パートナーとの暮らしは楽しいけれど、お金にまつわる価値観が違うと地味にストレスがたまるもの。そこで今回は、不安・不満があるカップルのマネープランを深掘り。マネーライフから浮かび上がる“足りないもの”を専門家が分析&アドバイス! 家計のことを任せきりにしてくる夫への不満と悩みにこたえます。

ファイナンシャルプランナー
風呂内亜矢さん
身近なお金の話をわかりやすく発信。『9割が知らずに損してる! スマホ決済「超」入門』(青春出版社)など著書多数。

金融教育コンサルタント
上原千華子さん
金融教育家。心理学・脳科学を活用した独自メソッドを提供。著書に『ファイナンシャル・セラピー』(JMAM)がある。
パートナーにもう少し主体性を持ってほしい
妻・Eさん 35歳(サービス業) 夫・Fさん 35歳(建築業)
結婚 7年目/子ども一人
預金 約400万(Eさん)、約800万(Fさん)
投資 約800万(Eさん)、約1000万(Fさん)

「ローン返済を含む、家庭にかかる全予算を夫婦で50%ずつ負担して、残りを各自のお小遣いにしています。実は結婚直後に夫がまったく貯金していないと知り驚愕(笑)。そこから月々の貯蓄額と投資額を決め、私が家計管理を担当。家計や投資については3カ月ごとにファイナンシャルプランナーさんと相談していて、夫も時々同席するものの基本は私に任せきり。言えば協力してくれるけれど、本音を言えばもう少し主体性がほしい」(Eさん)

【お悩み1】家計についてパートナーにももう少し主体性を持ってほしい
彼なりに考えてはいるようですが、出産で100万円の出費があっても気づかないどころか「着実にたまってるよね」と嬉しそう。求めすぎないほうがいいのでしょうか……。
【Advice】パートナーの関心があるテーマで一緒に作戦会議を立ててみる
「意識を変えるための行動には、①毎月数字を“確認する”②支出の優先順位や積立額などを“決める”③運営に“責任を持つ”という3段階があります。ただ、タイプによっては①がストレスになる可能性も。もしパートナーが教育費や老後資金などの『お金を増やす』ことに関心があるなら、②を軸に『将来のお金と投資について一緒に作戦会議をしよう』と巻き込んでいくと、責任感が生まれやすいかもしれません。(上原さん)
【お悩み2】50:50で負担しているが、家事や育児もあり理想の割合を知りたい
年齢も年収もほぼ同じなので支出を折半にしましたが、出産後は家事や育児などで私の心身の負担が増加。もうすぐ仕事復帰するので、円満な形で割合を見直したい。
【Advice】「割合の変化」あるいは「時間」どちらが納得できるか比較検討を
「パートナーのFさんはおそらく気づいていないだけなので、きちんと伝えればEさんの負担を理解できるはず。たとえば、育休中の年収をベースに割合を見直す、家事育児にかかる時間分を時給計算して相手に出してもらう、あるいは割合を変えずに自分の時間を確保できるようケアしてもらうなど、Eさんが納得できる形に落とし込めるのが『割合の変更』なのか『時間』なのか考えてから相談するとスムーズです」(風呂内さん)

イラスト/コナガイ香 取材・原文/国分美由紀 ※BAILA2026年6月号掲載

BAILA編集部
30代の働く女性のためのメディア「BAILA」。ファッションを中心にメイク、ライフスタイルなど素敵な情報をWEBサイトで日々発信。プリント版は毎月28日頃発売。














































