パートナーとの暮らしは楽しいけれど、お金にまつわる価値観が違うと地味にストレスがたまるもの。そこで今回は、不安・不満があるカップルのマネープランを深掘り。マネーライフから浮かび上がる“足りないもの”を専門家が分析&アドバイス! 夫婦の金銭感覚のズレを調節する方法とは?

ファイナンシャルプランナー
風呂内亜矢さん
身近なお金の話をわかりやすく発信。『9割が知らずに損してる! スマホ決済「超」入門』(青春出版社)など著書多数。

金融教育コンサルタント
上原千華子さん
金融教育家。心理学・脳科学を活用した独自メソッドを提供。著書に『ファイナンシャル・セラピー』(JMAM)がある。
金銭感覚についてのずれがある
夫・Hさん 37歳(金融系) 妻・Gさん 30歳(事務系)
結婚/5年目
預金/合わせて約600万程度
投資/約300万(Gさん)、約400万(Hさん)

「収入の多い夫が家賃・光熱費・外食費を負担。自炊と日用品は私が負担し、それ以外は各自で管理。貯蓄はお互いのボーナスからまとまった額を共有口座に入れています。700万円たまったら、ボーナスを投資に回す予定。私はどちらかというと将来に向けてためたいタイプで、夫は“今の楽しみ”にもお金を使いたいタイプなので、外食の頻度などに温度差を感じることも。私としては家族が増える前に家計を一緒にしたいと考えています」(Gさん)

【お悩み1】パートナーと金銭感覚のチューニングをしたい
彼は外食多めで、年数回の野球試合のために高額な道具をそろえようとしたことも。私は「それ必要?」とストレートに言ってしまうので、上手な伝え方も知りたいです。
【Advice】自由に使える「お楽しみ枠」を設定することでストレスを削減
「将来的に家計を一緒にしたいという希望があるなら、『彼とはお金ぐせのタイプが違う』と認めた上で運用ルールを決めるのもひとつの手。たとえば、各自が自由に使える『お楽しみ枠』を決めると衝突も回避できるはず。もし相手の出費が気になったら『それはお楽しみ枠で買うの?』と自然に聞けますし、何か大きな出費がある場合は『来月分に回さない?』と相談すれば会話のキャッチボールが生まれやすくなります」(上原さん)
帰省などのイベント費の備え方は? 夫婦の貯蓄はボーナスからでOK?
実家が兵庫と香川なので、帰省などのイベント費用はどう備えるべき? そもそも今はボーナスから貯金しているけれど、毎月コツコツためるほうがいいのでしょうか?
【Advice】自分たちに合うのはどちらなのか月額方式も一度試してみましょう
「ボーナスから貯蓄やイベント費などをやりくりすることに不安があるなら、帰省時の交通費や旅行費などの予算を月々で割って毎月の収入からためていくサイクルをつくってみましょう。ボーナスでやりくりするのと、どちらが自分たちに合うか検討を。また、共有の貯蓄口座は名義人に何かあった場合すぐに動かせないなどのリスクがあるので、各自で貯蓄用口座をつくって家計簿アプリで連携するほうが安心です」(風呂内さん)

イラスト/コナガイ香 取材・原文/国分美由紀 ※BAILA2026年6月号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。














































