電話で話すほど仲がよくなり、プライベートな悩みも相談し合う関係に。住む場所が離れてしまった今も、仲のよさは変わらず。お互いに行き来して定期的に会う機会をつくっていて、彼女がこちらに遊びに来るときは、私の家に泊まっています」
CASE_2 Bさん(34歳・マスコミ)
結婚式で、新婦の元同級生と意気投合。泊めてほしいと頼ったことから仲が深まった
「友人の地元、沖縄で結婚式に参列したときのこと。友人の高校時代の同級生として紹介されたAと二次会で意気投合し、連絡先を交換しました。翌月、趣味のスキューバダイビングをするために沖縄旅行を計画していたら、ホテルが軒並み満室。Aに相談したら、“うちに泊まる?”と提案してくれて、現地で私とAそれぞれの友達と飲んで大盛り上がり。急速に仲が深まりました。今は沖縄に行くたびに泊まらせてもらい、夜な夜な飲んだりキャンプをしたり。こんな出会いは学生以来!」
CASE_3 Cさん(40歳・メーカー)
資格の学校は、新しい出会いの宝庫! 生涯大切にしたい仲間ができました
「大人になってからできた友達と出会った場所は、資格の学校。当時、私は気象予報士の資格を取るために、働きながら学校に通って勉強していました。そこで出会った人たちは、年齢も経歴も職業もバラバラ。普段は出会えないような人たちとの交流は、すごく刺激的でした。中でも、とくに仲よくなった友人とは、10年以上のつきあいになります。結局、資格を生かした仕事に就くことはかないませんでしたが、かけがえのない仲間と出会えたのでまったく後悔していません!」
イラスト/ヤマサキミノリ 取材・原文/中西彩乃 ※BAILA2024年11月号掲載